前回のあらすじ
らっだぁが出てってからべしょべしょに泣いていたぺいんと。日常組メンバーに話して慰めてもらい、らっだぁと仲直りすると意気込むが…….!?
⚠️モブレあり⚠️
長いです。
ぺいんと視点
(…….遅い。)
通話を抜けてからもう30分は経っている。そんなに遠いところまで行ったのか?いや、しにがみが話していた通りならもう帰ってきてもおかしくはないはずだ。
(もしかして俺に愛想尽かして他の男と遊んでるとか…!?いやいや!!そんなことない!俺はらだを信じてる!)
…じゃあ、他に考えられるのは…
友達のところに行ってるとか、寄り道してるとか、…
…何か事件に巻き込まれた、とか…?
「ッ…!」
俺はいてもたってもいられなくなり、自分とらっだぁのスマホだけ持って家を飛び出した。
(無事、だよな?俺の杞憂だよな?)
住宅街の夜道には、焦った足音だけが響いた。
らっだぁ視点
「…………ん、…?」
あれ、俺何してたんだっけ…
目を開けてあたりをぼーっと見渡す。そこは暗い部屋で、視界にはカーテンのかかった棚と、…えっと、それだけ?
だんだんと意識が覚醒してきて、起きあがろうとすると、とても動きづらいことに気づいた。
(なんだ…?)
ガシャ、ガシャ
「ん…え!?もしかして手錠!?」
腕を動かそうとすると金属の音がする。どうやら後ろ手に手錠をかけられているようだ。
(なんでなんでなんで!?)
焦って手錠をガチャガチャ鳴らす。
(あ、そういえばさっき誰かに頭殴られたな?え?俺もしかして誘拐されてる!?!?)
嘘だろ〜〜〜〜〜!?なんちゅうタイミングだよ!俺!ちょうど!あいつに!謝ろうとしてたのに!クッソふざけんなよ!?犯人どこだよぶん殴ってやる!!
俺が憤慨していると、部屋のドアが開く音がした。
「起きた〜?」
入ってきたのは四十後半と思われる小太りのオッサン。お前か、俺とぺいんとの仲直りを邪魔したのは。
「ねえオッサン。これ、外してくんね?」
心底イライラした顔で言うと、オッサンはこれまたイライラする声で答えた。
「外すわけないだろ〜?せっかく捕まえたんだから!あと、オッサンじゃなくてダーリンって呼んで♡」
「は?きっしょ、呼ぶわけないじゃん」
ギロリと睨むと、オッサンは興奮した様子で喜ぶ。
「良いねぇその反抗的な態度!調教しがいがあるよ!」
うわ、マジでキモイな。てか今調教とか言わなかったか?
「さーて、今からたーっぷり可愛がってあげるからね?」
(何言ってんだこいt…ッ!?)
ヴヴヴヴヴヴ
「はっ…!?なに、これ…!?」
ケツの穴から振動が伝わってくる。まさか。まさかまさかまさか!考えたくもないが、
「実は君が気絶してる間にローター仕込んでおいたんだ!」
そんな、屈辱だ。
「ッふ、んぁ、は、は、ぁうっ」
だんだんと快感を拾い、声が漏れる。嫌だ、こんなおもちゃで、こんなキモいオッサンの前で喘ぎたくない。
「気持ちいい?」
「き、気持ちくないっ!んぅ、あっ、」
「そっか、じゃあもっと気持ちよくしてあげるね」
オッサンはローターのリモコンを見せてくる。リモコンの液晶には1と書かれていた。
「はい♪」
数回上ボタンが押され、数字は10になった。
「ッああ“ああぁぁ“あ!?!?」
振動は一気に強くなり、快感も声も抑えきれなくなる。
「ひぁ“っ、やだ、とめ、止めて!ぁっ、無理!むりむりむりっ、ぁっ〜〜〜〜〜ッ…!! 」
「イっちゃったね。早漏♡」
「ぅるさッ、や“、あぅ、〜〜〜〜っ!!」
むりだ、すぐイってしまう。
「うんうん、気持ちいねぇ。じゃ、僕はちょっと出かけてくるから。そのまま楽しんでてね」
「はッ?ちょ、やだ、待ってッ…!」
「またあとでね〜」
バタン
行ってしまった。うそ、この状態で放置?むり耐えられない!
ぺいんと視点
「はぁ、はぁ…、なんでいないんだよ…!?」
住宅街を走り回ったがらっだぁは見つからない。少なかった通行人もより少なくなっている。
(まさか本当に何かに巻き込まれて…!?)
その時、おじさんが横を通りかかった。俺は目撃情報を集めようと思いそのおじさんに聞く。
「すいません!こんな感じの人見かけませんでした!?」
スマホでらっだぁの写真を見せながら「なんでも良いので、どこで見かけたとか、」と焦りながら聞いていると、おじさんは思い出したように答えた。
「ああ、この子なら何十分か前にあっちの通りで見かけましたよ」
「ほんとですか!?ありがとうございます!」
俺はおじさんが指差した方向へ走り出した。
違和感のことなど考えずに。
「ふふ、そっちは逆方向だよ」
不審な男は、誰にも聞こえないように独りごちた。
らっだぁ視点
「や〜!ただいま!」
オッサンが意気揚々とドアを開け帰ってきた。
「ぅ“〜〜〜〜〜、あ“うぅ、あっ?、ぁ」
「おー蕩けてるねぇ」
何度もイって、思考が回らなくなってきた。しかしオッサンの言葉で目が覚める。
「さっき君の知り合いらしき人に会ったよ。すごい焦っててさぁ、君を見かけなかったかって聞かれたよ。きっと君のことが心底大事なんだろうね。オレンジっぽい髪の男だったよ」
(ぺいんとのことか…!?…俺を探してくれてるんだ…)
「ぺぃんと、たす、たすけて、う“、たすけてぇっ、あっ」
喘ぎながらこの場にいない恋人に助けを乞う。なんで助けなんか求めてるんだろうな。あいつの好意を無下にした俺なんか見捨てられても仕方ないのに。
「へぇ、ぺいんとって言うんだ、あの人。もしかして君たち恋人?そうでしょ。いやー可哀想だね。恋人以外にイかされるなんて」
そう言いながらオッサンはローターを引っこ抜く。
「ンあッ、はーっ、はーっ、」
ようやく望まない快感から解放され、息を整える。
「休憩してる暇なんてないよー」
「えっ、ちょっ、やめて!!」
俺の制止なんか聞かず、オッサンは俺のズボンとパンツを脱がしてきた。
「もうぐずぐずだろうから慣らさなくて良いよね」
オッサンは自分のズボンとパンツを脱ぎ、俺をうつ伏せに転がして両手で腰を掴んだ。そして、いきりたった熱をひたと俺の後孔に当てた。その瞬間、次に行われる行為を予感した。サーッと血の気が引くのがわかる。
「ひっ……や、いや、やだやだやだやめておねがいそれだけはっ」
ドチュン!!
「ッあ“…!?」
…あぁ、あぁ。奪われてしまった。まだぺいんととしたことないのに。
「動くね」
そう囁かれたと思ったら、急に快感が全身を襲った。聞きたくもないのに、弾けるような音が耳までもを犯す。律動は激しく、あっという間に達してしまう。
「や、やぁ“、ッやだぁ、〜〜〜〜ッ!」
「可愛い、可愛いね」
オッサンはヤダヤダと叫ぶ俺を性欲に満ちた目で見る。止まる気配はなく、律動はだんだんと激しさを増していった。
「はげしっ、い“ッ〜〜〜!!とまって“ぇ“!!!」
絶頂がひっきりなしにやってきて、一度イくごとに俺の尊厳がなくなっていく。
しばらく喘いでいると、律動が止んだ。
「体勢変えようか」
オッサンは俺を軽々と持ち上げ自分の上に座らせた。さっきよりもイイところにあたり、あまりの快感にのけ反る。
「ッふかい〜〜ッ!!お“ッ、ぁあ!」
「これ気持ちいいでしょ。もっとやってあげるね」
腰を掴まれ激しく上下される。
(気持ち悪いのに、気持ちいい、やだ、こんなやつので感じたくない、のに)
すでに涙と涎と鼻水で顔はぐちゃぐちゃ。もうライフはゼロ。
(ッ…、トびそ…っ)
意識が一瞬ふわっとする。ズルルと出口ギリギリまで引き抜かれ、ようやく終わると思ったら、
バチュン!!!!ガポッ
「カハ…ッ!?」
チカチカして前が見えない。体から鳴ってはいけない音がした。
「おっ、結腸入ったね?」
グリグリと奥を抉られる。声にならない声が喉から絞り出され、前後不覚になった。
過ぎた快感は暴力になるのだと、この時初めて知った。
意識が遠くなり、後悔の念がじわじわと溢れてくる。
(こんなことなら、早くぺいんとに謝っておけばよかったなぁ…)
(ごめんね…ぺんちゃん)
今回はここまで!次話では救出する、かも。
コメント
1件
やばい…、手が…出てしまう…(^^)💢本当にモブが、きもいなぁ〜…💢…(^^)