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~あてんしょん~
こちらは、『wrwrd!』様の世界観・お名前をお借りした二次創作となっております。
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二、三か月前に書いたものを発見したけど、続きを書く元気がなかったのでそのままだします。
ut×sha
Rは無いです。
「……あ、おにーさん!こっちこっちー!」
指定された待ち合わせ場所に行くと、こちらに向かって手を振る少女の姿があった。
彼女はシャオというらしく、その姿は超がつくほど可愛らしい。
髪はロングのハーフツイン、服は肩が出ており、フリルとリボンが沢山ついた俗に言う地雷系のファッション。
こんな子が自分の彼女だったらどんなにいいだろう。
だが残念ながら彼女はいわゆる『レンタル彼女』というやつであり、友達ですらない。
さらに言ってしまえば、かなりレンタル料金が高かった。それほど人気なのだろう。
まぁでもこんないい女と一緒に居れるなら安いもんだ。
胸は無いが…、かわいいので良しとしよう。
「時間守んの苦手って言ってた割には、時間通りにちゃんと来たねー」
「まぁ流石にな」
こんなかわいい子を待たせる訳にはいかない。
漢鬱はそんなへまはしないのだ。
「じゃ、いこっか!」と、シャオが僕の手を引いた。
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「じゃあ、今日はありがとうな」
夜20:27頃
シャオに礼を言い、背を向け家路につこうとすると、
「まって」という声とともに、シャオに腕を抱きよせしめられた。
「お兄さん、これで終わってもいいの?」
彼女が何を言いたいのか、そんなのがわからないほど野暮ではない。
「ヤっちゃおうよ♡お兄さんも、いいでしょ?」
「…欲張りやなぁ」
幸い、ここらはラブホが沢山あったため、近くにあった所に入った。
チェックインを済ませ部屋に入り、とりあえずとベットに腰を下す、
するといきなり、シャオが僕のことを押し倒してきた。
大胆だなとか思っていると、彼女クスクスと笑い始める。
「え…シャオちゃん……?」
そんな笑うポイントあっただろうか。
「はー…まじお兄さんあほやなぁ」
「え……っと……」
突然の罵倒に混乱してると、「意外と気づかないもんなんやなぁ」と呟いたと思ったら
髪をぐしゃりと掴みそのまま外した。
さらさらロングの髪の毛はウィッグだったらしく、外した下に見えた髪は明るい茶色のボブ。
さらにフリルのついたスカートをめくり上げ、高らかに言った。
「俺、男やで」
「え、は」
「やーかーら、俺男やっちゅーの」
ふと目線を落とすと、彼女、いや彼の捲られたスカートの下には確かに膨らみがあった。
「いーや、かわいそうやなぁお兄さん。せっかくかわいー女の子とヤれる思っとったんにな」
「……はぁーなるほどねぇ」
自分で可愛いとか言っちゃうんやなぁ。と漏らすと、
「当たり前やろ」と、悪い笑みを浮かべた。
「じゃ、俺は帰るから…後はデリヘルでも呼んだらええんちゃう」
そう言い、僕の上から降りようとした。
《sha》
「じゃ、俺は帰るから…後はデリヘルでも呼んだらええんちゃう」
「え、いや何帰ろうとしてるん」
「は?」
面白いもん見れたしさっさとずらかんべと思っていたところ、こいつに手を掴まれた。
こんな如何にも陰キャの引きこもりっぽいくせに意外と力が強く、振りほどけない。
「離せや。それともなんなん?まだ俺のこと女やと思ってるん?」
「いや?」
「じゃあ離せって」
めんどくさくなってきたので、少し睨んでいうと
「シャオちゃんは離してほしいの?」と顔を近づけてきた。
「当たり前やん。はよ帰りたいんやけど」
「ヤるんちゃうの?」
「は?」
冗談というか、期待させるために言っただけのことを何故今言ってきたのか。
「僕シャオちゃんなら、男でもええで」
「え、ぇ……?いや…なにお前ホモかよ…。きも…」
「ひどいなぁ…。シャオちゃんから言ったんやん。ヤっちゃおうよ、って」
「いやそれは」
「ね、ヤろって。ね?ええやろ?ねぇ?シャオちゃんだってしたいやろ?」
「は?……きも、え…」
「ねぇシャオちゃん。ねぇなんで?いいって言えよ。ヤりたいから誘ったんやろ?」
「なん…え、いや、えぇ……?」
昼間はあんな物腰柔らかな感じだったというのに、ネタバラシからの豹変が恐ろしい。
怖くなってきたから早く帰りたい。そろそろ手を離してほしい。
「シャオちゃん?なんで?嫌なら逃げたらええやん」
逃げれたら逃げている。もう既に。
そんな心の内を見たかのように「あ、そっかぁ」と言葉を続けた。
「手つかんでるから逃げれないのか。シャオちゃん力弱いもんねぇ。女の子やもんね」
「…はぁ?」
「わー怖。でも抵抗できないもんね。……じゃぁいっか」
何をするつもりだろうと少し怯えていると、
こいつはまぁ器用に体をひねらせ、逆に俺を押し倒す形にし、そのまま俺に軽くキスをしてきた。
急なその行動にあまりに混乱してしまい、状況を飲み込めない。
理解が追いつかないまま、服に手をかけられる。
ひんやりとした手が当たり、冷たさと気持ち悪さで鳥肌が立つ。
「…は、」
日に日に想像力が劣化
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