今回ちょっと自分的には納得が言ってない無理矢理感ある。けどまぁ読者の皆様に刺さってくれたら嬉しいです。
gkty
ty「」
gk『』
「だからさぁ、なんでそうなるの!?」
『ちがうんすよ、!これには訳があって…!』
「もういいよ!gkくんなんて知らない!!」
勢いよくドアノブに手をかけ、tyさんは自分の部屋に戻ってしまう。
オレは近くの椅子に腰をかけ、頭を抱える。
『tyさぁん…』
言い合いになった理由は2週間前の事、 オレがショッピングモールに出かけた話。
そろそろtyさんと付き合って2年が経とうとしていた。
記念日は2回目と言っても中々慣れないもので、オレは同期のyuh rrにプレゼントを相談することにした。
結局プレゼントは決まらず、ましてや二人で会っていたところを共通の知り合いに見られて浮気を疑われるとは…。
いやまぁオレが悪いっすよね、そりゃ男女二人で出かけたらそんな事かと思われても仕方がない。
けどオレはtyさん一筋だしrrっちのことは同期や友達としか見ていない。
どうやって謝ろう、どうやって話しかけよう…。
うーん…と唸りながら頭を抱えていたが、ある時スマホの通知音が鳴った。
『配信準備しなきゃ、 』
防音室に入り、配信開始に向けての操作をする。
ゲームをプレイして、リアクションして、雑談も混じえて、いつも通り配信を行っていた、つもりだった。
ふとコメント欄を見たら、ひとつのコメントが目に入った。
[ なんか元気ない?大丈夫? ]
いつも通りだと思っていたのはどうやら、オレだけだったようで、オレのリスナーはちょっとした変化にも気づいてくれた。
『実は今日、tyさんと喧嘩しちまって、。 』
ゲームを進める手とリアクションを止め、声のトーンを真面目にして話す。
『どうやって謝るか、とか配信前までずっと悩んでたんすよ、今も解決はしてないんすけどね…w』
いつものテンションで喋れていなかったことに謝り、気を取り直してゲームをまた進める。
オレは気づかなかったが、ガチャッと防音室のドアが開いた。
とてとて と足音を立てないように歩くtyさんは突然後ろからそーっと抱きついてきた。
びっくりしてつい、大きい声を出してしまった。
『うおッ、!?』
付けていたヘッドフォンをはずし、振り返ろうとすると、tyさんが話しかけてきた。
「……ごめん、僕勘違いしてた。 」
『…tyさん、オレもごめんな。 』
オレはtyさんの方を向き、手を握る。
「yuhから聞いたよ、買い物してただけなんだってね、。 」
tyさんの顔をよく見ると、少し泣きそうな表情で、どこか寂しかったと言いたげだった。
オレは配信をしていたことも忘れて、tyさんに話す。
『そうっすよ、オレはtyさん一筋だし、浮気なんかこの先ずっとしないっすよ!けど、勘違いさせるようなことして、ごめんな』
ゲーミングチェアに座ったまま、tyさんをぎゅっと抱きしめた。
「…gkくん、配信大丈夫ですか、?」
抱きしめられた拍子にパソコン画面が見えてtyさんは配信を話題に出した。
『ッあ、やっべ…』
コメントはひとつを読むのにも苦労するほど速く流れていた。
慌てて配信を閉じ、終了を確認してから二人で見つめ合う。
『なんか、大変なことになっちゃったっすね…』
「…うん、……でも、 」
tyさんはオレの手をきゅっと握り、言った。
「gkくんと、仲直り…できて、よかった、 」
恥ずかしがって頬を赤く染め、徐々に小さくなっていく声も、二人きりの部屋ではハッキリと聞こえた。
『っへへ、オレもそう思うっす!』
tyさんは手を広げてオレを見つめる。
「…ん、 わかるでしょ、ほら、 」
『んは、寂しかったんすか?可愛いっすね』
座っていたチェアから立ち、オレより少し背の低いtyさんを抱きしめる。
「んぐ、ちょっと、強い」
『…tyさん。 』
「ん、なぁに 」
上目遣いで見つめてくるtyさんがとても愛おしく、口から自然と言葉が出てきた。
『愛してるよ。 』
「…ッぼくも、 」
ぷい、とそっぽを向いてしまったtyさん、耳が赤かった気がするのは、きっと気のせいじゃないだろう。
ちょろっとおまけ
『…あ、[咎人はガチ]、だってさ、トレンドに入っちゃったよ…』
「まぁ僕たちのリスナーなんてそんなもんでしょう、放っておけばすぐになくなります。 」
『とか言って、配信ついてるの知ってて防音室来たっすよね、tyさん、 』
「……うるさい」
「べつに僕の彼氏のかっこいいところを見せつけたかった訳じゃないよ」
『え〜いいこと言ってくれるじゃないっすかぁ〜』
「だまれ、早く寝るよ」
『んふ、はぁい』
2人は同じベッド、同じ布団を被る。
「……ねぇ、ぎゅってして寝よ、?」
『…もちろんっす。 』
その夜の外は寒くなったが、二人の部屋は暖かく、そして二人も互いに暖めあって快適な睡眠がとれたとさ。






