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私達は奥へ奥へと進んでゆくゾンビの大群からは抜けれたようだった。

そして着いた先には赤く広がる湖があった。

そしてそこから先にあるおどろおどろしいドス黒い魔力を感じた。

どうやらお姉ちゃんの異常な魔力は近づいてきているようだった。

「…ついにここまで来たな」死月はそう言う。

「そうだね…ここまで来たから油断せず行こう…」私はそう言う。

しかし病呪の所に行くには向こう岸に渡る必要がありそうだった。

そして丁度ボートがあった為私達はそれに乗っていくのであった。


ポチャン、ポチャン

私はオールを漕いでゆく、多少力はいるけど何とかなりそうだ。

死月は「1人でオールを漕いで大丈夫か?僕が漕いだほうが…」と、言う。

私は「大丈夫だよ、幼い頃やったことあったしあと死月は遠距離攻撃できるから周りに魔物がいたら倒して」と、彼にそう言った。

彼は「わかった」と、言いボートから立ち上がる。

そして死月は周りに魔物を見つけると槍を投げ私はオールを漕いで行きとしながらゆっくりと進んでゆくのであった。


そして私は赤い湖を結構進んできた…

死月は何かを感じて「蓬、全力でオールを漕いでくれ!」と、叫んだ。

私は全力でオールを漕ぐと下から

ザップァァァァァァァァァン!

と、巨大な魚が大きな口を開けて下から突進してきたのだ。

幸いにも死月が早めに言ってくれたおかげでなんとか私達は奴の餌食にならなくて住んだ。

死月は「まいったな…こいつを倒さないとまともに前に進めない…蓬オールの操縦を頼んだ僕は槍で奴を倒す」と、そう言った。

私は頷きオールを漕ぐ。

彼は槍を複数を持って「さぁ歪な巨大魚野郎!かかってこい」と、彼は魚に対し挑発のように目を光らせた。

魚は完全にこちらをターゲットとし、襲ってくる…

魚は凄い勢いで突き進んでゆく…私は本気でオールを漕ぐ、その時既に腕が痛々しい状況だったけど必死に漕いでゆく。

死月は槍を何本も投げて行くが魚は怯むことなく突き進む…

「っちどういうことだっ…結構当たってるのにこいつは化け物か!?」

と、彼は「サクヒンⅤ 高性能レーザー」とレーザー弾を乱射させる。

すると偶々レーザーが魚の亀裂の様な所に当たったのか魚はのたうちまわる…

どうやら魚の亀裂が弱点らしい…

死月もその事に気づき彼は「サクヒンⅠ 貫通残烈矢」と、奴の亀裂に複数ぶつけてゆく。

魚は

キェェェェェァァァァァーー!!

と、非にならない奇声を発して魚は飛び上がり、私達を潰そうとする。

私の腕は限界を超えていて動かなかった…

まずい…潰されたらひとたまりも…

そう思った私だったが

邪術 キリサキ

と、どこからか聞こえた。

深淵の歪 第二章 第1節 狂った少女編

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