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晴明公様の屋敷に来て2日目の夜
晴明公様、白虎さん、僕で食事をしていた
晴「そうだ、紡」
「はい」
晴「実は一条戻り橋に穢が出たらしいんだ」
「確か、この世とあの世を繋ぐ橋…ですよね」
白「そうだよぉ〜」
晴「それで今日、紡と一緒に討伐しようと思ってね」
「……え?」
白「ちょ、晴明くん??」
晴「大丈夫、今日は助っ人がいるから」
「は、はぁ…」
この世界の深夜2時
丑の刻参りの時間になった頃、晴明公様に起こされた
晴「行くよ」
「はい」
呪符と霊符と言う御札を
茶色の革製のポーチに入れて腰あたりに付ける
晴「準備は出来たかい?」
「はい」
晴「じゃあ行こうか」
白「御意」
一条戻り橋に行くとそこには何かの気配があった
晴「そろそろ助っ人がくるよ」
「え」
すると後ろから鳥が羽ばたいたような音がした
驚いて振り向くとそこにはお昼来た
花魁の灯李さんが居た
灯「来ましたよ、晴明様」
?「見ない顔だな」
灯「八咫の旦那がずっと高天原にいるからよ」
「烏…?」
灯李さんの横にいる少年は黒い羽根が生えていて
こちらを不思議そうに見ていた
?「僕は八咫烏、神の使いさ」
八「君は…最近有名になっている紡って少年?」
「はい…」
八「へー」
灯「ゆっくりお話してる暇ありまへんで」
灯「ちょいと強めな穢がいるようだね」
すると一条戻り橋には黒いモヤがかかって
モヤが無くなった時には化け物がいた
言葉では表せないような
怖くて、醜いナニカ
「ヒュッ」
灯「天空式纏妖刀」
灯李さんは霊符を持ち呪文を唱えた
灯「裂破」
するとどこからか現れた巨大な妖刀が穢を
切り落とした
切り落とされた穢はボロボロと崩れどこかへ飛んで行った
「ひゃっ……」
灯「やはり、低級穢なだけありんして弱いねぇ」
八「だなぁ」
晴「これが十二天将の力であれが低級穢」
晴明「勉強になったかい?」
「…はい!」
晴明公様の屋敷にもどり
僕に与えられた部屋に入って読書をしていた
すると襖を誰かがノックした
「はい」
襖を空けるとそこには白虎さんがいた
白「ちょっとだけお邪魔するねぇ〜」
白虎さんは沢山の本を抱えていた
「わ、これ…」
白「晴明くんに持って行ってーって言われたのとぉ〜」
白「紡くんが好きって言ってた本だよ〜」
「っ!ありがとうございます!」
白「いいよいいよ〜」
白「あ、あと敬語じゃなくていいよぉ〜 」
「あ、ありがとう!」
白「うん、じゃぁね〜」
白虎さんが持ってきていた本は
宇治拾遺物語、今昔物語集、大鏡や
陰陽五行思想についての本だった
きっと晴明公様はこれを読んで
白虎さんを使役出来るよう
なってほしいのかもしれない
イラスト↓
晴明公と白虎から本を頼まれたので
渡しに行くときの椛と月影
文字が見えにくい人用↓
椛「わ、月影さん」
月「流石にか弱いレディーにこれ全てを持たせる訳にはいきません!」
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