テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1話1000ありがとうございます🥲︎🥲︎🥲︎
目から滝がぁっつつつつつつ
「佐久間、もう、!」
「グスッ、ふ、いい、のぉ、まだのむもん…ッ」
「佐久間!」
「んんっ…!や、だぁっ、」
泣き腫らした目で”おさけ”なんて言われてしまえばあげたくなる。
そういうものだろう。
今思うと、それがいけなかったんだ。
”もっと、もっと” と子供のようにお酒を欲しがる佐久間を止めることが出来なかった。
その結果がこれ。
「あべちゃ、」
「さ、くま」
「さみしぃ」
手首を掴まれ、共にベットに倒れ込んだ。
”さみしい”にどんな意味があるかは知らない。
でも、佐久間の瞳は潤み、熱を帯びていた。
ここにつけ込むのは違う。
必死に自分に言い聞かせた。
「だ、めだよ、佐久間!」
「ダメじゃ、無いッ、」
「さく、ま、ぁ!」
ちゅ、♡
「ほんと、だめ。これで勘弁」
「…ぅん、/」
佐久間は一瞬苦しそうな顔をした後、水を飲みにキッチンへと歩いていった。
「佐久間」
「んぅ」
「……、ぁ、」
「、なぁに..」
酔いと勢いに全てを任せようとした。
…おれが今此処で好きと言えば、佐久間は俺に堕ちるだろうか。
ダメだ。そんなこと許されない。
「、..なんでもない、おやすみっ!」
「…この儘おやすみ、なの、?」
「…ッ、!!」
狡い。佐久間は、本当に狡い。
佐久間の質問には答えず、佐久間に背を向け目を閉じた。
少し経ってから、水道の流れる音が静かな部屋に響いた。
その後佐久間も布団に潜り込んできたけど、何か言われることはなかった。
「おはよぉ、あべちゃあん」
「…お、はよ」
…こいつ、さてはなんも覚えてねぇな?
そういうとこも、狡いよね、ほんと。
「ゔぅ、頭痛い」
「昨日死ぬほど飲んでたからねぇ。薬、そこにあるよ」
「ゴクッ、んん、ありがとぉ」
コメント
2件
続きが見たすぎて頭が……
キスしたぁああああ!!! うぉおおおおお(歓喜)