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犯人は⬛︎⬛︎⬛︎
大手企業に勤めている男性25歳の榊薔薇直人。直人はこの日とんでもないことをしてしまった。それは誰にも言えないと直人は思っている。どうにかしてこれを隠さなければならないそうしないと直人は、感じた。一体何をしてしまったのだろう
一方、直人と同じ会社で働いている鈴木裕司がとあるニュースに釘付けになっていた。それは同じ会社の女性社員が何者かに殺され山に埋もれていたというニュースだった。たまたま裕司はその女性と交流があり連絡先も交換していた。唯一連絡先を持っていなかったのは、榊薔薇だけだった。
犯人は、いまだに見つかっていないらしい。一刻も早く見つけないともしかしたら新しいターゲットが狙われるかもしれない。裕司は殺された女性をずっと気にしていた。なぜなら裕司はこの女性に片思いをしていたからだ。だけど女性は会社でも人気で付き合うことができなかったのだ。
直人は何かしらの理由で女性が殺されたニュースは見ていなかった。この時直人は山にいた。シャベルと軍手が車の中に入っていた。どうやらシャベルには土がついており作業は終わったようだ。一体何を隠したのか。直人は逃げるかのように車を走らせた。直人の手は極度に震え真夏にも関わらず冷や汗が大量に出ていた。この時とある光景が頭に映し出された。それは助けを呼ぶ女性と、包丁を持ったパーカーを着た男性をそして女性は殺され穴に埋められた。こんな映像が頭に映し出されたのだ
翌朝裕司は友達を呼びパーティーをする予定だ。裕司は明日を楽しみにあまり夜は眠れなかったという。そしてパーティーが始まった。テーブルにはピザやチキンなど友達が買ってきてくれた食べ物で溢れていた。そのパーティーの時裕司にも頭に何か映し出された。それはあの殺された女性と自分が手を繋ぎ砂浜で走り回る映像を見た。すると裕司はとある写真を手に取った。それは記念として撮った女性と自分とのツーショットだ。よっぽど裕司は女性のことを気にしていたのだろう。
直人も友達を呼び全てを話した。すると全員が驚愕した。誰もそんな話をしないと思ったからだ。すると1人の友達が早く言わないとやばいんじゃない?と警告した。しかし直人はできないと言った。友達全員がそう言ったが直人はできないと連呼しとうとう泣いてしまった。そしてそのまま直人は家に帰ってしまった。
そして手に取ったのは、赤いメモ帳だそこには女性のような綺麗で美しい文字が書かれていた。直人はそれを見て何故か不気味な笑みを見せた。そしてメモ帳を雑に握りしめてポケットにしまった。家に着いたころにはとっくに深夜で警察も見回りしておりやばいと思ったのか。いつもとは違うルートで家に入って行った。もうそろそろで見つかるところだった。
裕司は、あの事件に関してまだ気にしていた。もうみんなほとんどあの事件は忘れているがあの女性を殺されたからか裕司は変な気持ちになった。もうこの世に俺の好きだった女性はいなくなってしまったのかと。だけど少しだけ諦めがついた模様だ。死んでしまった人はもう戻ってこないと少しだけそう感じた。そしてそのままゆ裕司は眠ってしまった。ぐっすりと気持ちよさそうに寝た。
一方直人は、朝まで寝ることが出来ずずっと落ち込んでいた。今更ながら自分はとんでもないことをしてしまったと猛省したがしかしもう時は遅いまだ見つかってはいないがみんなが探している。もうこれは時間の問題だと直人はそう思った。そして女性の顔写真を手に取りごめんなさいと謝った。その写真の女性は笑っていた。いよいよ直人は自分で言う決意が心には着いたが行動には出なかった。やはり怖いのだろう。
ずっと人には内緒にしてきたことなんだから友達にも絶対に内緒にしていてと伝えたもちろん友達をそれについてはあれ以降一切触れていない。ずっと怯えて震えて直人は今までを生きてきた。だけどもうそんな気持ちにはなりたくない。そう思った。裕司も早く犯人を見つけてくれと思っていた。自分が好きな女性を殺されたから。直人は全ての証拠が家にあったでもこれを見せるのは出来ないと思っていた。もし自分がしたと言ったらその後の人生はどうなるのか間違いなく最悪な人生になるに違いないそう思った。しかしそうなってしまうだろう直人がやってしまったのは仕方がない。裕司は緑の手帳を手に取り今日の予定を確認した。今日は女性が殺された山に行きその事件現場を見ようと思っていた。そしてそこに花束を置くことを決めていた。そして山に着いたらもうそこには何十個の花束が置いてあり手紙みたいなものも置いてあった。これを見た裕司は、手帳を破りその手帳に文字を書き置いた。
直人のとった行動はまだ誰にも知られてはいない(友達以外)直人にも少しだけだが心が落ち着くようになった。あれからもう半年が過ぎているからもう誰もあんなこと気づかないだろうと思っていた。しかし直人は2ヶ月前に鬱病になってしまい会社になかなか行けず結局は退職してしまった。だが何故か直人の顔は笑顔になった。もしかしたら会社でのストレスであんなトラブルを引き起こしてしまったのかそう言う考え方も一理あるかもしれない。そしてメモ帳にこう書いた。怖い、とまだあの事に関して恐怖心はあるようだ。
裕司はまだあの事件のことを気にしていた。犯人は一体誰なのかもし会社の同僚だったらそんなことも考えていた。だけど1人心当たりがある人物がいる。その人物は、そう会社を辞めた直人なのではないかと思ってしまった。だけど決定的な証拠も大きな証拠もない限り直人がやっているとは思えないそんなことを考えながら花を家の花壇に植える作業をしていた。スコップと軍手を手に取り花を植えた。花が咲くには時間はかかるけどきっと綺麗な花が咲くだろう植えたのは綺麗で真っ赤なバラだ。
直人は、昔苗字が榊薔薇だったと言うだけなのに色んな人に変なことを言われたりしており同級生にいじめられてもいた。そしてなんとその教室の生徒にあの殺害された女性がいたのだ。そう直人とあの女性は同級生だったのだ。直人がいじめられているのを見てみるふりをしていた。だけど会社に入った時同級生とは気づかなかった。同級生ではあったがあまりその女性とは話さなかった。
殺された山は、いつしか心霊スポット的な存在になり誰もが恐れそこには近づかなかった。遊び冗談で行くと呪われるという嘘っぱちな口コミが広まったからだ。だけど裕司はその山に向かった。そして殺された場所で手を合わせると風がないのに木々が揺れた。会えて嬉しいと言っているのかそして車に戻って車を発進した直後ドスンという音が後ろからした。後ろを振り返ると木が倒れていた。どうやら根っこが腐っていたらしい。危ない間一髪だった。そして家に戻りベットに入ると女性が写った写真を見返し色々と懐かしさを感じた。
直人は母親に電話した。あのトラブルのことと会社を辞めたことをすると母親は叱るどころか大丈夫だと励ましてくれたのだ。その瞬間直人には涙が流れた。そんなある日直人は誰かと楽しそうに話をしていた。その数日後とうとう本当のことをいう決断を心に決めたのだ。
直人が向かった先は、交番だ。そして全てを打ち明けたあの女性を殺害した犯人は自分ですと警察官は驚いたが全てを言った。直人は少しだけスッキリした。そしてニュースで直人が逮捕されたことが報道された。これを見た裕司はまさか直人がやっていたなんてと信じないでやまなかった。だけど自主してくれてよかったという気持ちもあった。直人は刑期が決まるまで拘置所に入る事になった。しかし2日後警察官が直人を釈放すると言ったのだ。一体どういうことなのか実は、女性を殺した犯人が直人ではないことがわかったのだ。そして分かった真犯人は、手紙が決定的な証拠だった。花束が置かれていた場所にあった手紙にこう書いてあった。「この女を殺したのは俺だ。鈴木裕司」
そう真犯人は裕司だったのだ。しかし何故直人は自分がやったと言ったのか。実は前に直人と話していた人物は裕司だった。この時裕司にこう頼まれたのだ。俺がやった殺人事件をお前がやったて言ってくれないか?とそうしないと殺すぞと脅されたため言わざる負えなかったのだ。では直人が山に埋めたものはなんなのか
実はあれは会社で使うとても大事な資料制作を頼まれていたのだがコピーをする時失敗した事に気づきパニックになってしまったのだ。そして咄嗟に思いついたのは山に埋めることだった。上司にすぐに謝れば注意されるくらいで済むと思うのだがもうそんな考えなんて無かった。そしてその失敗した資料を山に埋めた。ちなみに死体があった山と資料を埋めた山は全く別の山だ。直人の頭に流れてきたあの映像は映画のワンシーンでありはよくあの映像が流れていた。赤いメモ帳は女性のではなく直人のもの直人の書跡は女性のようにシュッとしていた。不気味に笑ったのは身に覚えのないことが書いてあってありえないと思い笑ったのだ。ちなみに直人は殺された女性が同級生だとは気づかなかった。そして真犯人裕司はあの女性に対し本当に片思いはしていたがその愛はやばすぎる愛だった。頭に映し出された自分と女性の映像はただの妄想。連絡先は交換していたが向こうからはブロックされていた。そしてベットで見ていた女性の写真は盗撮した写真であった。そのくらい女性のことを愛していたのだがその女性は結婚していることがわかった。その為俺を裏切ったこと恋人がいるのを隠していた事に怒りを覚え女性を殺害した。そして山に埋めたのだ。だけどその翌日普通のようにご飯に食べに行ったり友達とパーティーをしている裕司は妄想癖がすごいサイコパス野郎だったのだそして自分がやった犯行を直人に押し付けたのだ。ニュースを見た国民達は驚いた。犯人が直人では無かった事にそして後の裁判で裕司には、懲役50年が言い渡された。
犯人は鈴木。