TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
烏野高校

一覧ページ

「烏野高校」のメインビジュアル

烏野高校

4 - 第4話 相談

♥

35

2024年06月15日

シェアするシェアする
報告する

<ピピピッピピピッ>

朝だ。早々に支度を済ませ、家を出る。

(部活どうしよ。高校の部活なんて人生の中でトップクラスに青春だし、恋愛も出来るかもしれないし…)

なんて考えてると学校に着いた。

下駄箱で靴を履き替えていると、後ろから声がする。

「ゆりちゃーん!おはよ!!」

高校生活、お友達第一号のかほちゃんだ。

『おはよー。朝から元気だのー』

「そういや昨日は席離れちゃったけど、他の子の視力の問題でゆりちゃんと隣の席になったよ!」

『まじ!やった!』

そのあとは他愛もない話をしながら教室に入った。一番乗り!かと思いきや1人いる。

(メガネイケメンや。あの人苦手なんだよな)

とりあえず自分の席に座って話しかけてみよう。

『おはよう。昨日は聞き忘れちゃったけど、名前教えて!』

「……まず自分から言ったら?」

『西川ゆり。はい!あなたは!』

「…..月島。」

月島。この人に似合っている苗字だ。名前はなんだろ。

『下の名前は!』

「はぁ…」    👇⬇

喋るのがめんどくさくなったのか、自分の机から名札を取り出して指を指す。

(「月島蛍」…)

『…けい、くん?』

「え、あ、そう。」

なんでかちょっとびっくりしていたが、少し話してくれるようになった。良かった。

人が段々と教室に増えてきて、先生が入ってきた。

<はい!みんなおはようー。昨日話した、部活の件は考えてきたかなー?>

…あ、やべ。蛍くんに集中しすぎて考えるの忘れてた。ど〜しよ〜!

『うーん…』🤔

「…」

何か視線を感じて横を見る。

バッ

と同時に蛍くんが私の反対方向を向いた。

(…ん?いま、私の方見てたのかな?)

あとで部活の件を相談してみよう。

<それではHRは終了。みんなまた後でねー>

(…よし!)と覚悟を決め、右を向く。

『ねね、蛍くん。』

<続く>    NEXT▶♡20

loading

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚