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次の日、柴田とミントが屋敷を訪ねてきた。
俺は色々なバリアシステムを解除して、2人をリビングに倒した。
「バニラ、少しミントちゃんと遊んでてくれないか?」
「うん、いいよ!
ミント、外でルールゥともふもふごっこしよー!」
「うん!」
ミントとバニラは仲良く手を繋いで外に出た。
「サンキュー。
で、話っていうのは…」
「ミントの事だろ?」
俺は言った。
「あぁ、ミントはEシリーズの最高傑作って言われている。
でも、俺にとっては大切な妹ってだけだ。」
「ミントを覚醒体に堕としたく無い気持ちはよく分かるよ。」
俺は柴田に同調した。
「覚醒体堕ちを阻止する方法は無いのか…?
ここには、天才研究者の山野莉緒もいるんだろう?」
「彼女も今その研究については精を出しているが、成果はまだ出てないんだよ。」
「そうか…」
「柴田…
今後どうするつもりなんだ?」
「分からない…
ミントだけは守りたい、その一心さ。」
「良かったら…
ここで、一緒に暮らさないか?
覚醒体堕ちへの阻止の方法はまだ分からないが、共に考える事は出来るだろ?」
俺は言った。
「そうだな、考えておくよ。
アンタ…
良い人だな…」
「ところで、柴田は公認ダイバーだよな?
大和ダンジョン委員会の動きについて教えてくれないか?」
「大和ダンジョン委員会は…
華魔鬼凛と決別した…
それから、公認ダイバーの一部が定期的に行方不明になっている。
どうも…
実験覚醒体の餌になっているようなんだ…」
「何だって…?」
「俺も流石にそこまで、と思ったが…
栗原さんならやりそうな事さ…」
「なおさら、どうしてそんな大和ダンジョン委員会に所属するんだ?」
「山野にも出来るのかもしれないが、もしも、ミントの覚醒体堕ちを止めることが出来るなら、大和ダンジョン委員会の研究の可能性が高いからさ。
はっきりいって、大和ダンジョン委員会のラボとここの研究室じゃ規模が違うのさ。」
柴田は言った。
「なるほど…
それが大和ダンジョン委員会で手を汚している理由なのか…」
「そうだ…」
俺たちは一瞬シーンとした。
「それから、大和ダンジョン委員会は新しいラボ・リーダーとして、皇薫という男を採用している。
かなり優秀らしいが、山野莉緒と違って血も涙も無いやつらしい。」
「そうか。
情報ありがとう。」
「お兄ちゃん、もふもふごっこ終わったよー!
ルールゥがもふもふしてたよ!」
ちょうどミントとバニラがやってきた。
「そっか。
楽しかったか?ミント?」
「うんっ!」
そして、柴田とミントは手を繋いで帰って行った。