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岩本side
ほんとになんでかわかんない。
………まず、俺と翔太は別に付き合ってはない。
……そういうことはするけど。
翔太がみんなの前でもちゅーしてきたりするから周りからは付き合っていると思われてる。
翔太の、本当に好きな人からも……。
なんで、翔太は思わせぶりなことをしてくるんだろう……、
俺とあの人を重ねてるのかな…。
あの人としたいことを俺としてるのかな……。
ねぇ翔太………、これ以上好きにさせないでよ…。
この関係の始まりは、もう数年前に遡る。
元々俺は、翔太からあの人とのことについて相談を受けていた。
でも、いつからか翔太は俺にキスをしてくるようになった。
普通に、触れるだけのキス。
どういうつもりなんだろう、と思っていたけど、この関係を壊したくなくて聞くことができずにいた。
でも、いつものように相談を受けていた日。
その日は翔太の家で宅飲みをしていた。
翔太は酔ってきたのかわかんないけど、途中から口数が減っていた。
俺はちょっと酔っていたくらいで、つけていたテレビをぼーっと眺めていたら翔太にキスされた。
しかも、今までとは違う、深いやつ。
いわ)んっ!?んんっ、ふっ、ぁッッ…
なべ)んっ…………チュ、チュ、
俺は翔太に頭を抑えられて、離れることができなかった。
……いや、離れようとはしなかった。
いつもと違う感覚に、頭が追いつかず、いつの間にかソファの上で翔太に押し倒されていた。
翔太の目の奥には熱が宿っているように見えた。
翔太は酔っていたのか酔いが覚めていたのかどうかはわからないけど、俺は、好きな人のそんな姿を前にして拒むことができるほどいいヤツじゃない。
ごめんね、翔太……。
いわ)…いいよ、………きて……?
俺らは忘れられない夜を過ごした______________________
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