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注意⚠この話は僕の
という相反する世界観を表現したものとなります。含まれる要素!!
✩.*˚いじめ要素
✩.*˚毒親要素
✩.*˚危ない死生観論
✩.*˚ファンタジー要素
✩.*˚家出要素
✩.*˚暗い表現!!
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それでは、本編へスクロールどうぞ。
風が強く吹く、大きく波打つその海面に大きな石を投げた。幽霊は最後まで私の話を聞いてくれた。暫くの間、空気がすっと静まり返った。沈黙の間に雲はゆっくりと水平に流れていく。周りには完全に消灯した電灯しかない。今、私たちを照らしているのはこの海面の上にある美しい月だけなのだ。形的には満月にも見えるが少しかけているまだ、満月になれていない「なり損ないの月」だ。満月の月光すら見た事がない私が少しものを言うのはおかしいが正直、灯台に勝る光を放っているようにも感じる。また今度、満月を見にここへ足を運ぼう、とこの先にあるかすら分からない「また」という言葉を使ったが、その「また」は訪れるのだろうか。
「じゃあ、ここで死のうとしてるんだ。」
唐突にそんなこと言い出したその幽霊は少し怒ったような口調で話し始めた。私はすかさず否定した。
「あ、違うよ⋯自分が求める光という見えない概念を可視化するためにここに海辺の街へ足を運んだの。それに⋯灯台に一度行ってみたかったの。」
なぜなら、優しかった母。末っ子がいた頃の母が描いた絵本に載っていたからだ。
続く。.:*・゜
幼いながら、まだ未成年で語彙も少ない中
概念化するのは凄いですよね!!
僕だったら出来ないですもん!(´。✪ω✪。`)✧*。