『、、』
「いーよ、行ってきなよ」
『でも、、』
「私大丈夫」
丈「ん〜、説得力ないわ、w」
「遅れちゃうでしょ」
大「俺ら居るから大丈夫!」
謙「そーそー!安心してください!」
丈「…そうやな、○○。皆んなを頼るんよ」
「ん」
丈「恭平、行くで」
『はい、』
「待って、」
『?』
「…ぎゅーしてから、」
『ん。』
ギュッ
「行ってらっしゃい」
『なるべく早く終わらすから』
「頑張って来てね」
和「○○何でもワガママ言ってええよ〜!」
「いいの?」
流「うん!」
「じゃー、謙杜。」
謙「俺??何?」
「おんぶして」
謙「はぁ?何で?w」
「夢で謙杜おんぶしてくれたからしてくれるかなーって。」
謙「どうしよっかな〜?w」
「甘えたい気分なんだもん、」
謙「え、それはずるいやん、」
「なぁに?」
謙「いや。まぁ、やってみる?」
「!! うんっ!」
謙「ほい。こい!」
「乗るよ〜」
謙「お。あ、でも意外といける。」
「わ〜!何か、童心に帰るね〜!」
流「癒し空間。」
大「長○○も推せる。うん、、」
「謙杜、意外と背高いね?」
謙「意外とって!失礼やな!!w」
和「○○〜!俺もおんぶしたぁーい!」
「いーのー?してー!」
和「おいで〜!」
和「え!めっちゃ軽!もっと食べんと!!」
「食べてますー!w」
和「乗り心地どうですか〜?」
「何かね、乗りやすい。w」
和「よっしゃ〜!w」
流「え!○○おいで!」
「え、りゅちぇ大丈夫?潰れたりしない?」
流「大丈夫大丈夫!!」
「わ〜、りゅちぇのいい匂いする〜!」
流「え〜!嬉しい〜」
大「えー!流星、俺もおんぶして〜!」
流「あ、無理ですね」
駿「ww」
大「じゃあ○○こっちおいで!乗せてあげる!」
「大ちゃん腰大丈夫、?」
大「大丈夫大丈夫!調子ええし。」
「じゃあ、、」
大「どお?」
「うん、いい!」
謙「いいって何?w」
駿「じゃあ、こっちにも来る?」
「やった!」
和「みっちーは背高いから眺め良さそう」
「わ〜!!高ー!!皆んなとは大違い!」
流「おいっ!!w」
「え、やばいよ!みっちー、いつもこの目線なの!?すご!」
大「大興奮の○○可愛い。」
謙「録画録画。。」
丈「ただいま〜」
『帰りました〜』
「大ちゃん!玄関ー!」
大「はーい!」
「2人ともおかえりなさい!」
丈「…ん??」
『ただいま、?』
丈「何で大吾、○○おんぶしてんの?」
大「○○がおんぶして欲しいって。」
丈「お。じゃあ兄ちゃんにチェンジする?」
「するー!」
丈「○○おんぶするの、何年ぶりやろ。」
「ん〜、10年?くらい?w」
丈「やば!w」
丈「ん。おいで」
「わ〜、お兄ちゃんの背中だぁ。。」
駿「おかえりなさーい」
流「あら、今度はお兄ちゃん?」
謙「じゃあ恭平もおんぶせな!w」
『え』
和「○○〜。今んとこ誰1位〜?」
「ん〜〜、、お兄ちゃん、かな〜、w」
大「まじか〜、、」
丈「そらそうやろw」
丈「ん、○○降りて〜」
「ありがとう〜」
駿「丈くんには勝てんかぁ、」
流「でも恭平ぶち切りの1位やろw」
謙「おんぶする?w」
『…する』
『ん。乗って』
「はーい」
『ふふっw』
「なにー?」
『や、○○が抱きついてくれとるなって思って。』
「何言ってんの、w」
謙「ひゅー♪」
「もー!恥ずかしいからっ!//」
ギュッ
流「あらら、お熱いことでw」
駿「恭平、顔真っ赤w」
『だって、!あの○○が自分から俺の首に顔埋めるって、!有り得んやん、/』
「もう大丈夫。降りる。」
『ん』
「部屋行く。」
『あっ、俺も』
和「ご飯出来たら呼ぶわ〜」
丈「謙杜〜。撮れたか〜?」
謙「ばっちりでーす」
大「送って〜。」
駿「や〜、やばかったですね〜w」
「もー、恭平!」
『ごめんな。○○可愛すぎて。』
ギュッ
「ばかっ/」
『ごめんw』
「ね、」
『んー?』
「何気におんぶ初めてだった」
『な。思った。』
「いつもお姫様抱っこだったし、」
『これからはおんぶにしよっか?』
「ん〜、、どうしよ」
『なんで悩むんw』
「お姫様抱っこは恭平の顔見えるし、おんぶは密着出来るし、」
「って、私、考え気持ち悪くない?、w」
『全然そんな事あらへんよw』
「そう、?ならいいんだけど、、」
「選べないから、その時に言うことにする」
『りょーかいw』
「…恭くん。」
『んー?』
「好き」
『ばっ!急にはあかんって!//』
「んふふ、私の勝ちね〜」
『俺のどんなとこが好きなん?』
「へっ?」
『教えて?』
「…やだ」
『何で。りゅちぇにはインライで言ってたのに?』
「りゅちぇは、、違うじゃん、」
「…恭くんは、全部好き、じゃだめ、?」
『…はぁ、、 /』
「なに、」
『あざとすぎ。あざとい警察逮捕します』
「えっ?」
チュッ
「///」
『はい、照れた。俺の勝ち〜』
「それはずるいじゃん」
『ズルくないー。』
🍽
「…皆んな、今日はありがとうね」
流「どしたん突然〜」
「明日からもっと頑張るから」
駿「○○はもう十分頑張ってるよ」
和「そうそう。無理せんでええんよ」
大「1人で抱え込まずにさ、隣には恭平も居るし、俺らも居るから、頼ってもええんよ?」
謙「いやー、○○、中々頼んないやろなw」
丈「そうやと思う。でも、限界っぽかったら俺らが全力で止めるから、○○は、安心してバッティングしとけばええよ」
流「ちょっとそこで野球出さないでもらえます〜?」
『大丈夫。○○。俺らが○○を守るから』
「皆んなっ、あり、がとっ、泣」
和「○○が、俺らのこと大好きやと思ってくれてる以上に俺らも○○のこと大好きやから。迷惑やと思わずに今日みたいな日がもっとあってもええと思うよ」
大「ほんまにそう思う。」
「おやすみ」
『おやすみ。』
ギュッ
「んー、、寝られないよ?」
『大丈夫大丈夫。』
予想通り、すぐ寝た○○。でも目からは涙。
○○は、この小さい体で、世間からのアンチを全部受けとめる。アンチの矢が、容赦なく○○を突き刺す。
アンチを無くすこと。それはどうしようも出来ない。○○がどれだけエゴサをしないと言っても、目に入ってしまう。
今思えば、○○は、Jrの頃からずっと、この苦しさと戦ってきた。
心無い意見を見て、みんなの前では平気そうにしてる○○。
だけど、誰も居ない、空き部屋で1人泣いてたのを俺は知ってる。
何でも1人で我慢してしまう○○。
○○の苦しさを少しでも和らげたい。
その思いは変わらない。今も、これからも。
もう1人では泣かせない。
そう誓いながら○○の涙を拭った。