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第3話:不協和音の退魔師と、裏の守護者
律の暗躍を知らない政府から、一切の容赦がない冷酷な天才陰陽師・賀茂先輩が学校に派遣されてくる。賀茂はクラスに入るやいなや、荊棘の前まで歩み寄り、冷たい目で見下ろす。「お前からは大江山の最凶の鬼・酒呑童子の魔力が漏れ出している。即座に『処分』する」賀茂が呪符を構えた瞬間、律が五体投地(土下座)で滑り込んでくる。「冤罪です、暴力反対ィー!」賀茂は律を冷たく一蹴。荊棘は隙を突いて律の襟首を掴み、誰もいない雨の旧校舎へと逃げ込む。ついに追い詰められ、賀茂が放った強力な退魔の式神が荊棘に襲いかかる。荊棘が「堪忍してぇな……!」と、正体発覚を覚悟で髪を赤く染めようとしたその瞬間、律が「ひゃあぁぁ!」と叫んで荊棘の前に転び、彼女を物陰に押し込んだ。荊棘の視界から一瞬だけ律の背中が隠れたその瞬間、律の表情からヘタレの色が消える。「――『急々如律令』。……僕の管轄で、彼女に汚い呪力を向けるな、三流」律が指先を小さく一振りしただけで、最強のはずの式神が、跡形もなく一瞬で塵へと消滅。不可視の重力結界が賀茂を床に叩きつける。律は倒れた賀茂の耳元へ歩み寄り、「もし次、彼女の髪の毛一本でも傷つけようとしたら、賀茂の家系ごと歴史から消してあげるよ」と囁く。賀茂を気絶させたあと、律はすぐに「うわぁぁん!」と大泣きしながら荊棘の元へ飛び出す。「なんか急に落雷が起きて、賀茂先輩が自爆しちゃいましたぁ!」荊棘は「……自爆って、どんだけドジなエリートやねん」と呆れつつも、震えている律の頭をポンポンと叩く。「怖かったなぁ、律。うちが守ったるから、もう泣きぃな」
コメント
2件
いやぁぁぁぁ!!第3話読み終わったけどマジでやばすぎた😭💕💕 律がヘタレから一瞬でヤバいやつに豹変するシーン、鳥肌立った…!!「三流」って言い放つ声、脳内再生余裕だわ…!!しかもその後即座に「うわぁぁん!」に戻るギャップ萌えがエグい✨最後の「うちが守ったるから」で涙腺崩壊したよ…🥺💦 次話も楽しみすぎる!!