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コメント
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第4話読みました🥀 絢くん、初めての実戦試験だったんですね…!鬼に立ち向かう戦闘シーン、コハク人形の型がかっこよくてドキドキしました。4年前に助けてくれた青藍色の刀の人のように振る舞おうとして、でも言葉に詰まっちゃう不器用さがすごく愛おしいです。「着いてきて…いいよ?」の消え入りそうな声、想像するだけで胸がぎゅっとなります。最後にお師範に誘拐扱いされて縮こまる姿も可笑しくて、安心しました。女の子とのこの後の関係も気になります…!
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#イラスト部屋
わっふる
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#鬼滅の刃オリジナル
わっふる
406
#鬼滅の刃オリジナル
わっふる
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第4話「助ける」
「そうじゃな…お前さんちょいと夜を生き抜いて来い」
「え…?」
お師範に言われ、僕は夜の道を歩いている。
「きゃぁぁぁぁ!!」
「!?」
僕は叫び声を聞き、その場に駆けつける。
「何…これ」
女の子が生きている…!まだ助けられる…!!
(戦闘)
(よかった…助けられて…)
「あ…あの…大丈夫?」
あの人みたいに…声をかけなきゃ…
「…ぁ…」
「そ…そのえと…つ…着いてきて…いいよ?」
絡繰庵ぜんまいのとこへ戻る
「なんじゃあ!その娘は…!!お前誘拐してきたのかぁ!?」
「え…えとどうすればいいかわからくて…このまま連れてきました…」
第4話「助ける」
修行を始めてから、半年が経ったある日の夕暮れ。
お師範はキセルをふぅ、と燻らせながら、ひょっとこの面を僕に向けた。
「そうじゃな……。絢、お前さんちょいと、今日の夜を生き抜いて来い」
「え……?」
お師範の突然の言葉に、僕は思わず耳を疑った。けれど、その目は冗談を言っているようには見えなかった。
刀を持たないまま、僕はすっかり日が落ちて暗くなった夜の道を歩いていた。胸元には、糸で繋がれたコハク人形をしっかりと抱きしめている。
(僕に課された、初めての実戦試験……。絶対に生き残るんだ)
そう心に誓い、周囲を警戒しながら森を進んでいた、その時だった。
「きゃぁぁぁぁ――!!」
「っ!?」
静寂を切り裂く、女の子の悲鳴。
僕は弾かれたように、声のした場所へと全力で駆けつけた。
草むらを掻き分けた先。そこには、鋭い爪を光らせた鬼と、地面にへたり込んで激しく怯える一人の女の子の姿があった。
「何……これ……!」
女の子の衣服は破れているけれど、まだ息がある。生きている……!
(まだ、助けられる……!!)
「ウガァァァッ!!」
僕の気配に気づいた鬼が、標的をこちらに変えて猛然と襲いかかってきた。
恐怖で足がすくみそうになる。けれど、脳裏に浮かんだのは、4年前に僕を救ってくれたあの青藍色の刀の人の姿だった。
「舐めないでっ!」
僕は指先を鋭く動かし、コハク人形を前方へと放り投げた。
――壱ノ型:身代わり木偶(みがわりでく)
鬼の爪がコハク人形の体を捉える直前、僕は糸を強く引いて人形の位置をズラし、あえて鬼の爪を空振らせる。化け物が一瞬体勢を崩したその隙を見逃さず、僕はもう一方の手の指先を激しく弾いた。
――弐ノ型:双刃の糸繰り(そうじんのいとくり)
死角から回り込ませたもう一体の修業用人形の刃が、銀光を散らして鬼の首を綺麗に刈り取る。ドサリと音を立てて灰になっていく鬼を見届け、僕は深く息を吐き出した。
(よかった……。助けられて、本当によかった……)
バクバクと激しく鳴る心臓を落ち着かせ、僕はまだガタガタと震えている女の子の元へと歩み寄った。
あの青藍色の人のみたいに、不器用だけど、格好よく声をかけなきゃ――。
「あ……あの……大丈夫?」
「っ……あ、あ……」
けれど、人とあまり話したことがない僕は、すぐに言葉に詰まってしまう。顔が赤くなるのが自分でも分かった。
立ち去るべきか、どうすればいいのか分からず、僕は頭を掻きながら、消え入りそうな声で絞り出した。
「そ……その、えと……つ、着いてきて……いいよ?」
結局、放っておくこともできなくて、僕はその女の子の手を引いて、お師範のいる絡繰庵へと戻ってきた。
ガラガラッ、と勢いよく扉を開ける。
「お師範! ただいま戻りました!」
「おお、無事に生き残ったか……って、なんじゃあ!! その娘は……!! お前、どこぞの村から娘を誘拐してきたのかぁ!?」
お師範はひょっとこの面をガタガタと震わせながら、飛び上がって怒鳴り声を上げた。
「え……えと、助けたんですけど、どうすればいいか分からなくて……。このまま連れてきちゃいました……」
僕は縮こまりながら、コハク人形の後ろに隠れるようにしてお師範の再教育(?)を覚悟したのだった。
――第四話・完――