学校に着いたら地獄の1時間目が始まった……
1時間目英語とかだるすぎだろ。何が「How are you today?」だよ。
こちとら色々な事ありすぎて I’m tired.状態なんだが?先生が文法の使い方について説明してる間、隣の女の子から小さな紙を渡された。初めて同じクラスになった子だから、何だろう?と思いながら開いてみる。
『仲良くなりたいから遊ばない?』
そう書いてあった。みこは嬉しい気持ちになり、紙に『いいよ!』っと書いて渡した。
その子は嬉しそうであり、目の色が少しくすんで見えた…
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あ〜!✨やっと終わったぁ…
苦手な授業の英語が終わり、その女の子に話しかける。
「ねぇ、、、」
『ああ、みこちゃん!授業中いきなりごめんね?』
「全然いいよ。」
『私はえいちゃんっていうんだ!みこちゃんって可愛いから、一緒に遊びたかったんだ。』
「本当!?へへ、嬉しいな。」
『……』
この女が私のすいせいちゃんを取ったんだ。仲良くする気はないが、作戦なのだから仕方がない。
私は悪くない。私じゃ悪くない。私は悪くない。私は悪くない。私は悪くない。
『ねえ、みこちゃん。』
「ん〜?どうしたの?」
『放課後、私の友達と遊ばない?』
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そう言われた後、みこ達は最近流行っているものの話題で盛り上がった。
みこは人見知りであったが、この人たちとは仲良くなれそうな予感がした。
しかし、次の日。みこの全教科書の端っこが”1ページ1ページ折られていた”
最初は、はてなマークがたくさん頭の上に浮かび、理解が追いつかなかった。誰かのイタズラも考えたが、クラスのみんないい人たちすぎて、誰か見分けもつかなかった。
「……まぁ、これくらい大丈夫だよn」
『みこちゃん大丈夫!?何で教科書がそんな事に、、、先生に言ってくるね!』
「えいちゃん…ありがとう!でも大丈夫だよ。折られてるだけだし。」
『……そっか。犯人見つかるといいね。』
そう言って教室から出ていったあなたは、少し微笑んでいたんだ。
「……違うよね。昨日あんなに仲良かったし友達だもん、、、」
心がモヤモヤする。一体誰がやったのか。なぜこんな事をしたのか。それはやった”本人達”しか分からない。
「みこち〜」
「ビクッ、え、ぁあすいちゃん!」サッ
みこはバレないように教科書を後ろに隠した。
「ん?何か持ってるの?」
「あ〜、、、友達貸してもらったシャーペンだよ。筆箱忘れちゃって…」
「…そっか。じゃあ授業始まるから戻るね。顔見れて良かったよ。」
あれは明らかにおかしい。朝登校する際はあんなに元気だったのに…
しかも筆箱机の上に置いてあったし、、、何か隠し事があるな。頼ってもらいたいのに頼ってくれない。
私の好きな人は強がりなのかもしれない。どんどんみこちのことを知っていったが、どんどん遠く行っていく感じがする。
恋って難しいなぁ…初恋相手だからすぐ照れちゃうけど、リードしなきゃ!
『やばかったよねw顔がもう「なんで?」って感じだったww』
『まじウケるw』
『次はどうする〜?』
『どんどん定番な事していこ!』
何の話をしているのだろうか分からないけど、やってはいけないことをしているのが分かる。
その話を聞いてから1日が経ち、2日経ち、3日経ち……どんどんみこちは元気がなくなっていった。
聞きたいけど聞けない。聞いたらいけないような感じがしてしまう。
自分動け!みこちが振り向いてくれないぞ!…でもなぁ。なぜか私が来ると作り笑顔になるんだ。
もう待ってらんない。明日ちゃんと聞くことにしよう。そしてすいちゃんを好きになってもらうんだ!
次の小説へ続く…
コメント
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いじめられてるみこちを見ると胸が苦しい.....!くそぉ..!!(←提案した人) すいちゃぁぁぁぁん!!!頑張ってくれよぉぉぉぉ
☄️は次回どう動くのだろうか... 楽しみだにぇ