カゲチヨ「なんでだよ!」
ユウマ「まぁまあ、ヒサメとシディ、ヨーメイとドライもいるし…あとモブ男達な! 」
カゲチヨ「はあ!?…ったく…」
カゲチヨ「どうせ俺には拒否権ねえんだろ?」
ユウマ「流石カゲチヨ、分かってんじゃん」
カゲチヨ「んな事分かってても嬉しくねぇっての…」
カゲチヨ「はぁ…明日な、分かった」
ユウマ「ん…あ、親は俺と消太だけじゃなくて姉ちゃんとハカとシディにドライも行くってよ」
カゲチヨ「はいはい、俺は部屋行ってる」
ユウマ「ん、分かった」
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カゲチヨ「はぁ…」ボスッ
カゲチヨ「…雄英…か…」
雄英高校に行かなきゃいけない…なんでだ…?
俺なんかやらかしたか…?
いや、別に喧嘩した訳でもねえし…
カゲチヨ「…面倒事にならなければいいけど」
俺は信頼している人以外の目の前ではあまり喋ることが出来ない
陰キャだからというのもあるが…ってこれ自分で言うの結構屈辱だな…
っと話を戻して…
まあ昔のトラウマがあるからというのが主な原因だ
いつもどうやって話してるのかって?そんなの簡単
筆談だ
別にそんな難しいもんじゃない
とはいえ文字があまり上手くねえから必死に練習した
今では金賞を取れるのでは!?というくらいの字に成長した……と思う
カゲチヨ「あ、そうかヒサ達も来んのか!それなら怒られる心配は無いな!」
カゲチヨ「……てか寝れねえな……」
何故かはまだ言えないが、俺は夜あまり寝られないのだ
まあ世間一般的に言えば夜型と言うやつだろう
カゲチヨ「…散歩行くか…」
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カゲチヨ「ふぅ…っ」
俺は別に散歩などしないのだが、今日は何故か散歩をしたくなったため散歩をしている。
カゲチヨ「(あれ…誰かいんのか…?)」
カゲチヨ「(…まあ行く必要も無いか…)」
??「あ!カゲチヨ!やっほー!」
カゲチヨ『”モブ男”か』
モブ男「やっほ~!ていうか明日呼ばれてたじゃん?」
モブ男「やっぱ怒られたりしちゃうのかな~」
カゲチヨ『まあヒサ達もいるし…別に怒られはしねえんじゃねえの?』
モブ男「それもそっか~」
ちなみに仲のいい人は話せると言っておきながら筆談なのは外だからというだけなので安心して欲しい
カゲチヨ『んでこんな夜中に何してんだよ』
モブ男「それはカゲチヨもでしょ~?」
カゲチヨ『俺は…まあ寝られなかったんだよ』
モブ男「あ~…カゲチヨ夜型だもんね~w」
カゲチヨ『悪いかよ』
モブ男「いやいやそんな滅相もない」
カゲチヨ『んでお前は?話逸らしたのバレてっからな』
モブ男「ちぇー!カゲチヨ厳しー!」
モブ男「俺は逃げ出してセクシーなお姉さんを捕まえに来ただけさッ…☆」
カゲチヨ『…聞いて損したわ』
モブ男「酷い!!俺傷ついちゃう!」
カゲチヨ『勝手に傷ついてろ』
モブ男「ほんとに酷い!!」
カゲチヨ「ははっ…笑」
モブ男「!」
モブ男「(…良かったね、カゲチヨ)」
カゲチヨ『じゃあまた明日な』
モブ男「うん!また明日!」
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