「はい号令ー」
「姿勢を正して」
「お願いします。」
〜〜〜〜〜~〜~〜~〜~
、、、、、、、、、教師って、、、、大変だなぁ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈俺の名前は吉川 佑季(よしかわゆうき)。24歳でここらではちょこっと有名な△△大学に通っている。そして俺の将来の夢は中学の国語教師になる事だ。その目標に向かって日々勉強している訳だが、ある日夢に近づくための第1歩になる〝教育実習〟という試練が俺に与えられた。今、それが始まった訳だ
大変な事もあるだろうけどきっと乗り越えてみせる。あいつとも、、約束したんだし。
でも、、、
やっぱり寂しいなぁ、、
約1年前
佑季)やっべぇ!!遅刻する〜!!なんで起こしてくれなかったんだよ!
未帆)はぁー?私は何回も起こしたっつーの。起きなかったのあんたじゃん
これは俺の彼女の川瀬 未帆(かわせみほ)。俺と同じ大学に通っていて、将来は同じ学校で一緒に働こうと言っていた。
未帆)準備は?
佑季)おっけ!!
未帆)忘れ物は?
佑季)無い!!
そう言って学校へ向かい、俺らの1日が始まる。
大学は同じでも専門する教科は違うからもちろんクラスも違う。俺は国語で未帆は体育。あの大人しい面して運動神経が俺よりもいいなんてなーw
学校を終え、家に帰って来てからは課題を終わらし、リビングで晩御飯を食べる。その後順番に風呂に入り、就寝。それで俺らの一日が終わり、また明日を迎える。未帆と居られるは時間がかけがえの無いものでずっとずっと続いていて欲しかった。いや、彼氏という立場からこそ絶対に続けて見せると心に誓っていた、
でもそんな事を言っていられるのもつかの間だった。未帆が倒れたのだ。大学で授業を受けている最中に。元々体は強い方では無かった。でも、心配性で、強がりで、俺の事を大切に思ってくれている未帆だからこそ無理をしてまで隠していたのかもしれない。本当はめちゃくちゃ苦しかったはずなのに。俺は自分を悔やんだ。自分の事しか考えないで、未帆の事には気づけなくて、、彼氏なのに、、、誰よりも未帆を知ってるはずなのに、、、そう考えていたらすぐ病院に着いた。俺は走って未帆の居る病室へ向かった。
佑季)未帆!!
タタタタッ
佑季)未帆!!未帆!!!返事しろ!未帆!!
看護師)お、落ち着いてください!!
佑季)落ち着いていられるk
看護師)あちらに、、先生がいらっしゃいますので、話を聞いてきてください。
佑季)ッッ、、、はいッ、、
スタスタスタ
医者)、、吉川佑季さんですか?
佑季)はい、。
医者)今の未帆さんは一命を取りとめていますが原因は我々には分かりませんでした。でも何かしらの以上が心臓に発見されました。なので、、もう、そう長くは持たないかともせれません。
佑季)そう、、ですか、、、
心の準備をする前に告げられてしまった。俺の顔きっと青ざめ切っている。この日から俺の楽しかった日常は、色を失っていった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜〜?
せ〜せ〜?
先生ー?
佑季)、、、え?
生徒1)せんせー?
佑季)あ、あぁごめんごめん
生徒2)魂で抜けてましたけど
佑季)そ、そうかな〜?wあ、ていうかみんなは名前なんて言うの?
生徒1)私は○○!
生徒2)僕は✕✕です!!
生徒3)、、、
佑季)○○ちゃんと××くんね、、君は?
生徒3)、、、あかげ、、みほ。
佑季)え、、、、、?
1章ー1
終
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