テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※政治的意図、戦争賛美などは一切ございません
※誤字脱字がある場合、教えていただけると幸いです
※結構長文かもです
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
日帝(陸)Side
その神殿の中は外から見たときより明るくて
とても眩しい気がした
今いるのは多分玄関だろう、玄関だと思えないほど広いが
靴はどこにも置いてなかったのだが、靴などなくても
玄関だとわかるように作られていた。
さすがに土足はダメだろうと思い、靴を脱ぎ綺麗に並べる
奥の部屋へと進んでみたが、
つい最近まで使われていたような 綺麗さだった。
(もう使われてないとかではなさそうだな…
バレないうちに探索を終えてしまおう)
2時間後…
(ここ広すぎだろ…)
一向に探索が終わらない
多分これで半分は終わったと思っていたのに、
まだ三分の一しか終わっていないらしい
(あと4時間…いや、最低でも6時間は必要か)
仕方がない、時間は無限にあるわけだし
ガチャ…
どこかで扉の開く音がした
(まずいッ…ここの主でも帰ってきたのか…!?)
そこら辺にあった窓から出ようとしたとき、声をかけられた
?「…見つけた、探してた…」
振り向くと、あの白い空間で会った妖怪が居た
なぜ私を探していたのか、なぜここにいるのか
問い詰めようと口を開いたとき、妖怪が先に話し始めた
?「その宝石…絶対持ってて…あ、あと…」
妖怪は話そうとしたが、言葉を詰まらせ俯いてしまう
そこから数分静かな時間が続いたと思えば、
また妖怪が話し出した
?「ここの神殿の住人に話しかけられたら…絶対無視して…
そしてすぐ逃げて…5回話しかけられたら…」
そう言い妖怪はまた俯いてしまった。
正直なんでそんなこと しないといけないのか
分からなかったが、 そんな目で見つめられたら断れない
何か危険なのだとわかる目をしていたから…
?「それじゃ…また、来ると思う…」
そういって妖怪は消えていった
なぜこの神殿の人と話したらダメなのだろうか
怪談的なやつ?それか普通にここの人は話が通じないとか
5時間半後…
「ぁ”~…つかれた…」
この神殿の主は結局帰ってこなかった
だが、神殿で緑の宝石を拾った
宝石は少し前拾った宝石と同じ形をしていて
エメラルドとは近いようで遠い存在のような気がした
その緑の宝石は一応親指につけておいた
何か縁起がいい気がした、それだけだ
この神殿から出ていこうと玄関の扉へと手をかけたとき
背後から声をかけられた
?「主様を見ませんでしたか?」
私は振り向こうとしたが、ギリギリで止まることができた
足がすくんで動かない。誰だ、この声は
?「主様は紫、白、緑です」
正直こいつの言っていることがわからなかった
私は咄嗟に足を動かした
もう恐怖心などどうでもよかった
あの妖怪の言う通り、無視して、すぐ逃げる
自分以外の足音は聞こえない
追ってはこないのだろう。
海から上がり、一安心した頃
まだ不安な気持ちを紛らわせようと
花畑へ向かうことにした
目覚めたときに居た崖から花畑が見えたとき
また今度行こうと考えていたから丁度良い
軽い足取りで花畑へ向かった
花畑の真ん中で辺りを見渡してみると、何かの影が見える
それは段々近づいてきて、ついに目の前まで来た
?「あ、逃げてきたんだ…」
その影はあの妖怪のものだった。
?「よかった…もう、宝石は揃った?」
(宝石…?この指に付けてるやつかな…)
?「1.2.3.4…あと一つ足りないね」
確かに中指だけ宝石をつけていない。
?「…これ、どうぞ。まだ遊びたくて、隠してた」
そう言い妖怪は赤と白のグラデーションが
かかった宝石を私の中指につけた
?「…またね、いつか会おうね、約束ね」
そう押し付けるように約束をして
妖怪はどこかへ消えていった
寂しい気もしたが、またいつか会えるらしいから大丈夫
そう心に言い聞かせた
───────────────────────────
文字数 1.790文字
#東リべ