テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
4,684
936
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1話完結系のお話です。
亡くなるなどの表現が出てきます。
苦手な方は見るのをお辞め下さい。
ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様のお名前をお借りしてます。
それではどうぞ!
登場人物
iLiFEサンから小熊まむサン、福丸うさサンです!
「最後に花」
夜の静かな庭。満開の花壇の前に、ふたりが立っている。そっと風邪が吹き、花びらが舞う。
まむ「…うさ、今日の花、きれいだね。」
うさ「うん…まむと一緒に見られて、良かった。」
まむは小さく笑うが、その目には涙が浮かんでいる。うさも口元を震わせながら微笑む。
まむ「ねぇ…うさ、覚えてる?初めてここにきた時のこと。」
うさ「うん。まむが変な顔して花を覗き込んでた。すっごく可愛くて…」
まむ「ありがとう。うさがいてくれて、ほんとに幸せだった。」
うさはまむの手をぎゅっと握る。
うさ「まむ…私も。ずっと、ずっとまむと一緒だった。」
まむは深く息を吸い、ゆっくりと目を閉じる
まむ「でも…もう、時間が来ちゃったみたい。」
うさ「いや…いやだよ、まむ。まだ一緒にいようよ。」
まむ「ごめんね…うさ。でもね、最後に花を見られて良かったんだ。うさに会えて、笑えて…幸せだったんだ。」
うさは涙をこぼしながら、まむの手を胸に抱く。
うさ「まむ…お願い、行かないで…」
まむ「うさ…行くけど…心配しないで。私のこと忘れないで。花を見たら、私を思い出して…」
風邪が強く吹き、2人の間の花びらが舞う。まむは静かに微笑みながら、うさの手を握り返す。
まむ「ありがとう、うさ。最後に…花を見られて、ほんとによかった。」
そして、まむはゆっくりと目を閉じた。うさはその腕の中で、ただ涙を流すしか出来なかった。
うさ「まむ…まむ…」
夜空に星が輝く中、庭の花は揺れ、2人の思い出だけがうさの胸深くに残るのだった…。