m「また僕がこの人に頼まれちゃったの?」
f「うーん、、」
この人、とは、すごく僕が嫌いな人で嫌なこととか変なことしか言ってこない
しかもバーにいる時に
1週間来なかった日はすごく安心だったのに、
いつも来て僕しか指名して、馬鹿みたいなこと言ってきたり、酷い日は体を触ってきたりしてきた
で、
今日また来て、今は他の子達が対応してくれて外で待ってもらってる
たまに外から聞こえてくる何かの声
f「……、やめとこうね」
m「…、 」
でも、なんか。
人と話したい。話してるのが僕な気がするから、
m「、今日で終わりにしません?あの人は」
せめて今日で話したりするのもここに来るのも最後にしてこれからは出禁にしよう
f「本当に大丈夫なの?」
m「はい、」
f「何かあったらすぐ呼んでね」
f「何回か他の子達にも通ってもらうから」
m「ありがとうございます、」
扉を開けて、その人に会って席まで案内をする
〇「mく〜ん、なんで今日はすぐ来てくれなかったのぉー?寂しかったよ」
m「ちょっと指怪我しちゃって手当してました、笑」
〇「え、そうなの」
普通に話せば大丈夫、普通普通。
いつもの僕だから
〇「mくんも飲みなよー、ほらほら」
飲みかけのを手に取ってグイグイ押し寄せてくる
m「あはは、僕はいいです…」
〇「いいから、ほら、仮面邪魔でしょ?外してあげるよ」
m「っ、!!」
仮面は、仮面だけはやだ。
僕のことを押し倒してきて、無理やり仮面を外そうとしてきた。
僕よりもでかいから、当然力は勝てそうにない
f「!ちょっと、!!」
僕に気づいてくれたのか、涼架さん達が押さえつけて何とか取られないですんだ
すぐに帰らせた
やっぱり無理
m「っ、ごめんなさっ、泣」
f「元貴が謝ることなんてないんだよ、」
m「ん~んッ、めいゎく、かけちゃったッ…」
最初は、ただ僕が最後に話しとこうだけで終わらせようとしたけど。
結局こんなことになっちゃった。
僕が馬鹿すぎた
m「ふ、ぇッ、んぐっ、泣」
f「ん〜、よしよし」
大きいくて暖かい腕でぎゅ〜ってされて、涼架さんのあったかい僕の大好きな手で頭を撫でられる。
なんだか懐かしい気がする
m「りょ、っうかさぁッ」
f「ん〜ー、w」
・「涼架さん、お母さんみたい…w」
f「まぁ、ね~初めてあった時もこうしてたよねー、w」
・「懐かしいですね」
m「…ん、…すー、」
涼架さんで安心したのか、腕に抱きついたまま寝てしまった
ほんとに、昔から変わってないなぁ
・「仮面外しましょうか?」
f「うん、もうお客さんもいないしね」
そーっと起きないように手を近づけて仮面を取る
・「………、やっぱり、」
仮面の下を見ると、何回でも見たくなるほど綺麗で美しい顔をしている。
正直隠してるのはもったいないほどに
f「んふ、かわいー顔してるよね」
・「まじで、忘れられないほどの綺麗で可愛いですよね」
規則正しい寝息が聞こえる
こんなに小さいのに抱えてるモノが大きいのは本当に助けたいって思っている
心の底から思っている
こんな子、ずーっと笑顔でいいのに
コメント
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やば神作過ぎて泣いちゃうわ、感動泣き?ですよ感動泣き
仮面…被ってたんだ…