〈第4章〉
翌朝 、いつもより早めに学校に登校して
いつも通り自分の席につく 。
受験を控えていることもあり
基本的に試験対策の勉強をする
「…2√2+√7は … 。」
物静かな教室には独り言だけが微かに響く
集中して問題を解き続けていると
教室のドアを開ける音が聞こえた
微かに身を震わせて目をドアの方に向けると
深井さんが入っていく姿があった
「おはよ 、深井さん 。」
『うん 、おはよ 。』
「宿題、してきた?」
『昨日の夜に終わらせたよ . 守井さんは?』
「僕はまだ少し残ってて 。」
そんな他愛無い会話をしてるだけでも
時間は過ぎていった
〈海ちゃん 、おはよ 〜 。 〉
僕のことは空気のような 、幽霊のような 。
1人の女子生徒は僕に一瞬目を向けるが
すぐに深井さんの方へ目を移してしまった
やはり 、深井さんは誰からも愛される
世界に1人だけの深海から生まれた少女
その少女を狂おしいほどに愛したい
ぼくの“ナカ”に閉じ込めたい
閉じ込めて 、君が苦しむ姿をミタイ
きみが 、 きみが とても愛おしい _ 。
拒絶されても構わない 。
それほどキミをボクひとりだけのモノにしたい
なぜこんなにキミは愛らしいのだろうか
なぜボクはキミに惹かれていくのだろうか
それが誰にもわからないだなんて
すごく不思議だ 。
コメント
5件
ちょっと愛重くなってくるのめためたいい(⌒▽⌒) コメント遅くなってごめんね!
め、メンヘラ、?? ネガティブ系、?? こういう恋もあり、、だよね、(?)
待って前回とかは性格暗めな普通の少年だったのに守井くんいきなりヤンのデレみたいな考えになってるじゃんお姉さんびっくりなんですケド。。⁉️⁉️ 独占欲とかのドロドロしたのが溢れまくってんのも萌えだね良いねすき