TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

小湊は道着を着ていて、無二と目が合うと微笑してくる。無二は小湊ばかり見ていた。

師匠が「今日から臨時で武術指導を小湊くんに任せた」

小湊が弟子たちの前に立ち、「小湊圭一です。免許皆伝してるから何でも教えてあげる」

無二は小湊と目が合うとすぐ目をそらした。照れている自分に気づいたのだ。

「最初は素振りからいこうか」小湊

弟子はたくさんいた。小湊は他の人たちを見はするが、指導しようとせず、無二のそばに立ち止まるとずっと観察してきた。

「…もっと腹に力をこめて」

小湊が無二の道着の上から腹をさわった。無二は人前でさわられて恥ずかしかったが「むううううっ」と気合いをこめてふるいつづけた。

「上手だよ」小湊が笑いかける

無二は究極に緊張した

「でも肩があがったね」小湊は無二の両肩をすとんとおろさせるようになでた。

小湊は他の弟子たちのほうにまわっていく。

小湊が着流ししかきてなかったのを無二はみてきたためか、道着姿は脚が長くみえてこれもまた色っぽい。無二は小湊の長い脚ばかりみて近づかれると緊張してしまうのだった。

無二は小湊が別の弟子のまわりを歩いているからほっとしたがまた、無二のところに来た。

小湊は無二の腹と背中を押すようにして触ってきた。

無二は「ぬうううっ」と気合いをこめてふるいつづけていると小湊は笑顔を強くして

「いいよ、その調子」

それから皆の前に立った。


「素振り、やめ」

全員が止まった

「じゃあ、となりの人と対決しようか」

無二は隣にいた男と向き合ったが

「無二ちゃんは僕とでいいよ」

無二は皆の前に立った

「僕が受けをするから攻めてきて」

無二は木刀で小湊にうちかかった。

小湊は鮮やかにはらいのける。

小湊は全力で無二に教えてくれた。

たびたび、小湊は無二のリストをつかんで「細いね」と言ったり、無二の背後にまわってぴったりくっついて木刀のふるいかたを教えたりしてきた。

「ちゃんとできるようになるまで後ろで支えるからね」

小湊が無二の耳に声をふきこんだせいで無二は体が熱くなってふるえた。

こんなことがあったため、小湊師匠はむににばかり教えてるし無二ばかりみて、無二に気がありそうだと噂になった

無二を特別扱いする小湊に無二はうれしくもあるがはずかしくもあった。

小湊に抱かれるまで

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

220

コメント

2

ユーザー

距離感が恋人なみっ!大胆な小湊さんもいい、照れてる無二さんも愛らしいですね✨

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚