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10話目もよろしくお願いします!
今回はセンシティブな表現があります。
ご注意ください。
スタートヽ(*^ω^*)ノ
キヨの放ったコマンドは、
まっすぐにレトルトの奥へと届いた。
びくり、と身体が震える。
内側から貫かれるような感覚に、
レトルトは小さく息を漏らした。
『……っ』
ゾクゾクとした痺れが、
背筋をなぞるように駆け上がっていく。
抗うことなんてできない。
気づけば、
自然とキヨの方へと身体が引き寄せられていた。
暗闇に包まれた部屋。
その中で、
二人の視線だけが熱を帯びて絡み合う。
逃げ場なんてない。
見つめられるほどに、
レトルトの瞳はゆっくりと蕩けていく。
呼吸が重なり、
距離が、消える。
キヨはほんの少し顔を寄せると、
そのまま耳元へ唇を近づけた。
吐息が触れる。
そして——
「Kiss (キスして)」
低く囁かれたその一言。
それだけで、
全身が支配される。
レトルトはもう、
逆らうことなんてできなかった。
最初は、触れるだけのようなキスだった。
そっと、確かめるみたいに。
唇が重なって、すぐに離れて、
また少しだけ触れる。
まるで壊れ物を扱うみたいに、
優しく、丁寧に。
啄むような軽いキスを何度も重ねながら、
お互いの温度をゆっくりと確かめていく。
時折、ほんのいたずらのように
鼻先がちょん、と触れて。
くすぐったさに、
どちらともなく小さく息が漏れた。
「……ふ」
『ふふっ』
視線が合って、
同時に笑いがこぼれる。
さっきまでの張り詰めた空気が、 ふっとほどけていく。
なんて愛おしいんだろう。
唇を重ねながら、キヨは初めてそんな感情を抱いていた。
触れるたびに、
胸の奥がじんわりと満たされていく。
今まで背負ってきたもの——
上手くいかなかったことや、
何度も感じてきた劣等感。
そんな過去が、まるで嘘だったかのように、
目の前の存在がすべてを塗り替えていく。
レトルトは、ただそこにいるだけで、
キヨの心をいっぱいにしていた。
出来損ないだと、
どこかでずっと思い込んでいた自分。
その自分を、 目の前の男は何の迷いもなく受け入れている。
弱いと笑われ続けてきたコマンドにさえ、
レトルトは頬を染めて、
嬉しそうに身を委ねてくる。
その姿が——
どうしようもなく、愛おしくて。
同時に、
胸の奥がじわりと熱を帯びる。
ただ優しいだけじゃない、
抑えきれない感情が、静かに芽を出していた。
レトルトの柔らかな舌がキヨに侵入してきた。歯列をなぞり、上顎をねっとり舐める。
キヨの舌を引っ張り出して、絡め取る。
「んっ……んんっ…レッ…トさ.. んんっ♡」
レトルトは優しくキヨを抱き締めて、でも逃がさないというようにキヨを翻弄していく。
『…はぁ///キヨくんのお口の中、気持ちいいなぁ。ねぇ….もっと。もっと命令して』
蕩けた顔でレトルトはキヨに懇願する。
キヨはレトルトの首に絡みつきながら、低く唸る様にコマンドを出す。
「レトさん….Strip(脱いで)」
ビクリと震えるレトルトの瞳は羞恥でウルウルと濡れていて、思わず見つめてしまう。
恥ずかしいのに抗えないキヨからのコマンドに
レトルトは着ていたシャツのボタンを一つずつ外していく。
『キヨ…くん。あんまり見ないで/////恥ずかしい…』
白く透き通る様なレトルトの肌にキヨは興奮していた。
「だめ、レトさん。Presen(見せて)」
ゾクゾクと身体中に快感が駆け巡る。
キヨの熱い視線から逃れるように、レトルトはうつむき両手を重ね合わせて、恥ずかしそうにもじもじとしいる。
キヨの薄い唇の片端が興奮で歪む。
「Look(見ろ)」
キヨからのコマンドに、レトルトは顔を真っ赤にして顔を上げた。
『…../////』
「俺の言う事聞けて偉いじゃん。レトさん、Good boy(いいこ)」
キヨに褒ほめられて、レトルトの頬はぶわっと赤らみ体温が一気に上がっていくのがわかる。
キヨの熱い視線に支配され、震える手で着ていた服を脱ぎ捨ていつのまにかレトルトは全裸になっていた。
透けるような滑らかな白い肌にキヨはただ見惚れていた。
首筋へ優しく唇を這わせて軽く歯を立ててみる。
その度にレトルトは小さく声を漏らし体をびくつかせてキヨの愛撫に応えた。
「….レトさん、綺麗だ。Goodboy」
ぼそりと呟くように褒められてレトルトは
体の芯から喜びが溢れてハァハァと息を上げてキヨを見つめていた。
そして、
『…キヨくん。もう、我慢できない』
そのままキヨはベッドへと押し倒された。
『ふふ、流石に我慢の限界……。今から、キヨくんのこと抱くから….。』
レトルトは少し不安そうに、でもギラついた視線でキヨを見つめた。
今まで見たことのないレトルトの表情にキヨは恥ずかしくなって横を向いた。そして、小さな声でコマンドを囁いた。
「レト…さん。Touch me(触って)」
レトルトは期待と緊張でごくりと喉を鳴らした。
レトルトはキヨの乳首を摘まんで、ふにふにと弄り始めた。
乳首をそんな風に弄られるのは初めてでキヨはビクビクと痺れるような感覚に支配されていた。
勃起して赤く腫れ上がる乳首にレトルト は吸い付いてちゅうと吸った。
「あんっ♡ 」
思わず声を上げてしまうキヨにレトルトは
ニヤリと笑った。
乳首を舐め転がされる度に、腰に快感がわだかまる。
乳首の上を円を描くようになぞり、腹筋、へそへと移動する。
その舌使いに思わず声が漏れそうになった。
(レトさんが….俺の乳首、舐めてる)
そのいやらしくも美しい姿にキヨは完全に勃起してしまった。
それが恥ずかしくて、内股を擦り合わせていると、突然そこを掴まれた。
「あっ♡////だ、ゃだぁ/////♡」」
レトルトは優しくキヨのものを扱きながら、乳首を舐めた。
先走りが零れ、にゅちにゅちと音が聞こえる。
「あんっ♡あんっ♡気持ち良いっ。レトさん…《もっと》♡」
ゾクッ。
レトルトは震える。
握る指先に少し力を入れて、上下に動かすスピードを上げた。
『はあっ///気持ちいい。キヨくんからのコマンド痺れるくらい気持ちいい///』
そう呟きながらキヨの弱い部分を執拗に攻め立てぐちゅぐちゅと水音がキヨの羞恥を掻き立て甘い声は 部屋中に響き渡った。
「や、や…だ…♡..ヘン、熱い……レトさん……もぅ、イ、き….そ♡」
『かわい…ぃ。キヨくん。ええよ。イッて』
激しい手の動きとは裏腹に耳元で囁かれた声は優しくキヨを絶頂に追い立てた。
「だめ…っ///れ…とさ///…イ、ぐ♡♡あっ、あぁっ、あぁぁっ!」
下半身がガクガクと痙攣し、キヨはレトルトの手の中で白濁を吐き出した。
「はぁはぁ….はぁはぁ….」
荒い呼吸を整えながら、キヨはぼんやりと視線を下に移した。
キヨの目に映ったのは興奮ではち切れそうに反り上がる荒々しいレトルト。
キヨはごくりと喉を鳴らした。
「….レトさんの。すごいな…」
眩暈のような快感と疲労が交互に押し寄せてくるなか、キヨはあんな大きいの入るかな。と不安そうに見つめていた。
その時だった。
『キヨくん、ごめん。このまま続けてええ?』
休む間もなく腰をつかまれ、あっと言う間に四つん這いの姿 にさせられ、後ろからイッたばかりのモノを握られる。
「あぁんっ♡」
キヨは思わず声をあげてのけぞった。
それと同時に、レトルトの指が別の場所を刺激し始めた。
「まっ、待って////レトさ一一一」
『待てない』
レトルトはキヨの言葉を遮って、後ろから抱きしめた。
『お願い。キヨくん。早く。早くキヨくんが欲しい。感じさせて。俺がキヨくんだけのSubだって。俺の身体に言い聞かせて』
耳元で聞こえる今にも泣き出しそうなレトルトの声にキヨは覚悟を決めた。
「レトさん……Touch(触って)」
レトルトは指を2本、3本と増やしながらキヨの中を解し始めた。 腹側に折り曲げると 快感が突き抜ける。
『ここやね♡』
レトルトがニヤリと笑う。
そして、キヨの弱いところを的確に擦り上げた。
前も握って扱かれながらぐりぐりとしこりを擦られキヨはシーツを握りしめた。
「あんっ♡あんっ♡んっ、いいっ、気持ち良いっ。レト…しゃん//////あんっ、あんっ、そこ、擦ってぇ/////」
コマンドとは程遠いものだがレトルトの体は甘く痺れその言葉に従った。
3本の指でひっかくように、しこりを潰すように 指が動かされ、キヨは登りつめていく。
「あぅ…♡あんっ…はぁはぁ、レトさん、レトさん。
COME(入れて)」
レトルトの先端が入り口に触れたのを感じた
次の瞬間…
一気に突き刺さった。
有無を言わせず根元まで押し込まれ、自分では触ることのできなかった最奥へ突き立てられる。
「や、ぁっ♡ぁん、っや♡レト、さん。お腹..くるし..よぉ/////ぁあっ♡」
キヨはレトルトの腰に両脚を絡めて引き寄せ、首の後ろに重ね合わせた両腕で引き寄せ、抱きついた。
『っあ、ぅっ♡っん。キヨくんの中、最高』
「あぅ♡っあぁ♡もっと、、もっと、動いて/////」
『もぅっ////キヨくんの…アホ////あんま、り。煽んなっ』
快楽のしこりを潰しながら硬く立ち上がった雄が深くまで突き上げる。
「っあ゛♡……でちゃう、も、むりぃ。でちゃうイっちゃう/////レトさ…っ♡ア、ァ……っ」
『俺もイき、そ……っ。』
その言葉にキヨはレトルトを自分の方へ引き寄せ抱きしめながら絶頂へのコマンドを囁いた。
「レトさん、Cum(イけ)」
レトルトは一瞬目を見開き、そして蕩けるような笑みを浮かべた。
『あぁ♡嬉しい♡キヨくん♡俺.イ…くっ。
キヨくんの中に出すよ!』
「ん///来て、き、て、レトさん!」
『ああ、最っ高!』
与えられる快楽に目の前がチカチカする。
『「イく一一一一」』
同時に、ふっと力が抜けた。
糸が切れたみたいに、
二人はそのままベッドへと倒れ込んだ。
まだ呼吸は整わないまま、
静かな部屋に荒い息だけが重なる。
天井を見上げたまま、
しばらく何も言えない時間が流れた。
キヨはゆっくりと顔を横に向ける。すぐ隣にいるレトルト。
頬はまだほんのり赤くて、
呼吸に合わせて胸が上下している。
その姿が、どうしようもなく愛おしくて。
キヨはそっと手を伸ばし、
レトルトの額に浮かんだ汗を優しく拭った。
指先が触れるたびに、
レトルトの体がかすかに揺れる。
そして——
「good boy(よくできました)」
低く落とされたその言葉に、
レトルトの肩がぴくりと震えた。
さっきまでとは違う、
どこか安心したような反応。
レトルトはゆっくりと目を細めて、ふふっと小さく笑い キヨの方へと身を寄せる。
力を抜いたまま、 自然と寄り添う距離。
キヨはそのまま腕を回して、 レトルトを引き寄せた。
抱きしめる、というより
ただそこにいるのを確かめるように。
静かな余韻の中で、 二人の呼吸が少しずつ重なっていく。
さっきまでの熱とは違う、 穏やかであたたかい時間が、 ゆっくりと流れていた。
続く