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もう一度君と

1 - 終わったかもしれない、でも終われない想い

♥

20

2025年08月17日

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夜が明けたあとの静かな街。

〇〇は、小さな部屋の窓辺に佇み、昨夜を思い出していた。










━━━ はじまったばかりのおわり。

ふたりの時間は幸せだったはずなのに、今はもう戻れない夢にしか見えない。

まだ漂っている香り、あの人の仕草、小さなぬくもり。全てが夢だったのかもしれない。


目が熱くなって、固まったような涙がこぼれそうになる。

〇〇はナルニアを想いながら、ただ尽くしてきた日々を思い出す。

「….わかんないでしょ、わかりたくもないんでしょ」

どれだけ愛して、どれだけ伝えようとしたか。もうその声は届かない。













部屋に置き忘れたふたりの約束が、頭を巡る。

「いつだって傍にいてあげる」

「”会いたい”っていえば会いに行く」

そんな約束だけを置いて、


「どこに出掛けたの、」


その言葉だけが、形にならないまま残されていた。

なのに、今となってはいつでも会えるはずのあの人が、もういない


君以外の誰かを好きになるとか、ない

そう叫びたくなるくらい、〇〇の想いはナルニアだけを追っていて。

あの日のぬくもりを、どうしても忘れられなくて。

「….治してよ、君の”好き”の後遺症」

そう壊れそうな声で呟いてしまう。

傷を癒せるのはあの人の手だけなんじゃないかと、それだけが胸の中で正しく響いた。

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