一覧ページ

君と僕のユートピア

第77話 - 求め求められ🔞

702

2025年06月16日

#恋愛

#めめなべ

#SnowMan

#渡辺翔太

#BL

#目黒蓮

花凜

床にへたり込んだままの翔太くんと、背後から苛立ちを隠せない俺。

阿部ちゃんわざとやってるよな💢

俺がヤレないとでも思ってるのか？隣の部屋で寝てる事を後悔させてやる。

満面の笑みで近づくと、警戒心MAXの翔太がビクリと体を震わせた。

蓮　🖤『どうしたの？翔太。キョドキョドして』

翔太💙『無理だよ….今日はもう無理だぞ』

可愛くない〝だぞ〟が返ってきた。

蓮　🖤『さっきまで乗り気だったじゃない？』

翔太💙『一日に３回は無理だ。死んじゃう』

ん？いつの間に2回目をしたのかな？固まっていると、同じように目の前の翔太が固まっている。

蓮　🖤『翔太くん詳しく聞こうか・・・』

じりじりと床に座る翔太くんに歩み寄り、どんどん壁に追いやっていく。

翔太💙『来るな！来るなよ。何でこうなるの？やだぁ俺悪くないよ』

蓮　🖤『悪いかどうかは俺が判断する。翔太が決める事じゃないんだよ💢』

翔太💙『やだ来るな！あっち行け！来るなよ』

亮平💚『うるさいよあんた達💢明日早いって言ってるでしょ！』

蓮・翔太『ごめんなさい』

部屋に入ってくるなり怒鳴ると、すぐに出て行った。怒った阿部ちゃん怖いな。

あっけに取られていると四つん這いでコソコソと床を這う翔太くんがベットにサメ二体を抱えてバリケードを作っている。

蓮　🖤『何してるの？』

翔太💙『今日は2人も一緒に寝たいって』

蓮　🖤『えっ？見たいって？翔太のイキ顔にハマっちゃったのかな？2人とも』

翔太くんの顔が青ざめている。ふんっサメでどうにかなると思うなよ💢

蓮　🖤『よし、じゃぁ始めますか。残念だけど阿部ちゃんが朝早いのでまた、声は我慢してもらうことになりますが宜しいですか翔太くん』

翔太💙『宜しくないです…本当にもう無理だって。明日イチャイチャ出来なくなっても知らないよ』

蓮　🖤『うん、それは困る・・・OK翔太やさしく♡してあげる』

翔太　side

コイツ馬鹿なの？無理だって言ってるじゃん。

俺の周りの盛ってる男はみんな俺の言う事聞いてくれないんだけど何なの？俺に人権ってないの？

お風呂場であんなに蓮を求めなければ良かった。

両脇に抱えたサメを乱暴に取り上げると、可愛い笑顔で蓮が近づいてきた。

蓮　🖤『で？いつ２回目したの？それとも俺とが２回目だった？』

怖い、笑顔ってこんなに怖いの？もう泣きたい・・

蓮　🖤『聞いてるの？』

翔太💙『おっお風呂で、蓮が上がってすぐです』

蓮　🖤『ほぅ・・・』

蓮は俺の頰に手を添えると優しくキスをした。しだいに深くなっていくキスに息をするのがやっとだ。

太腿やお尻を撫でながら、長いキスは続いている。

蓮　🖤『口開けて舌出して翔太』

恥ずかしい。ゆっくり舌を出すと、奪うように吸いつかれた。一気に、顔に熱が集まったのが分かる。

蓮　🖤『どうしてそんなに照れてるの？顔真っ赤だよ。可愛い』

胸もドキドキうるさい。ゆっくりと丁寧に進行していく行為に胸がギュッとなって苦しい。

次は何をされるのかと想像しただけで、頭がフワフワして、気持ちイイ。

首筋を這っていた蓮の舌が、耳を侵した。口を手できつく塞がれて快感に悶える。

息が苦しくて蓮の胸を叩いて抗議すると俺から離れた。その間に呼吸を整える。

翔太💙『死んじゃう、はぁはぁはぁ』

蓮　🖤『感じすぎだよ』

そう言うと今度は服の上から胸の突起を触ってる。

両方の突起を同時に擦れば、下半身が疼き、少しずつ勃ち上がるのを感じた。

蓮　side

あのヤローお風呂になんて誘わなければ良かった。

油断も隙もあったもんじゃない。

同居してるからって阿部ちゃんにセックスを許したわけじゃないんだけど。

シャツを捲りお腹にキスを落としていく。

可愛く膨らんだ胸の突起を舌で転がすと声が漏れた。

翔太💙『んっぁあっ///』

本当感じやすい体。腰を抱き上げ両方の突起を舐めまわした。声を遠慮する気がないようだ。盛大に感じてる。

蓮　🖤『静かに翔太。もしかして阿部ちゃんに聞かせたいの？変態だね、悪趣味だよ』

翔太💙『んっ///違う….ひどい…..そんな言い方』

蓮　🖤『じゃ声抑えてよ。最後までできないよ？』

翔太💙『したくないって言ってるだろっ』

むかつくな。阿部ちゃんに抱かれたままの体で寝るなんてあり得ないんだけど！

蓮　🖤『そっじゃぁもうしない』

布団を被ると翔太くんを背にして横になった。あぁくそイライラする。

目を瞑ってるとそのうちに眠くなってきた。

何やら後ろでゴソゴソ音がする。

ゆっくり後ろを見ると泣きながら翔太くんが自分のモノを扱いてる。

蓮　🖤『何してるの！』

翔太💙『静かにしてるんだよ』

蓮　🖤『やめろよ』

翔太💙『うるさいぞ。静かに..手放してよ！やだ』

蓮　🖤『ごめん、悪かったよ』

翔太💙『こんな体にしておいて寝れるわけないだろ。大人しく黙ってみてろよ変態』

蓮　🖤『ごめん。お願いだからこんな事しないで。ね？泣かないで。おいで』

シャツにしがみ付いてる翔太くんは静かに泣いてる。

泣かせてばかりだ・・・頭を撫でると激しく泣き出した。俺は謝る事しかできない。

したくないって言ってたのに無理やり体を熱らせといて途中で投げ出すなんて・・・

蓮　🖤『続きしても？』

シャツを掴む手に力を込めるとコクリと頷いた。

蓮　🖤『何して欲しい？』

翔太💙『さっきみたいにゆっくり優しく愛して』

あぁ..可愛すぎるんだけど。

蓮　🖤『具体的に言わないと後ろ舐めちゃうよ？』

翔太💙『////』

蓮　🖤『えっ？・・・えっ？…..こら布団潜らないの。何？嫌なんじゃないの？』

翔太💙『恥ずかしだけ…////』

蓮　🖤『そう、じゃぁこのまま電気消さないでおくね』

翔太💙『ねぇ人の話聞いてた？うわぁっ』

翔太くんをひっくり返すと膝まで下着事ズボンを下げた。

ついつい意地悪したくなる。太腿を掴んで引き寄せると隘路を舐めた。

枕を引き寄せて声を押し殺している。

指を入れながら舐めると腰を逸らしてお尻を突き出すと枕に突っ伏している。

最高にエロい。

翔太💙『ふんっあん、あん///..やっあん、あん』

蓮　🖤『馬鹿声でかいよ』

ご要望にお応えして、ゆっくり愛していく。

クチャクチャと音を立て俺の指を飲み込むと、翔太くんの意思とは関係なく、ビクビクと腰を揺らした。

快感に身を任せた翔太くんは、時折、頭上を仰いでは白い首筋を露わにする。額に光る汗がより艶やかさを引き立てた。

翔太💙『ねぇもうイイ….』

蓮　🖤『えっ？君のご要望にお応えしてるんですが？』

翔太💙『もうイイから蓮の挿れて』

蓮　🖤『はっ！翔太ちょっと待って・・・イイよもう一回お願い』

翔太💙『なっ何が？』

蓮　🖤『もう一回だけ今の言ってよ？挿れてってやつ』

翔太くんは顔を真っ赤にしながらも四つん這いのまま俺に懇願した。

翔太💙『蓮の挿れて////もう….早く挿れて気持ちよくして』

蓮　🖤『はいカット♡ありがとう永久保存版にするね』

翔太💙『何？どう言う事？』

〝何でもないよ〟と言いつつ、ニヤニヤが止まらない。2人向き合って座るとお互いの服を脱がせ合う。

翔太くんが首に絡んで俺を押し倒すと唇を食んだ。

俺に跨り自分の隘路に俺のモノを挿入すると、白磁の身体をしならせて腰を揺らした。

ベットが軋む音が鳴り響くと恥ずかしそうに固まった。

翔太💙『ねぇ無理じゃない？音出ちゃうよ』

翔太くんを抱き上げると床に布団を敷いて寝かせる。

翔太💙『ねぇ必死すぎて怖い』

蓮　🖤『挿れてって言ったのそっちだからね』

翔太くんを横向きに寝かせるとゆっくり挿入して腰を揺らすと、気持ちよさそうに鳴く。

〝静かに〟と言うと〝お口にチャック〟と言って可愛らしく微笑んだ。

蓮　🖤『可愛い翔太。手繋ごう』

伸びてきた翔太くんの左手を捕まえると引き寄せて奥を突いた。

翔太💙『んっはぁっ』

背中が弧を描きビクビクと身体を震わせた。綺麗な翔太くんの横顔を見ながら抽挿を繰り返す。口を両手で塞いでいる姿が可愛い。

翔太💙『蓮…気持ちイイ』

瞳を潤ませ身体を震わせている。翔太くんを仰向けにさせて、頰を撫でるとくすぐったそうに首を傾げ、今度は嬉しそうに微笑んだ。

翔太💙『蓮、俺幸せ』

蓮　🖤『ねぇあんまり可愛い事言わないでくれる？激しく突きたくなる』

少しだけ速めると手に力が籠った。

翔太💙『んっ//ふぅああっ///蓮は？幸せじゃないの？』

蓮　🖤『翔太が幸せなら俺も幸せ』

翔太💙『そんなのやだ….んん///れんっ….はぁはぁ蓮、どこも行かないで』

蓮　🖤『ここに居る。ずっと居るから大丈夫』

翔太💙『ンンンンッ蓮、もう無理//お腹も腰も痛い..』

素直に翔太くんに〝幸せ〟と言えない自分がいる。

卑怯にも〝翔太くんが幸せなら〟などと言ってしまう始末だ。

翔太くんが不安がるのも仕方ないだろう。

俺の心の変化に気付いているのだ。2人で居た時はあんなに幸せだった。

俺は、独りよがりのやきもち焼きで、変態。

どうしても翔太くんを独り占めしたい。

抱けば抱くほど遠くに行く。

いっそ翔太くんから離れて見えなくなるところまで逃げ出したくなる。

嫉妬で気が狂い、翔太くんを傷つけてしまう。

求め求められても心が休まらず、満たされないのは、翔太くんが多くの人を愛するからだ・・・

絶頂を迎えずに行為を終えると、翔太くんを抱きしめて頭を撫でて謝罪した。

蓮　🖤『大丈夫？翔太ごめんほんとうに….』

翔太💙『ん、いいよ…疲れた…俺こそごめんね…最後までできなくて…』

抱き上げてベットに寝かせると、俺の胸に小さく収まった翔太くんは、スヤスヤと寝息をたてた。

君と僕のユートピア

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

702

16件

「いっそ」の3文字で阿部ちゃんが横切ってしまいました(´･_･`) 、 🖤💙の切ない感じが抉られる。、とはいえ、1日に3回ということで、見返してきます。いつもありがとうございます。

相思相愛なのに不安なんだ？なんでなんだろう🤔続きが気になる🖤 しょっぴー💙は別にフラフラしてないよね。可愛すぎるだけっすよ🤤ﾆﾍﾗ

花凜

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

君と僕のユートピア

第77話 - 求め求められ🔞

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説
一覧

関連するタグ

君と僕のユートピア

第77話 - 求め求められ🔞

作者の他の作品すべて見る

#恋愛の新着小説一覧

関連するタグ

#恋愛の新着小説
一覧