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桃side
橙の訓練どうしよっかな〜、そもそも運動できんのかな〜、
桃「橙ってさ、運動できんの?」
橙「なんや急に、分からんけど、?」
桃「自分の体だろ!?」
橙「だって、家から出たことあらへんし、」
桃「そうか、」
嫌な思いにさせてしまったか?と、橙の顔を覗いてみる。…全然そんなことなかったわ。綺麗な緑色の瞳が俺を不思議そうに見る。
橙「wなんやねん、」
桃「…いや、何でもない。」
っても、どうするべ…まぁ、イメトレからでいいか。
桃「橙〜、練習行くぞ〜、」
橙「は〜い。」
〜地下室〜
桃「じゃあ、まずはイメージトレーニングからな、俺と青も最初はそうしてきた。それから、基礎的な体力をつけていくんだ。」
橙「分かった、具体的にどう考えればいいん…?」
桃「あー…例えば襲われたら、?」
橙「……あ、急所を殴る、」
桃「そういう感じ、」
橙「なるほど…桃ちゃん、これ実際にやってええん?」
桃「ああ、いいけど…」
青も俺もそういうことはしてなかったから驚いた。橙は動き始めた。すごい速さで。その巨体な体とは思えない程に速かった。ダイナミックな動きから繊細な動きまで全部こなしていく姿は初めてみた。運動神経がいいのだろう。また、頭の回転も速いのだろう。いつの間にか紫ーくんがいた。
紫「…ねぇ、橙くんって動くの始めてだよね、?」
桃「ああ、そうだと思うけど、」
紫「なんだか成長が早そう…橙くんって素直だし、」
桃「そうだな、あそこまで初日で動けるやつはなかなかいないよ、」
橙が本気で向かってくるように俺達も本気で向かい合ってやろう。