「ちょっと休憩してからご飯にしよっか」
「うん」
「はい、コーヒー」
「ん、ありがと」
一息ついて体があったまって、翔太くんは少し眠そうだ
「しょっぴー眠たいんでしょ」
「んー、だいじょぶ…」
「1回寝る?」
「んー、夜寝れなくなるから〜」
「これさ〜」
「ん?」
「このパーカー。めっちゃめめの匂いする」
「え、なに?臭い?笑」
「そーじゃなくて。なんかすごい落ち着く」
そういって少し服に顔をうずめる
ポヤポヤモードの翔太くんからの急な爆弾投下に、俺は火がついた
「ねぇ、しょっぴー」
「んー?なぁに?」
警戒心ゆるゆるの翔太くんとの距離を詰める
とんっと肩を押しただけで簡単に倒れた
「…?めめ?どーしたの?」
「しょっぴーさ、煽ってるの?」
「へ…?」
翔太くんの体に体重をかけて耳元に口を寄せる
「翔太くんこそ、綺麗な脚が眩しいね」
そう囁きながら惜しげもなく曝された生足を足首の方から太ももまで撫で上げた
「っ///」
一瞬で顔が朱に染まる
「また真っ赤になってる笑」
「だっ、て、おま、なまえ、、」
「えー、前はそう呼んでたじゃん」
「そ、だけどっ、急に呼ばれたら恥ずいじゃん…っ」
「なに?意識しちゃった?笑」
「ばかっ!それにっ!変な触り方すんなって言っただろ!」
顔を隠すように両腕を上げるけど、全然隠しきれてない
「ふふ、かわいいね、翔太くん」
「おまっ!それやめろって!、、////」
「顔、見せてよ」
「やだって…///」
必死に抵抗してるけど、力で俺に敵うわけがなくて、両手首を掴んで翔太くんの顔の横に縫い付けた
「お前っっ、いい加減にしろっ、!」
真っ赤な顔で睨まれてもかわいいだけだ
「えぇー、ほんとに嫌なら殴ってるでしょ、翔太くんは」
「…!ほんとにやるぞ!…っぁ…」
手首を掴んでいた手を上に滑らせて、恋人繋ぎにしたら、わかりやすく力が少し抜けたのでまた耳元に口を寄せた
「ふふ、力抜けてるじゃん。ほんとかわいい、、ね、翔太くん」
「…っ!」
目元まで赤くなり、涙が瞳に溜まって、キッと睨んでくる
翔太くんは威嚇してるつもりかもしれないけど、煽られてるようにしか思えない
「ふふ、逆効果だよ、それ。唆られるだけなんだけど」
「おま、///…ほんとっ!なんなのっ、きょうっ///」
「ん〜、今日の翔太くん可愛さ爆発してるんだもん」
「答えになってないっ…!」
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