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慎太郎は二人の間に強引に割り込むと、樹の首元をじっと見つめ
💚「ねえ樹、そのストール、リハ中もずっと外さないよね? 暑くないの? 踊りにくいっしょ」
💙 「……あー、だから喉の調子が悪いんだって。冷やしたくないんだよ」
💚「ふーん。でもさ、さっきチラッと見えた時、なんか赤かった気がするんだよね。虫刺され? それとも……誰かに噛まれた?」
❤️「ハハハ! 慎太郎、虫刺されなんてあるわけないじゃん! 樹は肌が弱いからさ、ね、樹!」
💚「……ジェシー。お前、今、目が泳ぎまくってるよ(笑)。てか、お前ら今日、楽屋入ってから一回も『お互いの名前』呼んでないよね。逆に意識しすぎてんじゃね?」
慎太郎は声を潜め、二人だけに聞こえるトーンで、けれど逃げ場のない質問を投げかける。
💚 「昨日、二人で先に帰ったでしょ。その後のこと、俺は別に聞かないけどさ。……でも、ジェシーが樹を見る目が、いつもと全然違う。なんか、こう……『俺の獲物』みたいな顔してんの、隠せてないよ」
💙 「っ……お前、何言って……」
💚 「隠すならもっと完璧にやりなよ! ほら、北斗もさっきからこっち見てニヤニヤしてんじゃん。バレバレなんだよ、お前らの『夜の続き』みたいな空気感」
慎太郎に完敗し、顔を真っ赤にして黙り込む樹。ジェシーは諦めたように苦笑いしながら、樹の肩を抱き寄せます。
❤️「……慎太郎には敵わないね。バレちゃったか」
💚「やっぱり! おめでとう! ってか、樹を泣かすなよ、ジェシー。あ、でも泣かせてんのか、夜は(笑)」
💙「慎太郎!! うるせーよ、ぶっ飛ばすぞ!!」
真っ赤になって怒鳴る樹を、慎太郎がケラケラ笑いながらかわし、他のメンバーの方へ「ねえ聞いてよ!」と走っていくのを見て、二人は「終わった……」と同時に脱力するのでした。
まゆ
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