うっし、彩音の過去編行くから話シリアスだけど頑張れよ‼︎
【敵軍の残党の一人】
敵兵「……ハァ、ハァ……やはり……“あの裏切りの侍”……まだ生きていやがったか……!」
(血を吐いて倒れる)
銀時「裏切りの……侍?」
新八「今、そう言いましたよね……?」
神楽「……彩音アル?」
【彩音、拳を強く握りしめる】
彩音「……いい加減しつけぇな。昔の名前で呼ばれるのは……大ッ嫌いなんだよ」
【銀時、真剣な眼差し】
銀時「……お前、侍だったのか」
【沈黙のあと】
左京「……ここまで来たら、いずれバレる運命だ。俺から話すべきか……いや」
彩音「やめろ、左京!」
左京「彩音」
(竹刀を地面に突き立てる)
左京「もう背負い込むな。――俺たち仲間だろ」
【場面転換:過去編突入】
【回想:燃え盛る戦場】
若き日の彩音、血にまみれた刀を手に立っている。
その背中には仲間の死体。敵味方の区別なく散乱する戦場。
語り(彩音)「……昔、アタシはただの侍だった。国を守るために刀を取り……仲間と肩を並べ、血を流した」
【仲間の侍】
仲間「彩音!こっちは俺に任せろ!」
彩音「馬鹿言ってんじゃねぇ!一緒に――」
(仲間が敵に貫かれる)
仲間「……お前は、生きろ……」
(彩音の目に涙、刀を振り抜き敵を斬り捨てる)
語り(彩音)「……でも、気づいた時には……アタシは仲間を守れず、一人で生き残ってた」
【回想:戦争終結後】
血塗れの刀を見つめる彩音。
彩音「……こんなモン、もう二度と握らねぇ」
(刀を地面に叩きつける)
語り(彩音)「だから……アタシは侍をやめた」
【過去を聞いた万事屋】
新八「……そんな……」
神楽「……彩音」
銀時「……」
【彩音、冷たい笑み】
彩音「だから何?アタシの過去なんざ、知ったところでどうにもなんねぇだろ」
(背を向ける)
彩音「二度と刀は握らねぇ。それで全部終わりだ」
【銀時、真剣な声で】
銀時「……終わりなんかじゃねぇよ。俺も――お前と同じだからな」
(万事屋のみんなが静かに見つめる)
【彩音、一瞬だけ表情が揺れるが……】
彩音「……バカじゃねぇの」
(歩き去る)
うん、あと2、3話続きまーす
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!