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注意この話は私の妄想の中の話です。ご本人様には関係ないため迷惑行為はご遠慮ください。
また、BLやnmmnを悲観的に見てしまう方やルールを守れない方は閲覧をご遠慮頂いています。
もし、話の内容が被っていたりしたらすみません。
付き合ってます。口調怪しいかも
机に突っ伏しながら書類を書いている皇帝を、赤城はしばらく黙って見つめていた。
その肩は重たげに落ち、クマが濃く、瞼も今にも閉じそうに揺れている。
「……皇帝。君、七連勤だろ?」
「い、いや、そんなことないぞ……。
我は大丈夫……」
皇帝は無理に笑って背筋を伸ばすが、その声はかすれていた。
赤城は小さく息をつき、
そっとその肩に手を置く。
「もういいよ。頑張りすぎだ。」
「だ、だが……まだ仕事が……」
「駄目だって」
赤城は優しく笑いながらも、強い力で皇帝を抱き上げた。
「顔色見たらすぐわかる。こんなに疲れてる皇帝を、これ以上放っとけないよ。」
「……おろせ……我は平気だ……」
弱々しく抵抗する皇帝の言葉を遮るように、赤城は宿直室のベッドにそっと皇帝を置き、赤城もベットに入った。
「ほら、横になって。俺がそばにいるから安心して寝ろ」
「……っ……でも……」
皇帝の瞼はもう重く、
言葉も途切れ途切れになる。
赤城はその髪を撫で、低く甘い声で囁いた。
「いいんだよ。今日は何もしなくていい。ただ俺の腕の中で休んでくれるだけでいいんだ」
「……煉先輩……」
その名を呼ぶと同時に、皇帝の体から力が抜けて、静かな寝息が落ちる。
赤城は寝顔を見つめ、ゆっくりと抱き寄せた。
「やっと眠ったな……可愛いなぁ、ほんと。誰にも見せないでよね、こんな顔」
頬にそっとキスをしながら、
赤城は小さく呟いた。
「……君が安心して眠れる場所は、俺の腕の中だけなんだからな」