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五日目?
北欧です!ちいさくなります。←説明雑
〈本編〉
いつも通りの会議、いつも通り騒がしい会議
「もう、イギリス俺の意見に反対することが趣味なのかい?」
「は!?お前の意見がおかしいから、アドバイスしてやってるだけだろ!」
「いや、アドバイスはしてないんだぞ」
アメリカとイギリスの口喧嘩がまた始まる。
「もう、あの二人いっつもああやって口喧嘩し始めるわよね、ほんと元気なやつら」
フランスはドイツに愚痴をこぼす。
「なぜ、俺にそれを言う?」
「ねぇ〜ドイツ、ドイツってばぁ〜」
イタリアがドイツのほっぺを指でつんつんする。
「なんだ?イタリア」
ドイツはイタリアの方を向く。
イタリアから返ってきた言葉は
「呼んだだけだよぉ〜」
というものだった。
ブチッ
ドイツの何かが切れる。
ドイツは大声で怒鳴るようにそういった。
「HAHAHAHA☆どうしたんだい?ドイツ?俺はちゃんと会議してるんだぞ!意見も出してるんだぞ!」
「そういう問題ではない!!」
また、大声で怒鳴るように言うド胃痛…
「大体、お前なぁ…意見出してるって言ってるが、全部現実的にはありえないんだよ!!」
イギリスがアメリカに言う。
「なんだい、君?このヒーローの意見に反対かい?」
「あぁ、そうだよ!その頭の中を叩き直してやろう!」
イギリスが懐から、ステッキを取り出す。
日本が急に大声で
「あっ、あれ!皆さん逃げてください!!」
といった。
「君、そんな子供のおもちゃのようなもので俺に勝てると思ってるのかい?」
アメリカは手を前に出し、拳を作る。
「日本?あれそんなに危ないのか?」
ドイツが日本に問いかける。
「はい!あれのせいで一回韓国さんが幼児化させられました!」
「幼児化だっと…!」
ドイツは口を開けたまま驚く。
「そうアル!このままここにいると、幼児化して恥かくことになるアル!!」
「まじ!?早く俺達も逃げないとなんだわ!」
「ちょ、押さなでくださいまし!!」
他の国が席を立ち逃げ始める。
「皆、できるだけアメリカとイギリスから距離を取れ!!」
「くらえ!ほあたっ☆」
イギリスがアメリカに向かってステッキを振りかざす!
「効かないよ!」
アメリカの周り煙が立ち込めるがアメリカにはなんの変化もない、
「効かないだと…嘘言いやがって、今お前のメガネはどこにあると思う?」
イギリスはにやにやしながらアメリカに問う。
「な!俺のテキサス(ネガネ)ならここにって…これ!カナダの眼鏡じゃないかい!!どこにやったんだ!」
アメリカは体中を探すがどこにもない。
「今、お前の眼鏡はカナダがかけている!!」
「本当だ!これ、僕の眼鏡じゃない!アメリカのメガネだ!」
カナダは言われるまで気づいていなかったようだ。
「でも、イギリス…君はしてはいけないことをした…」
アメリカは不吉に笑う。
「な、なんだよ!」
「それ!俺のメガネを外したことだ!」
「は?」
イギリスがぽかーんとする。
「俺がメガネを外した時、真の力が発揮される!!」
イギリスは笑い始める。
「何がおかしいんだい!?」
「いや、お前馬鹿じゃないのかってwwwwww」
「(イギリスは人のこと言えないだろ…)」
フランスは密かにそう思っている。
「ノルウェー、早くいかなと僕達も巻き込まれるよ」
「うん、あ〜そうゆうときはなぁ〜」
ノルウェーが宙に向かって話しかけている。
「ちょ、ノーレ!トロールと話してる場合じゃないよ!早く逃げないと…」
「甘く見てもらっては困るんだぞ☆」
アメリカは腕を組む。
「それはこっちのセリフだ!お前が本気を出そうと俺には勝てないんだよ!」
イギリスはステッキをアメリカの方に向ける。
「ほあたっ☆!」
「ふっ!」
ステッキを振り下ろしたときにはもうアメリカの姿はイギリスの視界にはいなかった。
その代わりに、視界に入っているもの…
それは…
アイスランドとノルウェーだった!
「馬鹿!お前らなんでこんなところにいるんだよ!」
「ノル、まだ、逃げてながったのが!」
デンマークは走って、ノルウェーのところに向かう。
「ちょ、ノーレ逃げないと…」
アイスランドは服を引っ張り、なんとか移動させようとするが無理だ。
「待ってろ兄弟、アイス!今助けてやっかんな!!」
しかし、間に合わなかった。
ノルウェーとアイスランドの周りに煙が舞う。
「お前ら!」
「ノル!アイス!」
ノルウェーとアイスランドを纏う煙がだんだん消えていく。
しかし、二人の姿は見えない。
「ノルウェー!アイスランド!大丈夫か…って…」
イギリスは固まる。
「どしたんだ?」
デンマークがイギリスに聞く。しかし、聞くまでもなかった。
デンマークはそういった。
「どうすんだよ!!」
イギリスがフィンランドの膝の上に乗っている小さいアイスランドとデンマークの膝の上に乗っているノルウェーを指で指しながら言った。
「いやぁ〜あれは君が攻撃してきたのが良くないと思うんだぞ☆」
「☆っじゃねぇよ!!大体、なんで避けるんだよ!!」
イギリスは頭を抱えながらそういう。
「もう、ふたりとも悪いに決まってんでしょ!大体、会議の場で乱闘が起きるとかありえないから!!」
フランスが正論をかます。
「フランスの言う通りだ…俺も動けたのに助けることができなかった…不覚だ…」
「そこまで、落ち込むことねぇべよ、ドイツ」
デンマークはドイツを慰める。
「あんこうざ…」
ノルウェーはそう言うと、デンマークの顎に昇竜拳をくりだす。
「ぐほっ」
デンマークは顎を押さえる。
「まぁ、イギリス…ノルとアイスをもどに戻せ」
スウェーデンがイギリスに威圧感を放ちながら言う。
「(スーさん怒ってるなぁ…)」
フィンランドはアイスランドの頭を撫でながら、そんなことを思っていた。
「すまないが、もとに戻すことはできない…もとに戻るには1日かかるんだよ…」
イギリスはスウェーデンから目を逸らしながら言った。
「カナダ!俺のテキサス返してほしいんだぞ☆」
「あ、うん」
「おい!アメリカ!自分は関係ないみたいな感じでいるがお前にも関係あるんだからな!」
ドイツが呑気なアメリカに言う
「えぇ〜…あれはイギリスが悪いだろう」
「ちなみに今日入れで1日か?」
スウェーデンがイギリスに聞く。
「あぁ、今日入れて1日だ。おそらく、次の日になったらもとに戻ってるはずだ…」
「了解したべ!!」
デンマークが元気よく返事をする。
「ねぇ…お兄さん、イギリスに一つ質問してもいい?」
「なんだよ?」
「幼児化って言われたから、体だけ小さくなって服はそのまんまだから、すっぽんぽんになるって予想していたんだけど…服まで小さい時のになってるってどういう事?」
フランスはイギリスに聞く。
「お前、まさか…」
イギリスが引く。
「そういんじゃないわよ!!ちょっと思ったけど…」
「ちょっと思ったのかよ!」
「お兄さんが言いたいのはそうじゃなくて…これ本当に幼児化といえるの?」
フランスはイギリスに多分聞いたらあんまり良くないことを聞こうとしている。
「この話をするにはまずこのステッキの話をしなかきゃいけない=めんどくさい
だから、設定で時間を戻す魔法ってことにしておけ…」
「なに!?設定ってなに!?」
フランスは驚く。
ドイツがフランスの方に手を置き、言った。
「そこまで行くと、メタいからやめてくれ…」
「はぁ〜い」
フランスは消化不良気味に言った。
パンッ!パンッ!
ドイツが手を二回叩き言った。
「まぁ、今日はこれで会議を終わりにしよう…イギリスとアメリカは後で俺のところに来るように!」
「は〜い」
「わかったよ…」
アメリカとイギリスは同時に返事を返す。
「ん、じゃ俺らはアイスとノルをうちに持って帰るか!」
デンマークがそう言うと、
「持って帰るって言い方だと、誘拐したみたいな感じになっちゃうような…」
フィンランドがそう呟いた。
「そんなことねぇぺっよ!」
デンマークは座っていた椅子から立ち上がり、ノルウェーを抱っこする。
「う、っしょと!」
フィンランドも椅子から立ち上がり、アイスランドを抱っこする。
すると、スウェーデンが
「俺が持つ」
「え!」
スウェーデンはフィンランドからアイスランドを受け取る。
「(めんげぇ…)」
スウェーデンは密かにそう思う。
「ノル、かわいいなぁ〜!」
デンマークがそう言うと、ノルウェーが頬を赤くした後に、頭で顎を頭突する。
「ごふぉっ」
「わり…手がすべった」
反省の色のない声で言った。
「(手がすべったとは????)」
フィンランドはそう思う。
「俺んちにこ」
スウェーデンが言う
「お前んちデケェもんなぁ〜、よし!行くべ!!」
ということで、スウェーデンの家に泊まることに…
「スーさんの家につきましたね!まず、寝るところが必要ですよね!どうしよう…お腹もすきましたし、なにか食べてから考えましょうか!」
フィンランドがそう言うと、スウェーデンがキッチンの方に行く。
数分するとケーキを持って帰ってきた。
「シナモンロールだぁ!!」
フィンランドとデンマークがよだれを垂らし始める。
「食べでいいが!」
デンマークがスウェーデンの目をじっと見て言う。
「ちょっと待で」
スウェーデンは机にケーキを置くと、キッチンでナイフ、人数分の皿とフォーク、3杯のコーヒーと2杯のココアを用意して持って帰ってきた。
「ん」
スウェーデンは、平等にナイフでケーキを切り分けていく。
「一人、2つだべ」
スウェーデンはそう言うと一皿に2つずつケーキを置いていく。
「あ!ノル君とアイス君全部食べれる?」
「俺は食べ切れるげんとも、アイスは無理だ」
ノルウェーがそう言うと
「な、食べ切れるもん。勝手な事言わないでお兄ちゃん!」
とアイスランドが言った。
「おめ、今確かに…お兄ちゃんって…」
デンマークは驚きを隠せない。
ノルウェーは口を開けたまま動かない。
「?」
アイスランドは頭の上に?が浮かぶ。
スウェーデンは考え込んでから言った。
「アイス以外こっちに全員集合」
「えっと、まずノル君は…その…なんで、小さくなったかわかる?」
フィンランドはノルウェーに小声で聞く。
「そんなのあたりめぇだ。イギリスが俺達を子供の姿にしたんだべ」
ノルウェーはスラスラとそう答える。
「多分、アイスは…わがってねぇよなぁ…」
デンマークは小声でそういう。
「ん」
スウェーデンは頷く。
「一応、確認します?」
「俺が言ってくっぺ!」
デンマークはそう言うと、アイスランドの方に近づいて聞く。
「アイス、おめぇなんでそんなにちっさいかわがるか?」
「なに言ってるのダン?熱?」
アイスランドはデンマークがなにを言ってるかわからない。
「(かわいー)」
背後から小さな足で蹴られる。
「ちょ!ノル!なにすんだ!」
振り向くと、そこにはすごい険悪そうな顔でデンマークの方を睨むノルウェーがいた。
「(アイス君だけ、性格と記憶も幼児化してる?よくわからないなぁ…考え事するならあまいものが必要だよね!あまいもの食べて落ち着こう!)
まぁ、皆甘いもの食べて落ち着きましょう!!」
全員が席につく…が問題が起きた。
ノルウェーとアイスランドの背が足りない!!
椅子に座れても、ケーキは食べれないだろう!!
「兄弟!俺の膝の上に来い!」
ノルウェーはそれを聞くとフィンランドの方に駆け寄る。
「え?ノル君、僕の膝の上がいいの?」
フィンランドが聞くとノルウェーは
「うん」
と答えた。
「(か、かわいい…)そっか!」
フィンランドはノルウェーを持ち上げ膝の上に置く。
「ノルぅ…俺は…」
デンマークの嘆きを無視して、ノルウェーはシナモンロールに手を付け始める
「アイス、俺の膝にこ」
スウェーデンがそう言うとアイスランドはスウェーデンのところに駆け寄り、膝の上に座る。
デンマークはノルウェーにフラれたことに結構ショックを受けているようだ…
「(なんか申し訳ないなぁ…)」
フィンランドはそう思いながらシナモンロールを一口、口へ運び入れる。
「う〜ん!美味しいです!!」
フィンランドは手を頬において言う。
「うんめぇ…」
ノルウェーの食べる手が止まらない。
「これうんめぇなぁ!!」
デンマークもがっつきはじめる。
「おいしぃ…」
アイスランドも食べ始める。
「ん…」
スウェーデンは納得いっていない顔で食べていた。
「スーさん?どうかしましたか?」
「なんもねぇ…」
「そうですか…」
全員がシナモンロールを食べ終える。
「えっと、寝るところですけど…なんとかなりますかね?スーさん?」
「なっぱい」
スウェーデンは二階に上がる。
フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランドがあとを追う。
「ほれ」
スウェーデンはある一室へ入る。
「あ、その手がありましたか…」
部屋の中にはベットが4つ並んでいた。
「なんでこんなにあんだ?」
デンマークはスウェーデンに尋ねる。
「フィンとシーとラドと俺の分だべ」
「え…おめぇら…」
ノルウェーが震えた声で言った。
「ちがうから!誤解しないで!!」
フィンランドは顔を真っ赤にしながら言った。
「これで、寝床が確保でぎだな!」
デンマークは腰に手をおいていった。
「でも、一つベットが足りないけど…」
アイスランドが言う。
「俺と一緒に寝ればいい」
ノルウェーがドヤ顔で言った。とは言ったものの顔は真顔だ。
「え、一人で寝れるよ…」
「サイズ的にも二人が一緒に寝ることができるし…」
フィンランドがアイスランドに言う。
「フィンとスヴィーが一緒に寝ればいい…」
「!?」
スウェーデンとフィンランドが驚く。
「な、なんてこというの!アイス君!無理だよ!スーさんでかいもん!」
「!?」
スウェーデンがまた驚く。
「別に気にすることねぇぺっよ、アイス!それか俺と…」
デンマークはアイスランドの視点と同じになるようにしゃがむ。
バチッ!
ノルウェーのビンタがデンマークの顔を襲う。
「わり、手が滑った」
ノルウェーは反省の色のない声で言った。
「そだ!!みんなで一緒に寝ればいいべ!」
デンマークが手を叩いていった。
「お、おめぇにしてはいい案だべ」
ノルウェーがデンマークの頬をつねりながら言った。
「できっか、スヴェーリエ?」
「まがせろ」
スウェーデンは親指を立てる。
その後、買い出しに行ったりしていたら、いつの間にか晩御飯時間に!!
ちなみに、買い出しに行ったのはフィンくんとスーさんとあんこです。
ノルとアイスは留守番してました。
フィンランドは買ってきたものをテーブルの上に出す。
「晩御飯の用意しますね。」
フィンランドはキッチンへ向かう。
「俺もやる…」
スウェーデンはそう言うと、フィンランドの後を追ってキッチンに入る。
「俺らは遊ぶか!!」
デンマークはそう言うと、ノルウェーとアイスランドの頭を撫で始めた。というよりかわ、かき回し始めた。
そのせいで、ノルウェーとアイスランドの髪の毛はぐちゃぐちゃになる。デンマークほどではないが…
ノルウェーとアイスランドはデンマークに憤りを感じているような顔をする。
しかし、それに気づかない!鈍感なデンマーク
しびれを切らしたノルウェーの拳がデンマークに放たれる。
だから、不憫なんだよ…
ご飯のシーンまでカット!!
豪華なご飯が食卓に並ぶ。
「うまそうだな〜」
デンマークは目を輝かせながら言う。
デンマークが席につくと、ノルウェーが駆け寄ってくる。
「?」
「しょっと」
ノルウェーが登ってくる。
「俺の膝がいいか!」
デンマークは嬉しそうにノルウェーを持ち上げ自分の膝の上に置く。
アイスランドはスウェーデンに駆け寄り、膝に乗せてもらう。
アイスランドはスウェーデンの膝がすこしお気に入りのようだ。
「(ほんと、ノル君とアイス君かわいいなぁ〜)」
「フィン、おめぇなんでそんね笑顔なんだ?」
デンマークがフィンランドに聞く。
「いや、二人ともかわいいな…ってあ!ちょ!」
ノルウェーとアイスランドの頬が少し赤くなる。
「かわいくない…」
アイスランドがそう言いながら食べる。
「おめぇもめんこいぞ…フィン…」
「!?」
スウェーデンが急にそんな事をいうのでフィンランドの顔も赤くなる。
「みんなかわいいぺっよ!」
デンマークはおっきな声で言った。
晩御飯を食べ終わったあとはお風呂
「よし!ノル!アイス!一緒に入っぞ!!」
「え」
ノルウェーとアイスランドの声がハモる。
「入っぞ!!」
入ることになりました。
「(なんであんこと…)」
「(なんで、ダンとお兄ちゃんと…)」
「目つぶっとけよアイス」
「うん」
ノルウェーがデンマークを見つめている。
「どうした兄弟?」
「髪の毛…」
ノルウェーはデンマークの前髪が跳ね上がっていないところを見て驚いているのだろうか
デンマークは髪の毛を触りながら、
「あぁ、今はぺったんこになってんな、でも!上がってドライヤー使えば戻るんだっペ!!」
「ダンの髪どうなってるの…」
「わかんね!」
デンマークは元気よく答えた。
3人はお風呂から上がる。
「終わったっぺよ〜!」
「あっ、は〜い!スーさん先入りますね」
「ん」
「皿洗ってんのか?俺もやっぺ!」
デンマークとフィンランドは入れ違いでキッチンに入る。
「アイス俺のこと呼んでみろ」
ノルウェーはアイスランドにそういう。
「?」
「お兄ちゃん?」
グサッ←心に突き刺さった音
「もう一回…」
「お兄ちゃん…」
「(俺の弟、めんげぇ…!!)」
「なんか、変だよ!大丈夫、お兄ちゃん」
「っ!」
会心の一撃がノルウェーの心に刺さる。効果は抜群のようだ!!
「だい、じょうぶだ…」
「大丈夫じゃないでしょ…」
アイスランドは心配そうな顔でノルウェーを見る。
「終わりましたよ〜スーさんどーぞ」
「ちょど、俺らも終わっだ」
スウェーデンはそう言うとお風呂に向かった。
「なぁ、なんか、さっき「お兄ちゃん」って聞こえたんだがなにしてんだっぺ?」
デンマークはノルウェーとアイスランドに聞く。
「なんか、お兄ちゃんが「お兄ちゃん」って言ってて言ったから、言ってた…なんか恥ずかしかった…」
ノルウェーは顔を少し赤らめる。
「ノル君…」
「アイス、俺のことも「お兄ちゃん」って言うっぺ!!」
デンマークは自分を指さしながら言った。
「え、なんで?」
「(グサッ…俺の弟が…)」
ノルウェーの心にまたもや刺さる。
「ノル君…大丈夫?」
「だ、大丈夫だべ…」
「(あ、大丈夫じゃない)」
「アイス君僕のことも「お兄ちゃん」って呼んでいいからね!」
「フィンもおかしくなっちゃた…」
「おかしくなってないよ!!」
フィンランドは力強く言った。
「おめぇら、なじょした?」
「みんなおかしくなった」
お風呂から上がってきたスウェーデンに向かってアイスランドはそういった。
「い、いつの間に!ここに!?」
フィンランドは驚く。
「おかしくなっだ?」
スウェーデンは首を傾げる。
「だって、お兄ちゃんが「お兄ちゃん」って呼べって言ったり、ダンとフィンが「自分たちのこともお兄ちゃんって言っていいからね」って…」
アイスランドはもじもじしながら言った。
「俺のことも呼んでいいかんな…」
「スヴィーもおかしくなった!」
アイスランドは衝撃を受ける。
「みんなどうしたの?病気?」
「(かわいい…)(めんげぇ〜)」
全員そう思った。
「?」
アイスランドからしたら終始謎であった。
「みんなでチェスをしていたらいつの間にか寝る時間になっちゃいましたね」
フィンランドが気づく。
「だな!いや、つぇな!」
デンマークは15回の試合中0勝15敗…
「おめぇがよわいだけだべ…」
ノルウェーはデンマークにひどいことを言う。
「早く寝よう」
アイスランドが言う。
「そだな」
ノルウェーがそれに答える。
全員で寝室に向かう。とはいっても今日だけだが…
「ベットが合体しでる!!これなら一緒に寝っな!!」
「そうです!!」
デンマークがベットに飛び込む。
その上にノルウェーとアイスランドが飛んでくる。
「ノル、アイスおめら真ん中で寝ろ!!」
ノルウェーとアイスランドはベットの上を歩く。
「フィン、奥いけ、俺が端、いっからよ」
「あ、はい」
左からデンマーク、ノルウェー、アイスランド、フィンランド、スウェーデンの順になった。
「おやすみ!」
デンマークがそう言うと、スウェーデンが部屋の電気を消した。
「ねぇ…お兄ちゃん」
アイスランドはノルウェーの方を向き言う。
「なんだべ?」
ノルウェーはアイスランドの方を見て言う。
「今日、皆変だった…みんな大丈夫なの?病気?」
「大丈夫だべ…(どちらかつーどおめぇの方が病気なんだべ…)」
「そう…ならいいけど…」
アイスランドはそう言うと、反対側を向いてしまった。
「…」
もぞもぞ…
ノルウェーはアイスランドに近寄る。
「どうしたの?」
「なんも…」
「そう」
朝が来た…
「ん…ここは…って!ノーレ!なんで!?」
アイスランドが最初に起きた。
アイスランドの記憶の中に昨日の出来事が流れ込んでくる…
「ぁん…お、もう朝か…」
ノルウェーが起き上がる
「僕…小さくなって…それで…」
アイスランドの顔はみるみるうちに赤くなっていく。
「あ、覚えてんだ…」
「しんゆ〜、あっちに…すげぇ…の…あんぞ…」
「もう…食べれない…です…」
デンマークとフィンランドはまだ寝ているようだった。
「アイス」
「なに?」
「お兄ちゃんって言え」
「………….昨日言ったじゃん…」
「そりゃな、でもあれは子供の頃のおめぇがいったやつだべ…今のおめぇの口からも聞てぇ…」
「…………やだ、言わない…」
アイスランドは顔を真っ赤にしながら言う。
「ふぅ〜ん」
ノルウェーはアイスランドの顔を見て言う。
「おめらなにしてんだ?」
スウェーデンが起きた
「!?」
アイスランドはびっくりする。
「おめぇら体もどってんな…」
スウェーデンは眉一つ動かさず言った。
「あ、うん」
「ん…お!アイス!ノル!元に戻ったか〜」
「ぅん…もう食べれないですぅ…スーさん…もぅ…」
フィンランドは何やらうなされているようだ…
「はぁ…また、一日が来た…」
終わり
後日談
会議の日にアイスランドはアメリカに声をかけられる。
「アイス!ちょっといいかい?」
「なに?」
「いや、その前は大変なことに巻き込んで申し訳なかった…だから…」
「だから?」
「俺んちでパーティーをすることにしたんだ!!」
「え???」
「俺んちでパーティーをするんだよ!ぜひ、来てくれ!!」
「いや、いか…」
「来てくれるのかい!?ありがとう!!」
「僕がいつそんなこと言った!?」
というわけで、結局連れて行かれることになりました。
何?出してる時間が次の日だって?
おだまり
コメント
2件
髭が思ったより髭してて笑ってしもた…