テラーノベル
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第4話:大江山の若頭と、裏の用心棒の冷戦
学校の正門前に、漆黒のド派手な高級外車が横付けされる。車から降りてきたのは、黒スーツをスタイリッシュに着こなした、酒呑童子の右腕だった最強の鬼――茨木童子だった。茨木は荊棘を見つけるなり、その場に跪く。「お迎えに上がりました、荊棘お嬢様。そろそろ人間の学校ごっこなど辞め、我ら鬼の一族を率いてください」荊棘は一瞬で顔を青ざめさせ、茨木の胸ぐらを掴んで校門の裏へと引きずり込む。「……ちょっと、何さらしてくれてんの。誰がお嬢様や、うちは普通の高校生や言うてるやろ。……頼むから帰って、トゲ刺すで」そこへ、律が「神酒さ〜〜ん! 怖いヤクザみたいな妖怪がいますぅ!」と涙目で走ってきて荊棘の背中に隠れる。荊棘は律を守るように一歩前に出る。「律、下がっとき。……おい茨木、この子はうちのクラスメイトや。手ぇ出したら、うちが絶対に許さへんからな」その瞬間、茨木と律の視線が火花を散らす。荊棘からは見えない角度で、律は「僕の獲物に気安く触るな」と冷徹な殺気を放ち、茨木も「貴様、お嬢の隣で何をしておる」と狂気の鬼気で睨み返す。荊棘にキツく凄まれた茨木は渋々撤退。荊棘ちゃんが知らないところで、「過保護すぎる天才陰陽師・律」vs「過保護すぎる最強の鬼・茨木」の、お嬢様をめぐる史上最悪の裏のキャットファイトが幕を開ける。
コメント
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第4話読みました!茨木さん、ガチで「お嬢様」呼びで迎えに来るとか渋すぎる(笑)律くんの「怖いヤクザみたいな妖怪」って表現と、裏ではお互いバチバチに殺気飛ばし合ってるのに、荊棘ちゃんにはバレてないっていう構図が面白すぎる。過保護バトル、まだまだ続きそうで楽しみです🔥