駿佑side
今日4月1日はエイプリルフール。せっかくなので、恋人である謙杜に仕掛けて行こうと思う。内容は、謙杜の事が嫌いになったから別れよう。と言った物。という訳で彼が待つリビングに向かう。
駿 「謙杜〜。ちょっとこっち来てくれへん?」
謙 「はーい!」
キッチンで皿洗いをしてくれている謙杜を呼び出して隣に座らせる。
謙 「駿くんなーに?」
…..やっぱやめようかな?こんな可愛い彼女に嘘でも別れを切り出すなんて胸が張り裂けそう…..でもここまで来たんや。行け駿佑!
駿 「謙杜の事嫌いになってん。別れて欲しいんやけど。」
謙 「え…?泣」
もう既に泣きそうになっている彼女に飛びつかないようしっかり自分を抑え、日鍛えている演技を見せた。
駿 「そうやってすぐ泣くとこ。鬱陶しいねん。」
泣いてる姿天使です。可愛いからついつい泣かせたくなんねんな…
絶対思ってないような事をぽんぽん言ってしまう。俳優さんってすごいな…
謙 「ごめ、直すからっ泣!」
駿 「いっつも要らんくらいに引っ付いてきて、暑苦しいねん。…もう、耐えられへんねん。」
謙 「ダメな事、全部直す、から!泣 お願い、捨てないで…泣泣」
…あかん。限界や!
俺は謙杜を抱き上げ自分と向き合うよう、膝の上に座らせた。
謙 「んぅ…?泣」
溢れ出た涙を懸命に擦りながらこちらを見る彼女に自分史上1番優しい目で話をする。
駿 「謙杜、今日何日か知ってる?」
謙 「4月、1日。…..エイプリルフールや….泣」
安心したのか泣きながら俺の胸に顔を埋める彼女。こんな天使、誰が振るものか。
駿 「謙杜ごめんな〜?ちょっといたずらしたかってん。」
謙 「ぼく、ホンマにダメかと思ったで?泣」
駿 「ごめんごめん笑 安心して?一生離さへんから。」
謙 「駿くん。…好きって、言って?泣」
駿 「謙杜の事が世界で一番好き。」
謙 「ぎゅってして…?」
駿 「ん、ぎゅー。」
この日から少しの間甘えん坊な謙杜が見れたのはここだけの話。
はい!今日はエイプリルフールでしたね!主も幼なじみに「私、寿命が1ヶ月しかないんだよね。」って言ったら、「無理。絶対ダメ!泣」って泣かれちゃって、ネタバレしたら抱きつかれました笑エイプリルフールの嘘も程々に!
それでは!
コメント
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甘々長尾くん可愛い… 道長も良き…( ´ཫ` )