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𝐆𝐞𝐚𝐭𝐬 IX
(九十九高校の職員室)
ユウマ・ハカ・オッキー:失礼します。
皿屋敷リカ:(ユウマにこっそり耳打ちをする)打ち合わせの通りに雪奈のクラスメイト5人を連れてきておいたよ。
ユウマ:ありがとうございます先生。
雪奈:(オッキーの後ろに隠れて震えている)
オッキー:大丈夫だからね。(震える雪奈を優しく抱きしめる)
雪奈:(コクッ)
ハルト:白瀬雪奈の担任とクラスメイトはどこだ?
ナギ:早くしねーとウイルスぶち込むぞ。
ハカ:パパちょっと落ち着いて…
担任の男:私が白瀬雪奈の担任ですが何か用ですか?
ハルト:お前雪奈がいじめられているのを知ってるだろ。
担任の男:何言っているんですか?この学校にいじめがないことはあなたも知っていますよね?知ってるうえでそんなこと言っているなんて大人としてどうかと思いますけど。雪奈さん、いじめられていませんよね?
オッキー:こいつ…!
ユウマ:(オッキーの手を掴む)落ち着け。冷静になるんだオッキー。
オッキー:分かった…
ハルト:そしてそこの5人、お前ら雪奈をいじめていたな。
クラスメイト1:何言ってんの?
クラスメイト2:こいつ頭湧いてるわwww
クラスメイト3:それなwww私たちはただ雪奈と仲良くしていただけなのにwww
クラスメイト4:てか私たちがやっていた証拠ないくせによく言えるよねwww
クラスメイト5:証拠見せなさいよ。証拠を。
ナギ:お前らの威勢が果たしていつまで続くだろうな~。(1つのボイスレコーダーを取り出すと音声を流し始める)
(雪奈:あの先生…私いじめられていて…注意してくれませんか…?)
(担任の男:君がいじめられている?そんなのただの考えすぎだ。)
(雪奈:え…?)
(担任の男:それに君の容姿が原因じゃないのか?普通に気持ち悪いし。)
(雪奈:そんな…)
(担任の男:じゃあこの話はなかったことに。いいな?)
(雪奈:はい…)
(音声が途切れると職員室が一気にざわつく)
先生1:生徒に対してなんてひどい言葉を…
先生2:よくあんなこと出来るわね…
ハルト:まだ言い逃れするつもりか?
担任の男:ぐっ…
クラスメイト1:なーんだ、私たちには関係ないじゃない。
クラスメイト2:あれだけ威勢良かったくせにね~。
クラスメイト4:結局証拠ないじゃんwww
クラスメイト3:ヤバいめっちゃ面白いんだけどwwww
クラスメイト5:お腹いた~www
オッキー:証拠ならある!(手に持っているボイスレコーダーから音声を流し始める)
(クラスメイト1:あんたまた来たんだ。気持ち悪い見た目しているくせによく学校に来れるわねwww
クラスメイト2:私たちが綺麗にしてあげるわwww
クラスメイト3:おりゃっ!
(水がかけられる音と水が滴る音が聞こえる)
クラスメイト4:待ってコイツなんか言ってるよwww
雪奈:…てください…
クラスメイト5:はぁ?
雪奈:これ以上いじめるのは止めてください!
クラスメイト1:(バシッ)何…私たちに口答えしているのよ!(平手打ちの音が聞こえる)
雪奈:…っ!
クラスメイト1:私たちのおもちゃの分際のくせに!気持ち悪い人間のくせに!私たちに歯向かう気⁉
(大きく何かにぶつかった音が響く)
雪奈:きゃっ
クラスメイト1:ちょっとあんたたちコイツを囲んで。
雪奈:もういい加減にしなさいよ!
(ドガッ!)
クラスメイト2:何様の分際で!私たちに反抗するのよ!キモいくせに!
クラスメイト3:もう二度としゃべれないようにしてやる!
先生:おい、お前ら座れ。朝の会始めるぞ。)
(録音を聞いたクラスメイトたちの顔がみるみる青ざめていく)
ユウマ:これで言い逃れは出来ないと思うけど?
ハカ:もう諦めてください!
クラスメイト1:む、無断で録音していたの⁉こんなの犯罪よ!
クラスメイト2:そ、そうよ!これは犯罪だわ!
クラスメイト5:こんなの通報案件よ!
クラスメイト3:撮影して晒してやる!
クラスメイト4:覚悟することね!
オッキー:いい加減にしろ!
(オッキーの怒声が職員室中に響き渡る)
リカ:沖田…
オッキー:俺の大切な人がここまで傷つけられたから…守るために録音したことが犯罪だと言うのか…?(怒りで声が震えるとオッキーの怒声が大きくなる)犯罪者は俺たちじゃない!お前らだ!お前たちのせいで雪奈は声が出せなくなったんだ!人の容姿を理由に散々傷つけておいて!人はそれぞれ違って個性があるのは当然だろ!それを周りと違うからと言っていじめていい理由になんてなるわけない!
クラスメイト2:あんたには関係ないでしょ!
クラスメイト4:私たちは何も悪くない!
雪奈:っ…
オッキー:雪奈、何も聞くな。あんなことを聞いても意味はない。(雪奈の耳を塞ぐ)
クラスメイト5:そもそもキモい見た目のあいつが悪いじゃない!
クラスメイト1:そうよ!それでいじめて何が悪いの!
クラスメイト3:全部雪奈のせいよ!
?:いい加減にせんか!
担任の男:こ、校長⁉
校長:今までの話は全部聞かせてもらったよ。
担任の男:校長、これには訳が…
校長:訳も何もあるか!お前はクビじゃ。
担任の男:な⁉クビだけは!クビだけは許してください!
校長:そしてそこの5人。
クラスメイトたち:(ビクッ)
校長:お前たちは退学じゃ。もちろん親御さんにもこの話はさせてもらう。
クラスメイト2:退学⁉それは勘弁してください!
クラスメイト5:退学したら私どうやって暮らしていけば…!
クラスメイト3:親⁉親だけは勘弁してください!
クラスメイト4:ごめんなさい!もうしないから親にだけは話さないでください!
クラスメイト1:うわあああああん!
ハルト:お前たち帰るぞ。
ナギ:勝手に泣き叫んどけ。
オッキー:雪奈、帰ろっか。
雪奈:うん。
(家)
ハルト:担任はクビにクラスメイトたち5人は退学になったそうだ。
ナギ:そりゃ当然の結末だな。
オッキー:次は雪奈の親だね~。
ユウマ:(内心)め、目が笑ってない…
ナギ:両親は絶対に社会的に抹殺するからな~。
コメント
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お〜!やれやれ〜!
ナギ?💦知ちょっと怖い気が、まぁそれは名案だ!