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ザ・日本男子、みたいないかにもイケメンと言った人が立ってた。
加「すまない、私は海原加衣と言う。」
「お、桜花瑠花です…。」
どうでも良い事考えてたら、急に自己紹介が始まり釣られて名前も言ってしまいヤバいと焦るが言ってしまったものは仕方がない。
加「そうか。…桜花と言うのは、確か高校から入った…。」
生徒会「会長、そろそろ…。」
加「そうだな。桜花、また会おう。」
「…。」
出来れば、権力者には関わりたくないです…。
生徒会とは学校の最高権力と言っても過言では無い。
中学の頃なんて、孤児と言うだけで周りに陰口を叩かれて居た。
それで怒って泣いても誰も助けてくれる人は居ない、黙って無視して耐え忍ぶしかないのだ。
孤児院が強制的に武道を嗜む場所だったから良かったものの、無い噂が一人歩きして大変な事になり、学校に行けなくなる子供が何人も居た。
「……。」
…権力者なんて居なくて良い。
しばらくその場に突っ立って生徒会の消えてった方向を見てたら、チャイムが鳴って慌てて教室に向かう。
一発目から遅刻は不味い。
転入一日目、俺は校則を破らないように、足早に教室へ向かったのだった。