テラーノベル
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(ut視点)
ふと目を開けると、暗闇だった
辺りは一面黒一色
その中から、俺がでてきた
なんでか分からなかった。これは昔の…
『昔から
ろくでなし
何もできず
何も言えず
何も考えられず
ただヘラヘラと
薄っぺらな笑顔を浮かべて
…これは生きてきたと言えるの?』
『まるでマリオネットのように
誰かに従い、操られているかのように動き、
自分のことは後回しにする
これで…本当に良かった…のかな
どこで狂ってしまったんだろうね』
変なことを考えてたからか、変な夢を見た
兵士らの悪口のこと、その場を立ち去った自分のこと、見て見ぬふりをした自分の弱さのこと、
弱いのは…知ってる
zmとtnとshaは戦闘能力がずば抜けてる
chiもshpもemさんも力は俺よりもつけてきてる
rbrもいつも戦いやすいようにサポートしてる
俺は…何ができるんだっけ…?w
「…ッ…フフッァハハハハハハ、ァハハハハハハ」
おかしいことは分かっていた
なんで笑ってるかは分からなかった
このままでは自分が壊れると分かっていた
止める方法は…分からなかった
「そうか…俺…結局何もできてないじゃんw」
「皆に甘えてるだけだったんだなぁwww」
「…(溜息)もう…どうにでもなーれ★」
ァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ァハハハハハハハハハハハハハハハ
ァハハハハハハハハハハハ、ァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ガチャ…
キィィ…ッ…
「…d、先生…?」
(tn視点)
笑い声が響く、 騒がしい食堂
…いつもよりは…静かだけどな
『全員食堂に集合!』
そのインカムは、彼の耳には届かなかったようだ
彼が姿を見せなくなって、約一週間
ちょくちょくお見舞いに行ったりしたが、
部屋を開けてくれない。
返事どころか電気もついていない
言葉を返したと思えばいつもより1オクターブ位低い声で
「ごめん」
と言ってくる
なにが…何があったのか…分からない…分ってやりたい…
守り、守られる。これは総統と同じように、幹部全員に示された約束事
どうか、話を聞かせてほしい
今…どんな気持ちでいるのか、
何で悩んでいるのか、
手伝えることはないのか、
人に話すことは、少しでも気を楽にする方法だ
ut…お前は…
何を考えt
「tn〜?聞いとるー?」
shaが顔を覗き込んできた
(豚ピン可愛い)
「ゑ?あ、ごめん聞いとらん」
「はぁぁぁ…(クソデカ溜息)」
「最近アイツ元気かなって」
「d先生…なんで出てきてくれないんすかね…」
「shpくんはd先生のこと…結構慕っていましたからね…」
「…ん……心配で、」
沈黙が続いた
それを破ったのは 俺だった
「あ、あのー…」
「そーいえば…zmさんっています?」
「「「「「 ゑ? 」」」」」
「「「「「 おらん!!?? 」」」」」
(綺麗にハモるな…)
(でも…いつもほぼ1番に招集に来るのに…)
こん海苔。
なんでut章なのに最後らへんtn視点なんだぁぁ…
その時の俺を叱っておきます…
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