コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
キーンコーンカーンコーン……
僕は産まれてきたばかりの雀だ
何も知らない純粋無垢な雀だ
そうだ!僕は雀なんだ!
豪華な建物の前に 僕は立っていた
グリーン先生「今日から皆さんはここの生徒です。Skyアカデミーの生徒の自覚をもって下さいね!」
オレンジ君「あの先生まじで怖いよな…(ヒソヒソ)」
レッド君「あー、俺も思った….(ヒソヒソ)」
グリーン先生「そこ!話すな!」
ビクッッ
グリーン先生「これからは気をつけて下さいね?(圧)」
グリーン先生「まあ良いでしょう….さて、皆さんの将来なりたい姿を班の人と話し合って下さい。」
ピンクちゃん「こんにちわぁ!レッド君は将来何になりたいのぉ?」
レッド君「俺はなぁ、11枚羽になりたい!」
ピンクちゃん「凄い!かっこいい!」
ピンクちゃん「ねぇねぇ、君の名前はなんて言うの?」
僕「分かんない」
ピンクちゃん「まだ名前貰ってないの?」
僕「分かんないよぉ」
ピンクちゃん「へぇー….」
グリーン先生「では、次はペアを決めて下さいね」
僕だけ余った
名前が分からないの
僕だけかもしれない
怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
虐められちゃうのかな…僕。
学校が終わった。
もう行きたくない
つまんないもん
僕はそんなことを考えながら知らない道を歩いた
歩き続けた
僕「綺麗…!」
僕「今日からここが僕の秘密基地だ!!」
バタッッ
僕「芝生が気持ちいいー!」
思わず口に出すほど綺麗だった
学校よりずっと楽しそうだった
ずっとここに居たい
ガサガサガサッ
僕「ヒッッ」
僕「だ…….誰かそこに居るの?」
???「あ?」
僕「来るな!来るな!ここは僕の秘密基地だぞ!」
???「え?な?んん?随分ガキじゃねえか」
僕「失礼な!」
???「雀か?大人しく学校に居ろよ」
僕「嫌だ!てかおじさん誰だよ!」
おじさん「教えなーい」
僕「もー…..」
おじさん「お前こそ誰だよ笑。名前は?」
僕「わ、分かんない」
おじさん「もしかして、無いのか?」
僕「そ、そうそう!無いの!」
おじさん「んじゃあ俺が決めてやんよ」
数分後….
僕「おじさん、決まった?その……名前….
…..」
おじさん「あぁ、今日からお前の名前は雀の【すー】だ」
僕「えー、変なの」
おじさん「口答えするな笑」
それからおじさんと僕は【親友】になった