ちょっと重めならだぺん

らだぺん

ぺ「受」『攻』

これは創作です。

ご本人とはまったく関係ありません。

らだ視点

『あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーー』

『……くそｯ』

半同棲中の彼女が家出した。

ホントに些細な喧嘩だ 正直クソ寂しい……けど

向こうが勝手に出て行ったんだから 謝るのは向こうじゃん？

『………ぺいんと』ﾎﾞｿ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

そんな時携帯が鳴った 目線を携帯に向ける

はぁ…こんな時に と思ったが

………ぺいんとか？そんな考えが頭によぎった

俺は急いで携帯を取る

『……ぺいんと？』

「…………………」

「…え？」

「…しにがみですけど……w」

『あ』

「喧嘩中ってホントだったんですねwww」

『はー？なによ？』

『茶化す為に掛けたなら切りますけどー』

「違いますって！」

「いや なんかぺいんとさん電話出ないんですよ！」

『……は？なんで？』

「いや なんでって聞かれましても」

「ぺいんとさんの事なので僕の電話無視してる可能性もあるんですよ！」

『それで俺がぺいんとに掛けろって？』

「そうです！よく分かりましたね！」

『そうですって……』

『ノアさん掛けさせればいいじゃん』

ぺいんとはノアさんの言うことだったら聞くからな……

正直めちゃめちゃ嫉妬するけど

「クロノアさんはこの時間寝てます！」

『ふーん』

『トラゾーは？』

「あのぺいんとさんですよ？？」

「素直に出ると思います？」

『あーー』

『……でも今俺が電話かけんのは無理』

「なんでですか？」

『だから喧嘩中で……』

「えーー」

『えーじゃないし』

『てかなんで電話するの？』

「企画内容の説明とかです！」

『メッセージでいいじゃん』

「今すぐ伝えなきゃいけないんですよ！」

『はーー？』

どのみち 俺には関係ないから無視すればいいと思うけど……

これでも一応ぺいんとの仲間だからなぁ……

「えーーーーーー」

「何とかしてくださいよ！」

『なんとかって……』

「明日撮影日なんですよ！」

「今伝えないと当日にやらなきゃいけなくなるんですって！」

『べつに日常組ならいんじゃね？』

『アドリブ得意じゃん』

「べつに得意じゃないですけどね？！」

『そんな大事な大型企画なの？』

「結構凝ってるんですよ！！！」

『いや 知らないし……』

はぁ どうしたものか

「あ」

『？』

「ぺいんとさんから折り返し来ました……w」

『……は？？？』

『おま まじて…』

「す すみませんwwwwww」

「とりあえず切ります！！！」

ﾌﾞﾁｯ

まじかよアイツ……

……今ぺいんとと何喋ってんだろーな

てか一向に連絡寄越さないって……

ぺいんとは俺のこと好きなのかな

以外と俺が居なくても何とかなってんのかな

………俺はぺいんとが居ないとダメなのに

…会いたい

2週間 ぺいんとと会ってない

毎晩吐きそうになるほど泣いてしまう

そんなことでって思う人も居るんだろうな

俺はぺいんとが生きがいで

ぺいんとが居ないと…ダメになる

今までだったら絶対考えられない

これなら お互い忙しくかった方がまだマシ

1週間前に出張が終わって 最近仕事量も減って最近は少し暇になるくらいだ

会いたい

この一言に尽きる

ぺいんとのTwitterや動画はずっと監視してる

全然平気そうでイライラしてくる

ふともう暗くなった携帯を触る

ロック画面がぺいんとで泣きそうになる

ああ…可愛いなホントこいつは

意地なんて貼っててもしょうがない

『会いに行くかぁ……』

続く↓