テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
次の授業に向けて時間割を確認した。
どうやら次は移動教室らしい…
校内案内図のようなものは一応貰ったが、イマイチよく分からないし、誰かに頼ろうと隣見ても4人集まって大笑いし合っていて、なんだか怖くて気が引ける
目が右往左往する中、4人の中の1人と目が合った
勇『あ、やば…』
舜「転校生やんな?佐野くん…やっけ?」
勇『う,,うん…』
俺を見定めるような目付きで上から下、そして再び上へと目を流した。
不穏な空気を漂わせていたかと思えば、次の瞬間瞬く間に頬を緩ませ、溶けるような笑顔で俺に微笑んだ。
舜『えらい可愛いいなぁ笑』
勇『…は?』
仁「おまっ…笑なにナンパしてんだよ笑」
柔「固まっちゃってんじゃん、佐野くん笑」
舜『ごめんごめん笑』
(意外と…怖くない、?)
勇『いや、全然…笑ありがとう。…えーと,,』
舜「あ、そうよな!俺は曽野舜太。で、」
柔「俺は山中柔太朗ね」
太「塩﨑太智でーす!」
仁「吉田仁人です。よろしく」
勇『よろしく』
舜「てか、佐野くんってなんかあだ名とかあるん?」
勇『え?あ、いや…みんな大体勇斗かな』
舜「ん〜勇斗かぁ…勇斗..はやと、、勇ちゃん!勇ちゃんええな!」
柔「笑笑笑いいね」
舜「勇ちゃんも遠慮せんで好きなように呼んでええからな!」
勇『笑笑わかった!』
太「うわっ…可愛いー!」
仁「率直だな笑てか、もう時間やばいよ」
柔「うわ…次移動教室じゃん」
舜「せっかくやし、勇ちゃんも一緒にいこ!」
勇『助かる!俺まだわかんなくて困ってた』
太「よーし、じゃあ行くぞぉ!!」
勇『笑笑笑』
"起立。礼。着席。"
"あざしたー"
太「あ゛あ゛やっど終わっだぁぁ」
柔「笑笑笑太ちゃん、勇ちゃん引いてる」
太「え?笑」
勇『いや…個性的でいいと思うよ、』
太「えー!笑ほんまに引いてるー」
勇『笑笑太智っておもろいな笑』
太「笑笑笑」
仁「お前ら放課後どうすんの?」
舜「いつものとこでいいよー」
柔「俺もー。勇ちゃんは?放課後いつも俺たち遊んでんだけど、くる?」
勇『いや、まだ家の片付け終わってないし…今日はいいかな。」
舜「一人暮らし? 」
勇『そう』
舜「え、じゃあ俺ら手伝うよ!」
勇『え?いや…悪いよ,,』
舜「大丈夫だって!暇人しかおらんし笑」
柔「勇ちゃん家見てみたいなー」
勇『…じゃあ,,お願いしようかな』
太「よっしゃぁぁぁ!!!」
仁「うるせぇ笑」
勇『笑笑笑』
そんなこんな無事友達も出来た?ことで、初登校はあっという間に終わってしまった。
舜「じゃ、勇ちゃん家行こー!」
仁「勇斗の家こっから遠いの?」
勇『そこまで遠くないよ。電車で一駅くらい』
仁「へぇー」
5人で和気あいあいと歩き、電車に乗って、そして家へと向かった。
to be continued…
コメント
1件
はーーーかわいい🥹💕