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春夢さんと勉強をして、学校にまたいって、塾にまた行って、そこで先生に心配されて、大丈夫だと言って、家に帰って、学校に行って、また塾に行って
そんな事をしていたら日々はあっという間に過ぎていった
春夢さんは相変わらず色んな人に囲まれている
それにしても女の子って、怖いな
「どうせズル休みでしょ」とか
「休んでるくせに100点だしやっぱり金貢いでるんじゃない?」みたいな
陰口を言っていたとしても、春夢さんが来た日は普通に笑顔で会話している
あの笑顔の裏にはどんな思いが隠れているのか
それを隠して会話して、当たり前のように仲良しごっこをする
女社会怖いなぁ。
勉強だけに集中している時は周りが見えてなくてなんとも感じなかった。
でも周りを少し見るようになって改めて感じた
そんなことや色んなことを考えながら
また木曜日が来て、春夢さんにおちょくられながら勉強を教えて貰って
それが終わったと思ったら気づいたらまた木曜日になっていてまた木曜日、また木曜日
今までの、何も無かった日々よりも早く月日が経った気がする
いつもどおり勉強を教えてもらうために約束した場所で待っていると
「はーるくん!」
「うわ!春夢さん!毎回脅かさないでくださいよ!」
「い〜じゃん笑」
「良くないから言ってるんですが」
「え〜?はるくんのケチ、」
「ケチってなんですか!ケチって!」
「そんなつっかからなくてもいーじゃん」
「拗ねないでいいんで勉強付き合ってくださいよ!」
そういう何気ない会話。
すこし春夢さんと仲良くなれた気がした。
そんなある日のことだった
ピーンポーン
「はーい?」
「突然すみません。𓏸𓏸警察の者なのですが」
僕の家に、警察が訪ねてきた
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