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学校に着いたら地獄の1時間目が始まった……

1時間目英語とかだるすぎだろ。何が「How are you today?」だよ。

こちとら色々な事ありすぎて I’m tired.状態なんだが?先生が文法の使い方について説明してる間、隣の女の子から小さな紙を渡された。初めて同じクラスになった子だから、何だろう?と思いながら開いてみる。


『仲良くなりたいから遊ばない?』


そう書いてあった。みこは嬉しい気持ちになり、紙に『いいよ!』っと書いて渡した。

その子は嬉しそうであり、目の色が少しくすんで見えた…


____________________________________


あ〜!✨やっと終わったぁ…

苦手な授業の英語が終わり、その女の子に話しかける。


「ねぇ、、、」

『ああ、みこちゃん!授業中いきなりごめんね?』

「全然いいよ。」

『私はえいちゃんっていうんだ!みこちゃんって可愛いから、一緒に遊びたかったんだ。』

「本当!?へへ、嬉しいな。」

『……』


この女が私のすいせいちゃんを取ったんだ。仲良くする気はないが、作戦なのだから仕方がない。

私は悪くない。私じゃ悪くない。私は悪くない。私は悪くない。私は悪くない。


『ねえ、みこちゃん。』

「ん〜?どうしたの?」























『放課後、私の友達と遊ばない?』



__________________________________



そう言われた後、みこ達は最近流行っているものの話題で盛り上がった。

みこは人見知りであったが、この人たちとは仲良くなれそうな予感がした。

しかし、次の日。みこの全教科書の端っこが”1ページ1ページ折られていた”

最初は、はてなマークがたくさん頭の上に浮かび、理解が追いつかなかった。誰かのイタズラも考えたが、クラスのみんないい人たちすぎて、誰か見分けもつかなかった。


「……まぁ、これくらい大丈夫だよn」

『みこちゃん大丈夫!?何で教科書がそんな事に、、、先生に言ってくるね!』

「えいちゃん…ありがとう!でも大丈夫だよ。折られてるだけだし。」

『……そっか。犯人見つかるといいね。』


そう言って教室から出ていったあなたは、少し微笑んでいたんだ。


「……違うよね。昨日あんなに仲良かったし友達だもん、、、」


心がモヤモヤする。一体誰がやったのか。なぜこんな事をしたのか。それはやった”本人達”しか分からない。


「みこち〜」

「ビクッ、え、ぁあすいちゃん!」サッ


みこはバレないように教科書を後ろに隠した。


「ん?何か持ってるの?」

「あ〜、、、友達貸してもらったシャーペンだよ。筆箱忘れちゃって…」

「…そっか。じゃあ授業始まるから戻るね。顔見れて良かったよ。」


あれは明らかにおかしい。朝登校する際はあんなに元気だったのに…

しかも筆箱机の上に置いてあったし、、、何か隠し事があるな。頼ってもらいたいのに頼ってくれない。

私の好きな人は強がりなのかもしれない。どんどんみこちのことを知っていったが、どんどん遠く行っていく感じがする。

恋って難しいなぁ…初恋相手だからすぐ照れちゃうけど、リードしなきゃ!


『やばかったよねw顔がもう「なんで?」って感じだったww』

『まじウケるw』

『次はどうする〜?』

『どんどん定番な事していこ!』


何の話をしているのだろうか分からないけど、やってはいけないことをしているのが分かる。

その話を聞いてから1日が経ち、2日経ち、3日経ち……どんどんみこちは元気がなくなっていった。

聞きたいけど聞けない。聞いたらいけないような感じがしてしまう。

自分動け!みこちが振り向いてくれないぞ!…でもなぁ。なぜか私が来ると作り笑顔になるんだ。

もう待ってらんない。明日ちゃんと聞くことにしよう。そしてすいちゃんを好きになってもらうんだ!


次の小説へ続く…

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