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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「ぁ…」


まただ。日に日にイタズラがエスカレートしている。

イタズラではなく”いじめ”なのかもしれないが、やはり誰がやっているかは分かっていない、、、


『みこちゃん…本当に大丈夫?』

「……うん」


正直えいちゃんがやってると、心の中の片隅で思っている。

けど、あんなに優しく接してくれたし、馬が合うし…

みこは友達を疑ってしまうなんて最低だ。けど、そうしか思えない。

今日は、机の中に折り畳まれた紙が入っていた。ひらいてみると『死ねばいいのに』と、一言だけ書かれていた。

もう学校に登校するのが怖くなった。毎日毎日、このようなことが起きるのが嫌なんだ。


「…えいちゃんはこのことについて何か知らない?」

『ごめんね。本当に分からないんだ、、、』

「そ、そうだ…よね」


やはりこの女。目の奥に何か潜んでいるように見える。

目が悲しんでいるのは分かるが、嘲笑っているようにも見えるのはみこだけなのだろうか?


____________________________________


『やっぱりバカだなw』

『ほんとそれ!何で気づかないんだろうねあの”さくらみこ”って奴w』

「っ…!」


今聞こえた。初恋相手の名前が。


「おいお前ら」

『へ…?あっ!すいせいちゃん!』

『きゃぁあああ!話しかけて来た!』

「……」


うるせぇチンパンジー共が。もう女子とも人間としても見れなくなった。


「お前らか?みこちから笑顔を奪ったのは。」

『え…!?そんなことしてないよ!』

『うんうん!みこちゃんとは友達だし、心配してるんだよ?』

『だから私たちは何もしてない!』

「…はぁ」


確かにまだ徹底的な証拠を持っていなかった。


「分かった分かった、、、ごめんなさい疑ってしまって。」

『全然いいよ!すいせいちゃんはムキになっちゃっただけだもんね!』

『話しかけてくれて嬉しかったし、みんなに自慢しよ〜っと!』

「すみません、じゃあこれで…」

『『ばいば〜い!!』』


よく笑顔で手を振れるな。どうせあいつらなことは分かっているのに、証拠を集めなかったのか…

みこちを救うためには時間がかかりそうだ、、、みこちからも虐められていることを聞いていない。

頼ってくれたらもっと早くに守れたのに。自分が憎い。あいつらはみこちに悪戯するために、早く学校に来ているはず。

朝起きるの苦手だけど、みこちのために明日朝早くに学校へ行こう。


________________________________________



「あっっっっっちぃぃぃ!!!」


朝早くても外はめちゃめちゃ暑かった。


「人間の体温と一緒の気温とか終わってんじゃん、、、いつか風呂の温度になるんじゃねぇの?」


そう思いながら学校の校門をまたいだ。

みこちの3年3組の教室を覗くと、”とんでもない光景”が見えた


次の小説へ続く…

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コメント

7

ユーザー

楽しませてくれるじゃねぇか...とんでもない光景とはなんなんだろうか...!!いやぁ胸が痛い!今にでも泣きそう!👍

ユーザー

みこちぃぃぃぃ!!無事であってくれ!() 気持ちは分からんくもない...

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