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うわぁ、全員いる!!! 激アツ!決戦だぁ〜!!!
全員参加ダァァァァ!!!
side目黒
今は、組織に所属しているみんなが集められている
ボスは、いない
周りを見渡すと、Jrの姿も見つかる
Jrの姿を見る度に心が痛む
今、組織にいるのは18歳以上
これは、ボスの優しさだろう
すると、ドアの方がザワつく
まさか、ふっかさんたちが……?
でも、それは違った
現れたのは__
「しょっぴー……?」
病院にいるはずのしょっぴーだった
「なんで……」
「お前らが戦ってんのに、俺だけ休んでる訳にはいかねぇんだよ」
そして、その後ろには、
「阿部ちゃん……」
阿部ちゃんがいた
「みんな、ごめんね」
「なんで謝るの……」
「俺が、ここの……」
阿部ちゃんが言葉を続けようとした途端
外から大きな音が鳴った
「早速……」
SixTONESの樹くんが青ざめた顔で呟く
ここにいる人の中にはメンバーに抱きついている人もいる
そりゃあ、怖いだろう
先輩と戦いたくないだろう
俺らだって、ふっかさんが向こうにいる
メンバーに手を出したくはない
でも__
「俺が先に行くよ」
「阿部ちゃん!?」
「なんで、」
「みんな、俺がね、ここのボスなんだ」
「だから__」
「なら、なおさら守んなくちゃな」
聞こえたのは__
「ボスが先に死んじゃったら俺らなんもできねぇし笑」
佐久間くん、
「ボスは、守らなきゃでしょ?」
舘さん、
「俺が先頭を行くから、お前はしばらくここにいろ」
岩本くん、
「俺たちと一緒に、ここを守ろ」
ラウール、
「ボスだからってそんな頑張んなくていいんだぞ」
そして、しょっぴーだった
「みんな……」
「俺も、ここを守るよ」
俺も、口を開く
「うん……」
「みんな!俺の指示、聞いてくれる?」
「もちろん!!」
「聞かないわけない!」
たくさんの答えが返ってくる
「じゃあ、しょっぴー、めめ、俺はここに残る」
「他のSnowManメンバーは向こうに」
「おっけー」
「俺らと一緒にここを守ってくれる子たち、佐久間たちと向こうに行ってくれる子たち」
「それに別れて欲しい」
「無理強いはしない」
「やってくれる?」
みんな、怯えたような目をして動こうとしない
けど、1人だけ
「俺は向こうに行く」
そう言ってくれた人がいた
山田涼介くんだった
その言葉を聞いて、Hey! Say! JUMP全員が
「俺も」
と言ってくれた
「同期に頼まれて行かないわけにはいかないから」
そう、微笑みながら言ってくれた
「うん……ありがとう」
「なら、俺も」
「いわもっちゃんが行くんだからな!!」
「慎太郎……」
「俺らも行くか!」
「ジェシー……」
岩本くんがSixTONESを見る
その言葉を合図に、SixTONESが全員頷いた
「俺らも、行きます!」
「え、でも……」
そう言ったのは、川崎皇輝だった
「人数が多い俺らが行けば、少しでもここに残れる人が増えると思うんです」
「でも、みんなは……」
「やりたいから言ってるんですよ」
「絶対、勝ってみせますから」
少年忍者が口々に言う
「……無理しないでね」
「もちろんです!」
少年忍者の元木湧が、いつもの笑顔で言ってくれた
きっと、彼らはここを守るため、無理をするだろう
阿部ちゃんだって、それは分かってる
けれど、甘えたいのだ
こんなに、協力してくれる仲間に
また、外で大きな音が鳴る
いよいよ、
「決戦だよ」
その言葉を合図に、SixTONES、Hey! Say! JUMP、SnowManの1部、少年忍者
それから、TravisJapan、Sexy Zone、King&Princeも動いてくれた
「佐久間、」
「ん〜?」
「佐久間が、向こうで指揮をとってね」
「はーい!!」
「頼んだよ」
「ぜってぇ勝ってやるよ」
そして、半分が外に出て行った
それぞれの武器を持ちながら
「俺らも対策するよ」
「きっと、ここへ来るのもすぐだよ」
そうして、最終決戦が始まった
外では、銃声が鳴り響いていた
『はいおっけー!!』
疲れがどっとくる
こんなに沢山の人数で演技することなんかあるだろうか
今頃、事務所は空っぽだろうな、と思う
「めめ〜」
「お疲れ様。阿部ちゃん」
「やばいわこれ笑」
阿部ちゃんも同じこと思ってたみたい
佐久間くんは、Jrの子達に話しかけに行ってる
まさにコミュ力お化けだ
岩本くんが見当たらなくてきょろきょろする
すると、端っこの方で少年忍者安嶋秀生と話してた
みんな、それぞれ思い思いに動いている
誰かと話している人がほとんどだけど
__俺は、こんなジャニーズに惚れたんだな
そう思って、なんだか自分が誇らしくなった