テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
カラスバside
ジプソ「カラスバ様、急ぎご報告があります。」
滅多に慌てることが無いジプソからの報告に俺も慎重になる。
カラスバ「何や。」
ジプソ「そ、それが……、新しく出来た組織が居るようで…、ポケモンではなく、トレーナーを主に標的にしてる組が居るようで……。」
カラスバ「は?ウチの島でやってんのか?」
ジプソ「はい……。」
他所もんが、巫山戯よって。
カラスバ「ジプソ、行くで、俺らがやらないかん仕事や。」
ジプソ「はい、カラスバ様。」
此処が次のやり取りの場所。
息を殺して見守る。
先に出てきたのは薬を売買しとる、俺らが追っとった奴や……、ただ相手が分からん、情報が何も無い。
俺らの情報を抜ける位頭がいいヤツらってことかい。
その内黒い車か来て出てきたのは……
カラスバ「…は?」
テオ『約束通り、物頂きに来たよ?』
取引先「こ、これで俺達は大丈夫なんだよな!?もうっ!誰からも狙われねぇんだよな!!?」
テオ『勿論、まぁ。』
数歩相手から距離を歩いてクルッと正面に戻る。
テオ『アンタらがやって来た事を決済する、って言ってたよね、だからココで決済させてもらうわぁ。さいならぁ。』
テオの発言後に銃撃が鳴り、目の前の男は蜂の巣になった様に息絶えた。
テオ『あーあ、今回もアッサリだったなぁ、つまんね。』
?「仕方が無いです、相手は弱小で小汚い豚箱のような奴らでしたから。」
テオ『まー、そうだなぁ。』
俺は今何を見ている……!?テオが…、反社だったんか!?
ウソやッ!ウソやと言ってくれッ!!
テオ『あー、あと。ネズミ入り込んどるから……捕まえて俺の元に連れて来い。ネズミさん?ちゃんと考えてから行動しなきゃダメだよ?』
ゾワァッ。
アカンッ!バレとるッ!
こんなテオ知らんし知りたくなかったッ!!
いや、待てよ。
俺もテオも反社に間違いないわけやん、ほうかほうか、逆に揺すったればええんや、何で俺が怖気付いてんのや。俺が逆に食らわしたる。
覚悟せえよ、反社のテオくん?