テラーノベル
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唇を塞がれて、舌が無理矢理口内に入ってこようと、ぐぐっと唇に押し付けられた。
どうにか体を起こそうと、上半身に力を入れたり、キスを拒否する姿勢は崩さず、唇を開かないようにした。
hb「ッ、ん”ぅ、、!ん”ん”ーー!!」
色気とか可愛げなんてなくて、煩いぐらいに唸って、暴れる。
ー、、抵抗したが、やっぱり奏斗の力は強くて、暴れても体は抑え込まれているし、、隙を見て、唇の端に親指を突っ込んできた。
hb「ん”う”ッ?!、、ーーッう”!///」
その瞬間、奏斗の舌が侵入してくる。
ぬるっ、くちゅ、、くちゅっ♡
hb「んぅッ、、ふッ、、んぁっ、、♡/// んんっ、、////」
口内に入ってきた舌は、温かくてぬるぬるしてて、、、きもちいい。
舌を絡められて、甘く吸われて、何度も角度を変えて深く深く口付けされると、力が抜けて抵抗が出来なくなった。
hb「っぁ、 ♡//、ッ、、んんッ、、ふぁ♡♡」
あ”ぁー、、、奏斗の思う壷やん、、。
くっそ、、、。
ダメだとわかっていても、どんどん思考も身体もとろとろに溶けていく。
ベッドに押し倒されているせいで、後ろに逃げることも出来ず、顎を掴まれてて左右に頭を動かすことも出来ない。
親指を突っ込まれている唇の端から、2人の唾液が溢れた。
くちゅっ、、ぬちゅ、、ちゅぅ”、、♡♡
静かな寝室に2人の絡まる水音が響く。
っ、、やっ、ば、、、きもちぃ、、、////
ーーーー
ーー
数分、が長く感じた。
完全に力が入らなくなって、全身が脱力した頃、深いキスから解放された。
ベッドに体をぐったりと沈ませて、 何を考えているか分からない、馬鹿を見上げる。
押し倒されているのは変わりないから、未だに顔は近いし、見つめてくる目は熱っぽい。
hb「ッ、、//// ぅ、、ハァッ// 、、ハァ、、っ、、おぃ、、」
今できる最大限の抵抗で睨んでやった。
kn「そんな顔で睨んでも怖くないって〜、、やっと、静かになった。….少しは落ち着いたぁ?、、落ち着いてはないか…w」
hb「ー、、っ?、な、にッ、、」
まっじで、、、なんなん、こいつ..?
kn「だから、、勝手に話、進めないでって言ってんの」
hb「はっ、、?」
真剣な眼差しで見下ろされて、何故か緊張して目を泳がせた。
何を言おうとしてんだ、、。
こんな話、続けても仕方ないのに、、。
この先に良い事なんて無くて、頭や体が重くなるような内容なのは、、わかっている。
モヤモヤと黒い何かが心を支配して、ずっしりと重く、息苦しい。
kn「おい、こっち見ろよ」
また顎を掴まれて目を合わせられた。
hb「っ、掴む、なッ、、ば、かなとッ! 」
もう悪態をつくぐらいしか出来ない。
いつもなら、怒って言い返して来るのに..。
kn「もー、、、なんで、そんな態度なのさ?..昨日あんなに愛し合ったのに」
は?…愛し合った?
kn「勝手に決めつけないでよ、僕の気持ち」
hb「ッ、い、いやッ、、はぁッ?」
言い返そうとしたところを、奏斗は被せて気持ちを伝えてくる。
kn「好きだよ雲雀のこと。もう他の奴に渡したくないし、もし俺から離れるなら、逃げれないように一生家に閉じ込めたいぐらいには」
hb「はッ、え?、、いや、何言ってんの、、嘘だろッ、からかってんのッ? お前が、、そんなッ、独占欲丸出しみたいなッ、、w そ、そんな奴やない、、やん?w 好きとか、、え?」
なに?、、これ?
こんな事言うような奴、じゃない、、、好きとか以前に、、自由奔放で、恋人とかに振り回されないような、、、。
嫉妬とか、独占欲とか、、、持ち合わせてないような、、男やろ、、おまえ、、。
kn「独り占めしたいって思ったのは雲雀が初めてだよ。….僕だけ見て欲しいって思ってる。ねぇ…雲雀は?」
奏斗の声が、、途中から甘ったるい声に変わって、、、こんな展開、ありえないのに、、、期待してしまう。
ー、、甘い声に背筋が痺れて声が震える。
hb「、ッ、、、ほ、、ほんと、、? お、俺の事、、すきなん…?」
大人しくなった雲雀を数秒見つめて、更に顔を近づけ、耳元に唇を寄せた。
元々近かったのに、ピッタリと口元を耳にくっつけた奏斗の行動にドキッと心臓が跳ねる。
kn「好きだよ。….雲雀の隣は僕だけの場所がいい、、 他の奴に取られるなんて、絶対嫌だ」
、、、、はは、、本当に、好き、、、 、?
おれのこと、、。
奏斗の告白は声のトーンや囁きから、重く甘いものだった。
好きな人からそんな迫り方をされたら、脳がドロドロに溶けて、身体がふわふわして、何も考えず頷きたくなる。
hb「、、//// ぉ、、おれ、、は、、」
“好き”って言っていいのかな、、。
こんな夢みたいな展開、本当に現実なのか。
奏斗が俺をすき、、?
kn「…ねぇ、雲雀も、、好きでしょ?僕のこと、、、。雲雀の口から聞きたい、、教えてよ、雲雀の気持ち」
hb「ッ、、/// か、、かなと、、」
なんで好きなことがバレてるのか、とか、、もう、この際どうでもよかった。
それ以上に、好きという気持ちが溢れておかしくなりそうだ。
やっぱ、すきッ、、好きやわ、かなとッ、、。
散々言葉にしないように気をつけてきた一言は、言おうとしても、上手く言葉に出来ず、意味をなさない声が途切れ途切れに口から出た。
hb「ッ、、ぁ、、ッ、は、、ッ」
すっ、すきッ、、、っ、。
ッ、、き、、、すッ、、き、、。
ー、、、でも、裏切られたら?
“思ったのと違った”
“やっぱり女の子がいいかも”
“好きだけどlikeの方だったわ。勘違いだった”
“ごめん”
一瞬頭をよぎった言葉から、黒い霧がかかる。
やっぱり怖い。
hb「むッ、、むりっ、、やっぱり、無理ッ。お、、男同士やしッ、、、お前女の子好きやんッ、、!か、勘違いやってッ!!」
勢い余って体を押し返した。
密着していた上半身が少し離れて、二人の間に距離が出来る。
見つめてくる目は鋭くて、何か言いたげだ。
kn「お前さぁ、、ここまで言って信じれないわけ?僕のこと」
hb「ッ、、だ、だから、、その気持ちが、、勘違いやって、、」
視線が痛くて、目を逸らして弱々しく否定する。
kn「はぁ、、じゃあ、言わしてもらうけど、、 最近雲雀がエロい目でこっち見てんの分かってた。でも、嫌な気はしなかったし、実際誘われてすげぇ興奮した。お前が、他の男にも同じ事してるなんて考えたくないし、実際そんな相手がいるなら、殺してやりたいとも思った。それって普通?」
捲し立てるように言葉を紡がれて、圧から上手く返事ができない。
kn「男とか女とかどうでもいい。朝も昼もずっと隣にいるのは俺だし、夜に雲雀を気持ちよくさせるのは俺だけでいい。絶対隣は譲らないし、雲雀の1番は僕がいい。これが勘違い?」
言葉の数々から好きだと伝わってきて、いたたまれなくなる。
俺は臆病だ。
こんなに熱く告白されても、すぐに言葉が出てこない。
kn「ねぇ、聞いてんの?」
キッと睨んで、奏斗は距離を縮めてきた。
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コメント
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一気見させていただきました!🙂↕️ 一人称が細かく変わるところとか,文章が分かりやすくてイメージしやすいのほんーーと好きです🥹♡ めちゃくちゃ感情移入しちゃって勝手に悲しくなったりキュンキュンしてました…笑🫶🏻💓
