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2件

やぁん!2人ともかわいい💜💙

💜💙 〜お返し〜
オフが重なった日、翔太が運転してくれる車に乗ってお忍びでデートをして、俺の家に帰ってきた
「うぁー!楽しかったぁ!」
「楽しかったな。運転ありがとう」
「どういたしまして!」
よっぽど楽しかったのか、にこにこと口元を緩ませる翔太にお茶を差し出す
「お!さんきゅ!」
「入れただけだけど」
「ううん」
ソファに2人並んで座って、あそこが綺麗だった、あれが楽しかったと、今日のデートについて話に花を咲かせる
「またどっか行きたいなぁ〜」
「そうだな」
話が落ち着いてふいに沈黙が訪れる
どちらからともなく顔を見合わせる
何かを訴えるようにじっと見つめてくる、翔太の瞳が浮かべる色は艶っぽくて甘い
その蜜に誘われるようにして、翔太の後ろの背もたれに手をついて覆い被さりキスをする
応えるように翔太の手が俺の腕を握りしめる
角度を変えながら何度もキスを重ねる
ゆっくりと唇を離せば、掴まれた腕を引き寄せられるから、名前を呼ぶ
「翔太?」
目が合って、まだ物足りなさそうだな、なんて思ったのも一瞬、片手で後頭部に手が添えられてぐいっと首を引っ張られる
「っ!」
息が触れるほどの距離に唇が近づき、下唇をぺろりと舐められた
「お、まえ…」
驚いて背もたれに頭を預ける翔太を見下ろす
「お返し」
語尾にハートが付いてそうな甘い声で呟き、嬉しそうに少しいたずらな表情を浮かべて舌を出している
(あーもう、そーゆーことしちゃうんだ)
可愛すぎる
膨大な感情が処理しきれず、じっと無表情で翔太を見つめると、思っていた反応と違ったのか少し焦り始める
「あれ?……ふっか?」
小首を傾げてくる翔太の両耳を手のひらで塞いで、逃げられないように顔を固定して再び唇を重ねる
体重をかけて深く深くキスをする
絡まる舌はお互いに熱くなっていく
「んっ、はぁ、ふっ、か、ん」
肩に置かれた両手が服を握り、翔太の限界が近いことを悟る
口を離して顔を覗き込めば、蕩けた瞳をしながらもふわりと笑う翔太
「ふっかもお返し?」
「仕返しだよ」
「ふは笑 負けず嫌いめ」
「翔太にだけ」
「それは知ってる」
にへへ、と口元を緩める翔太
してやったりなその顔は少しムカつくけど、満足気にしているところが可愛い
「もっかいキスする?」
「っ!うん!」
試しに提案してみれば、珍しく素直に目を輝かせて嬉しそうな返事をする
首に両手が回されて、ん、とくちびるを突き出してくる
どうやら今日は素直で無邪気な日みたいだ