滉斗side
涼架『お疲れ様でした〜!』
スタジオ終わり、元気に笑顔を振り撒くのは、
同じバンドメンバーでもあり、
俺の彼女でもある藤澤涼架だった。
滉斗『お疲れ様でした!』
元貴『お疲れ〜』
元貴は何やらスマホで何かを調べている。
元貴も同じバンドメンバーで、
ボーカルとギターを担当してる。
作詞作曲も全部元貴がやっていて、
いつもクオリティーの高い音楽を届けてる。
元貴の曲大好きなんだ〜
涼架『滉斗帰ろう!』
滉斗『うん!』
元貴もマネージャーも俺と涼ちゃんが
付き合っているのは知っていて、
密かに応援してくれている。
涼ちゃんとはまだ手を繋いだり、
ハグをしたり、短いキスまでしかやってない
けど、今日はとある約束をしている。
今日帰ってお風呂に入り終わったら、
初めて性行為に挑戦してみようと。
俺は昔高校から6、7年付き合っていた
彼女と少し似たような事をしたことがあるから、
経験はあると言っても過言ではないけれど、
涼ちゃんは今まで彼女もできたことがないし、
そういうことはあまり良く分からないらしい。
初めての涼ちゃんに痛い思いはさせたくないし、
気持ちいいと思って欲しい。
だから今日はできるだけ、、、
いや、絶対に優しく抱きたい。
涼ちゃんが良いって言ったとしても、
俺は優しく抱きたい。
涼ちゃんに嫌な思いをさせたくないから。
涼架『ここのパフェがすごい美味しくてさ〜!』
スタジオ終わりの帰り道、涼ちゃんは俺の隣に
並んで歩きながらこの前の日曜日に食べた
パフェの話をしている。
いつもにこにこと微笑みながら話す涼ちゃんが
可愛くて愛おしくて仕方がない。
涼ちゃんは話し上手でもあるし、
聞き上手でもあって、いつも俺や元貴の
相談に快く乗ってくれる。
歳上から見える視点とか、イメージなど、
細かく教えてくれるからとても助かっている。
涼架『って…聞いてる〜?』
滉斗『聞いてるよ笑』
俺がそう言うと涼ちゃんは少し頬を赤く
染めながら頬をぷくっと膨らませた。
拗ねているような、寂しがっているような
表情がまた、俺の理性を壊しにきてる。
涼架『ん〜疲れたぁ〜…』
そう言ってソファに座り込む涼ちゃん。
今日もいつも通り朝早くにスタジオへ
向かい、誰よりも練習を頑張っている。
実はメンバーの中で一番の頑張り屋さんで、
たくさん練習しているけど、
少し元貴に怒られちゃう時もある。
休止の時はピアノに触りすぎて、
手が荒れてしまった時もあった。
でも今の涼ちゃんは、ピアノに感情、
思いなどを全て乗せて、涼ちゃんにしか
出せない音色で人々を癒している。
滉斗『お風呂汲んできたから先入りな』
涼架『一緒に入るのは駄目かな…?』
俺がそう言うと涼ちゃんは上目遣いで
俺を見つめながらそう言った。
そう言われると断れないのに涼ちゃんは
それを知っていながらもやってくる。
本当に罪深いと思う。
まぁ可愛いから良いんだけどね?
滉斗『…色々と準備しておくから』
涼架『あっ…そっか、入ってくるね、///』
俺がそう言うと涼ちゃんは頬を少し赤く
染めながら微笑み、浴室へ足を運んで行った。
多分相当涼ちゃんも緊張してる。
もちろん俺だって緊張してる。
どうやったら涼ちゃんに嫌な思いさせずに
性行為ができるか、
どうやったら涼ちゃんを気持ちよくさせる
ことができるかとか、
色々考えてしまう。
初めての涼ちゃんとの行為を大事にしたいから。
俺は寝室へ足を運ぶ。
ベットサイドの棚に隠しておいた
コンドームを一つ置いて、
その近くに一応ローションも置いておく。
涼ちゃんはほぼ確定で処女だから、
ローションは必須だと思う。
あとは恥ずかしくないように証明も少し
暗くして、箱ティッシュも準備した。
…やる気満々すぎる自分が恥ずかしい。
涼ちゃんも同じ気持ちなら良いんだけどな。
俺がそんなことを考えていると、
涼ちゃんが寝室へ来た。
滉斗『おかえり、俺も入ってくるね』
涼架『うん…!待ってるね!///』
頬を赤く染めながらふにゃっと笑う
涼ちゃんが可愛くて愛おしくて仕方がない。
いつも涼ちゃんの笑顔に癒されて、
励まされてる。
疲れた時に見る涼ちゃんの笑顔は本当に
綺麗で可愛くて、ずっと眺めていたい。
俺は浴室へ足を運ぶ。
1分1秒でも早く涼ちゃんを抱きたかった。
今までずっと我慢してきた。
でも初めての涼ちゃんを傷つけたくないから、
ずっと我慢していた。
やっと今日涼ちゃんを抱ける。
そう思って今日は頑張っていた。
浴室を出た後、ドライヤーを済ませて
軽く歯も磨いておく。
どんだけやる気あるんだよって自分でも
言えるくらいにやる気があった。
俺は早足で寝室へと足を運んだ。
リクエストいただいたりょつぱです!
気に入っていただけると嬉しいです!💞
コメント
9件
うわぁぁりょつぱ良い…🥹 リクエストした方ナイスすぎるし、それを書く主さんもいつも通り最高です👍
やばしやばし…栄養の過剰摂取だぜ兄弟……(?)
うはぁぁあ…!神です! 有難うございます…! また栄養が摂れる…