連れてこられたのは今朝の空き教室。
先輩は教室の鍵を開け中に入ると鍵を閉めソファーに座った。
もちろん手を掴まれてるため私もソファーに座ってしまった
なんで先輩はここに連れて来たんだろうそれとなんで鍵を閉めたの?
突然のことで頭の中はパニック状態だ
「あー、ごめんね。きゅーに連れてきて。」
「どうして私を連れてきたんですか?」
「なんとなく」
なんとなく?それだけ?
それだけの理由で私はここへ連れて来られたのだろうか
ほかにも理由はありそうだが本人がいうならそうなのだろう
先輩は私をじっと見つめる
「えっと、なんですか…?」
「んー?唇美味しそうだなって」
「ッ!」
きき間違いじゃないよね?
今先輩唇美味しそうって言った?
「ねぇ、キスしていい?」
聞き間違いではなかったみたいです
「だ、だめです、!」
恐らく私の顔は真っ赤だろう
異性との関係があまりないため免疫がないのだ
「いやなら逃げて」
そう言うと同時に唇にあたたかく柔らかいものが触れた
先輩の唇だと理解するのに時間はかからなかった
「んっ…」
唇の感触を楽しむように角度をかえながら口付けをした
こんなこと、ダメなはずなのに嫌だとは思わなかった
それどころかもっとしてほしいそう思った
息苦しくなり酸素を求め口を開けた瞬間生暖い何が口内へ侵入する
「んぁ…っ」
声でちゃう
恥ずかしい…
「もっと口あけて」
更に深く舌を絡め、私の舌を虐める
だんだん頭の中がふわふわしてきて、さらにキスを求めてしまう
「かわいい…。目がとろーんってしてる。」
先輩が何か言ってるけどふわふわしてる私には聞こえていなかった
軽くチュッと音をたてるキスをすると私をぎゅと抱きしめた
「そんなに気持ちよかった?」
「わ、分かりません…」
気持ちいいかなんてキスが初めての私には分からなかった
キス…初めてしちゃった…
「ねぇ、また明日放課後ココにおいで。」
「はい…」
「このことは秘密だよ」
先輩には逆らえない
先輩のことすき…なのかな?
また会いたいなんて思っちゃう
私と先輩の秘密約束
…NEXT
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