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『アクアリウム』
友人に誘われて、奇妙な水族館にやってきた。ここの水族館では、7のつく日と27のつく日に、『人魚ショー』が行われる。
友『だからさ、行ってみようぜ笑 』
岩『人魚が泳ぐってどゆこと?』
友『ま、俺も詳しいことは知らないんだけどさ、楽しそうじゃね?』
岩『まぁ、いいけど』
友『じゃあ、駅前に11時集合で』
なんて、友人に誘われたのに、肝心の友人が休むなんて、水族館の場所とチケットを持って、向かった。
In水族館
入ると、大きな水槽の前で見物客がたくさんいた。間から見ると、人魚がいた。気がつくと俺は最前にいた。
岩『綺麗、』
緑の人魚とピンクの人魚、鰭をひらひらさせて、泳いでいた。きらきらとした笑顔に思わず、目を奪われてしまう。
15:00
水族館でのショーが終わり、帰りの支度を始めた時だった。
ス『あの、すみません』
岩『へ、?俺ですか?』
ス『この後お時間空いてますか?』
岩『この後ですか、?多分平気だと思います、』
ス『では、こちら来ていただけますか?』
スタッフの人に案内されたのは、水槽の上部だった。水面が綺麗だった。水槽の近くに、見覚えの顔があった。
🧜♂️『あの、!!』
岩『へ?』
🧜♂️『さっき見に来てくれた人だよね?』
岩『はい 、』
🧜♂️『なんか、顔どタイプすぎて、///』
岩『え、?俺!?』
🧜♂️『だから、ショーが終わったら喋りたいなって思って』
佐『私、佐久間と言います。』
阿『私は、阿部です、』
岩『あ、岩本です、』
阿『泳いでいた時、岩本さんの顔がどタイプで、話しかけたくて』
佐『俺も、俺も!!』
岩『え、そ、そうなんですね、』
阿『もしかして、引いてます?笑』
阿『私たち、男なんです、』
華奢に舞い泳いでいた人魚が、まさか俺と同性だとは思わなかった。
佐『これ、俺の連絡先 』
阿『これ、私のです』
岩『こんなことしてもいいんですか?』
阿『だって、好きなんです』
岩『好き、?』
佐『だから、受け取って』
岩『はい、受け取る、?受け取ります』
訪れた水族館で人魚と仲良くなってしまった。丁寧な阿部さんと、チャラそうな佐久間さん。連絡先を登録し、俺はそんな2人に人魚の虜になってしまっていた。
Continue……
コメント
1件
わあ、すごく不思議で綺麗なお話……!🩷💚💛 第1話から続けて読んだんですが、水族館の幻想的な雰囲気と、まさか人魚が男の子だったっていう驚きが本当に印象的でした。岩本くんが「綺麗」って思わず呟いちゃう気持ち、すごくわかります。 それにしても佐久間さんと阿部さん、連絡先を渡すシーンの「好きなんです」ってストレートすぎてドキドキしちゃいました……!これからどうなるんだろう。三者の距離感、丁寧に描かれていて好きです。続きが気になります🌷