登場人物
ty gk
ty 体調不良
こうゆうの苦手な人は読むの辞めてください、
ー ty視点 ー
朝がきた
街がアサヒに照らされる
スマホのアラームがなり、僕は目覚めた
そしてまず、トマトジュースを飲まなくてはという思考が頭に浮かんだ
トマトジュースは冷蔵庫の中だ
僕は身体を起こそうと少し力を入れた
ty「痛ッ」
力を入れた瞬間、頭にとてつもない痛みがはしった
痛すぎて何も考えられない
そして数分後、スマホがなった
通知がきたのだ
そこで、僕は我にかえった
ty「…?」
誰から連絡がきたのだろうか
とりあえず見てみようと思いスマホを手にとった
通知を見てみると
そこには【伏見ガク】と書いてあった
内容はこうだ
ー tyさんおはようっス
よく寝れたか?
今日tyさん配信だけど、体調は大丈夫か? ー
という、僕の体調を心配したLINEだった
これを見て僕は今日配信があるということを思いだした
体調という言葉が少しひっかかったが少ししたらすぐ治るだろうと思い、
LINEに “大丈夫です、心配してくれてありがとうございます” と返信した
ty「…体調を心配してくれるなんてgkくんは優しいな」
僕は微笑みながら独り言を口にした
そして、配信があるということを再度思いだし、準備をしようと立ちあがった
…つもりだった
気づくと僕は床に座り込んでいた
ty「…?」
あれ、と思いもう1回立ち上がろうと身体に力をいれる
ty「…ッ」
今度は立てたのだが頭痛と立ちくらみが僕を襲った
ty「…ハハッ、僕、体調悪くなるようなことしてないのにな」
なんて呟いたが、現実はこのとおりだ
いつもの僕だったら配信をやめるのだが今日は新衣装のお披露目配信だ
しかも、さっきのgkくんからのLINEも大丈夫と返している
ty「スゥー、ハー」
流石に今日はやめられないなと思い、とりあえず深呼吸をする
そして僕は1歩1歩、歩き始める
立ちくらみするし、フラフラする
なにより嫌なのが不定期でくる頭痛だ
そういえば、頭痛薬があったなと思いリビングへ向かう
リビングへ行くのには階段を降りないといけない
辛いけど頑張るかと思い階段を降りる
意気込んだのはいいが、足取りがおぼつかず階段を踏み外す
ty「うわぁっ」
間一髪、手すりを掴む
…危ない、
落ちそうになったのは、小学生ぶりではないだろうか
かっこ悪いなと思いながらもなんとかリビングにつく
幸いにも、薬は早く見つかりあまり歩かないですんだ
ここから二階に上がるのも大変だなと思ったが配信機材は二階にある
しょうがないと思って二階にあがる
今度は落ちそうにならなかった
安心しながら薬を飲み、配信の準備に取り掛かる
頭痛と立ちくらみのせいで、いつもより時間が掛かったがなんとか終わった
待機画面にして…
ty「終わったー」
1人で喜びを噛み締める
が、喜ぶにはまだはやい
これから僕はリスナーにバレないように1時間以上喋り続けなければならない
僕は喋り続けるスタイルをこれまでやってきたのを後悔した
当然、そんなことを思っても現実は変わらない
僕は深呼吸をしてあの言葉を口にする
「はい、どーも皆さん剣持刀也ですよー」
続く
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天才ですか?(2回目)
続き楽しみにしてます!