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stpr 水赤 様
誤字脱字注意
日本語おかしい
部屋に戻った途端、あいつの視線が鋭く、でもどこか柔らかかった。
ソファに座るあいつは腕を広げ、無言で俺を迎え入れる。
「……他のやつなんか、触らせへんからな」
その声に、胸がぎゅっと締められる。
体が自然に引き寄せられ、距離が近づくたび、心臓が跳ねる。
息がぶつかるほど近くで、唇が軽く触れ合う。
初めてのキスは、ゆっくりで、でも独占欲が滲む力強さもあった。
唇を重ねながら、あいつの腕に包まれる感覚が全身をじんわり温める。
手は肩や背中に触れ、体が密着するたびに、胸の奥がじんわり熱くなる。
「……離さへん」
低く囁かれたその言葉に、理性は少しずつ溶けていく。
唇と手だけでも、互いの体温を感じ合い、心が甘く満たされる。
初めてのキスで、あいつの独占欲と優しさが重なり、心まで熱くなる夜。
ゆうは少し照れた様子で二人の間に座っている。後ろからくにがそっと肩を抱き、向かいのこったろは優しく頬に触れる。
「ねえ、大丈夫?無理してない?」とくにが小さく聞く。
その声に、ゆうは少し肩を揺らした。
「うん……ちょっとびっくりしてるけど、嫌じゃないよ」とゆうは控えめに笑う。
「顔、少し赤いよ。でも、かわいい」とこったろがくすっと笑いながら頬をなぞる。
「もう……そういうこと言わないで」とゆうは視線を逸らすが、その声はどこか嬉しそうだ。
三人の距離は、言葉を重ねるたびに少しずつ近づいていく。
「こうやって、ゆっくり話せるのいいね」とくにが穏やかに言う。
「うん、なんだか落ち着く」とゆうはそのまま体を預ける。
「じゃあ、今日はこのままゆっくりしようか。急がなくていいし」とこったろが静かに提案する。
「うん……そうしたい」とゆうは素直に頷いた。
やがて会話は途切れがちになり、代わりに静かな時間が流れ始める。肩にもたれたり、手を重ねたり、ただ触れ合うだけで気持ちが伝わるような空気。
「……こうしてると、時間がゆっくりになる気がする」とゆうがぽつりと呟く。
「それ、わかる」とくにがすぐに優しく返す。
「ずっとこのままでいられたらいいのにね」とこったろも静かに続ける。
三人は自然と寄り添い、互いのぬくもりを確かめるように抱きしめ合う。
「……ねえ、本当に、ずっとこうしていたいな」とゆう。
「うん、離れたくない」とこったろ。
「そんなこと言われたら、余計に離せなくなるよ」とくにが少し笑う。
その笑いに、三人ともつられて小さく笑い合う。
やがて言葉も少なくなり、ただ温もりに包まれたまま、静かな夜はゆっくりと更けていく。
安心と甘さに満たされた空気の中で、三人はそのまま寄り添いながら、穏やかな余韻に浸り続けていた。
初キスは、あいつの独占欲に押され、心も体も甘く熱くなる体験だった。
唇や手だけでも、互いの存在を強く意識し、胸がじんわり満たされる。
ゆうくんたちも三人で前戯から事後まで、甘く絡み合い、体と心の温もりに包まれる夜。
二組の愛と熱量が同時に存在する甘く静かな夜だった。
俺はあいつの腕の中で、心も体も温かさと幸福感に包まれ、眠りに落ちていった。
続く。